かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

日本語の歴史展 & COMMA~DADA

2022年07月14日 | Culture・Arts


今日は、駒込の東洋文庫ミュージアムに行ってきた。
時々霧雨が降る梅雨らしい天気。



何度訪れてもあこがれる部屋。
時々虫干しはしているのだろうか。



「海を越えて世界へ日本文学の名作と翻訳」コーナーでは、ドナルドキーンさんの翻訳本をはじめ、多数の翻訳本が展示されていたが相当古いものもあり驚いた。
「ちりめん本の世界」コーナーでは、初めてちりめん本なるものを見たが、いかにも、外国人が好みそうな装丁、内容になっていた。

そして名品室「記録された記憶ー東洋文庫の名品でたどる世界史」コーナーでは、珍品がずらり。
これは、聖書ドイツ語版。
マルチンルターが翻訳してから間もない頃のもの。
この翻訳により、キリスト教の改革が一気に進んだ。



これは、中国への旅程地図。
当時の西洋によるユーラシア感がわかる。
まだまだミステリアスなエリアだった。



これは、当時の日本を、西欧人が想像で描いたもの。
伝言ゲームもここまで来ると......



聖徳太子像と舞楽面図。
室町時代の書だが、現物が残っているものあり、当時の姿と、今の姿を見比べてみるのも面白い。



いつも思うのだが、謎の廊下。
ただの廊下では面白くないので、このようなデザインにしたのだろう。



そして、メインの企画展示「日本語の歴史」コーナー。
文字で残されるようになって以降のものだが、漢字から、ひらがな、カタカナが作られていった様子、外国人の残した書物により、当時のはひふへほが、ふぁふぃふふぇふぉだったことがわかるなど、興味をそそる展示がずらり。
文字に遺される前の日本語については、起源がわからないとするが、琉球との関係を指摘するものもある。アイヌ語は、系統が異なると考えられているらしい。

これは、福沢諭吉による英和辞典。
1860年!
ヴは、この時生まれたのだそうだ。



そして、言海。
私が卒業した高校の初代校長が著した。
こちらは、1897年。
近代的な国語辞書の始まりとされる。

ということで、大充実の展示だった。



夜は一転。
横浜FRIDAY。
コロナ後初めて。
ピーク時は、確か閉まっていたはず。



雰囲気は、コロナ前と全く変わっていなかった。



目当ては、COMMA-DADAさん。
八重洲に出ていた時は、時々行っていたが、あそこもクローズしてしまい、最近は、Fridayに定期的に出演している。



今月は、リンゴの誕生日ということで、リンゴ特集。アミーゴ松崎さん、大活躍。
特に3部構成の内第2部は、リンゴのソロの曲のみ。
ようやるわ!
それにしても、さすがの安定感。
演奏も喋りも、円熟の域。



ラストは、松崎さんが前に出て、Good Nightで、締めくくった。
近くにこんな老舗のライブハウスがあるのは、ありがたい。
最近、クレイジーケンバンドは、出ていないみたいだが。

また訪れたい。
コメント
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