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かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

THE BEATLES ホワイトアルバム

2018年12月17日 | The Beatles

ナンシーウィルソンさんが、亡くなられたという。
私が初めてブルーノートに行ったのが、ほぼ30年前のニューヨーク。
そこに出演していたのが、ナンシーさんだった。
まさに、貫禄のステージだった。
以来、ステージを見る機会には、恵まれなかったが、活躍されていたのだろうか。
ご冥福をお祈りする。



The Beatles Clubは、Please Please Me以来、50周年を迎える度に、レビュー誌を出していたが、これは、ホワイトアルバムのもの。

なかなかの充実版だった。
どこから手に入れるのかわからないが、見たことがない写真も結構入っていて、エピソード群も、知らなかったことが結構入っている。
一次情報は、もう入ることはないはずなので、どこかの本や、記録に載っていたはずなのだが、それを発掘してきて、一冊にまとめる気力?には、脱帽。

特に、ホワイトアルバム当時は、4人も一緒の時と、バラバラの時があるので、細かく動きを追っていくと、曲の造られた過程も現れてくる。
そこからあぶりだされるのは、仲のよい4人と、勝手にやっている4人のギャップだ。
ドラッグの影響もあるだろうが、結果としては、その多様性が、本アルバムをより価値のあるものとした。

イーシャーデモについては、以前よりブートで入手可能だったこともあり、多くの記載があるが、その他音源(特に、今回公開されたSESSIONS音源)への評論が少ないのは残念。
本を出すタイミングと、これらの新音源が世に出るタイミングがずれるのは、大人の事情(他社に先駆けて世に出したい)でどうしようもない。
ただ、それでも面白いエピソードが満載だ。

ビートルズの終わりの始まりと言ってしまえば、それまでだが、それほどぎりぎりのところで世に出せた名作。

ちなみにナンバーは、20181111。
思わぬ楽しみも、後世に残した。

コメント
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