かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

aja

2022年07月30日 | Music
今日は、故あって、一日中家。
猛暑の1日で、ちょうどよかった?



本CDは、前回のラリー・カールトンのスタージを見た時、2ndセットを、本人のヒット曲と、スティーリー・ダンの曲だけで固めたのを見て、興味を持って買った数枚の内の1枚。
そうしたら、某音楽史の70年代のアルバムベスト100の1位に輝いていて、驚いた。
Aja というのは、ライナーノーツによると、友人の兄が韓国に行って、結婚した相手の名前なのだそうだ。
そのせいか、ジャケットは、日本人モデルの山口小夜子さん。
アジアンテイスト満載?

音は、とにかく洗練されている。
ロックがベースのはずだが、ジャズ、フュージョンと区別がつきにくい。
参加ミュージシャンも超豪華で、何でこれだけ集められたのだろう?

例えば、アルバムタイトル曲のAjaでは、Steve Gaddと、Wayne Shorterが共演。もちろんLary Carton 他、その他大勢も。
完璧なアンサンブル。
Peg(麗しのペグ)は、本アルバムの中では、1番のヒットだと思うが、キャッチーな曲と、ノリのいいボーカルは、頭にこびりついて離れない。

本アルバムは、1977年に出たが、本CDは、1999年のリマスター盤で、音が当時より相当よくなっているという。
このようなアルバムには、リマスターが効果的だ(繊細な音がよく聴こえるようになる)。

ラリー・カールトンが、1stセットをクルセイダーズ、2ndセットをスティーリー・ダンの曲で固めたステージを企画したのかがよくわかったような気がする。
彼にとっての最初の到達点であった同時に、新たなスタート地点でもあった。
そしてそれは、今のフージョンの原点にもなったということなのだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする