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朝土砂降りだったが、昼から、夏らしい天気になった。
これから、夏がしばらく戻りそうだ。
今日は、鎌倉殿の13男シリーズの3回目として、修善寺に来た。
2回目だが、今回は、ドラマとおかげで、予習十分。
真言宗の立派なお寺。
温泉地でもあり、のどかなイメージもあるが、ここで起こった事件は、暗いものばかり。
博物館には、前回も入ったが、水膨れして醜くなった頼家をモデルにしたお面があり、修善寺物語という劇も出来た。
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これは、独鈷の湯。
雨の影響で、桂川の水量が多いことがわかる。
空海が独鈷で、岩を砕き、霊湯を湧出させただという。
あり得ないが。
伊豆最古の湯と言われている。
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頼家のお墓。
大河では、その死は、どう描かれるか。
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その手前には、頼家に従って亡くなった13人の士の墓が移設されている。
その奥には、指月殿という北条政子が息子頼家の冥福を祈って建てた経堂がある。
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鎌倉時代の釈迦如来坐像も拝むことができる。
ちなみに、修善寺の仏様は重文で秘仏だが、11月初旬のみ開帳されるとのこと。
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さらに進むと、竹林の小径があり、緑が美しい。
ミシュラン2つ星という。
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そこに、ギャラリーしゅぜんじ回廊があって、美しい写真が展示されていた。
絵葉書で、販売して欲しいぐらいの素晴らしい出来。
これが、寺宝のお面。
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そこから、川を渡って、ちょっと登ったところに、範頼の墓が、ある。
義経討伐を断ったため、頼朝に謀叛の疑いをかけられ、鷹狩りの混乱時に、頼朝の後継と名乗り、頼朝の怒りを買い、修善寺に幽閉。
梶原景時に攻められ、自害したと伝わる。
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ここが、範頼が幽閉されたという日枝神社。
拝殿の手前に庚申塚が、あり、そこにあった建物に幽閉されていたという。
ということで、暗い歴史を持つ修善寺。
範頼の子の公暁が、実朝を暗殺したことにより、源の世から、北条の世に変わる。
ということで、短時間だったが、大河ゆかりの地は、回ることができた。
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ランチのために、中伊豆ワイナリーへ。
シダックスさんがやっており、温泉や、スポーツ施設も併設されている。
富士山も拝め、素晴らしいところ。
訪れたのは、ここも2回目。
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日本としては、広い葡萄畑が広がる。
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10種類もの葡萄が栽培されているが、まだ若く、外観から、見分けるのは、難しい。
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1階は、ワイン工場になっており、製造工程を見学できる。
山梨県の方が、大規模だが、ここは、雰囲気もお洒落なので、訪れる価値あり。
ということで、中伊豆を、さらっと満喫できた。