かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

All the Songs

2022年02月20日 | The Beatles

今日は、ゴルフ。
最初の数ホール雨模様だったが、後に回復。
スコアは、普通。



本書は、もっと豪華本が出ていることをまず知り、高かったので、汎用本を探してゲット。
672頁もある分厚い1冊。
たぶん、私の持っている本の中で、広辞苑に次いで厚い。

著者は、Philippe Margotin と、Jean-Michel Guesdon。
音楽関係の著作が多いお2人のようだ。
Pattie Smithが序文を書いている。
Scott Freimanが、編集のコンサルタントとある。
この方は、エール大学で、ビートルズの講座を持っているとある。

ビートルズの楽曲213曲について、(基本的にはリリース順に)、曲説明、制作過程、技術的ポイント、逸話、マニア向けトリビア等を、微に入り細に入り書いてある。
関係者の写真、楽器の写真、曲に関係する写真等、ビジュアル的にも、楽しめる構成。

初版は、2013年に出ていたようだが、本書は、再販だろう。
ブック・カバー・デザインの著作権が、2016年とある。

もちろん、今回のGET BACKプロジェクトのように、今後新たに、明らかになる事実も出るだろうが、出版時点では、かなりの情報を網羅した百科事典的な1冊になっている。
よくも、ここまで情報収集して、まとめあげたものだ。

INDEX、出典リストなども、充実していて、ビートルズが作った曲を軸にして、ビートルズが活動した8年間を俯瞰できるような構成になっている。
データがしっかりしており、本書の骨格をなしているが、読み物としては、逸話や、マニア向けトリビアが面白い。

ちょっと厚いけど、ビートルズに関する百科事典代わりに、1冊いかが?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする