かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Come Come Everybody

2022年12月16日 | Music
今日も寒い。
評判のニューヨークシティサンドを購入したら、1時間半待ち。
買い終わった頃には、2時間以上待ちになっていた。
景気がいいのやら、悪いのやら。



本CDは、昨年の朝ドラのサウンドトラック。
朝ドラのサウンドトラックというのも珍しいが、ジャズをテーマにした3代100年に渡る壮大?なドラマだったから、サウンドトラックが出てもおかしくない。
本サウンドトラックの存在は知らなかったのだが、先日のナベサダさんのコンサートで売っていたので、帰ってからAMAZONでゲット。

朝ドラは、真面目に見たことはなく、本ドラマもちらちらしか見ていないのだが、なかなか面白いと思った。
一般的な評価はどうだったのだろうか。
そして、縁も感じていた。

Come Come Everybodyの題名は、戦後間もないころのラジオの英語講座の題名なのだが、大学時代その平川先生のご子息に英語を教えてもらったことがあり、そのテキストも、お父さんが作ったレトロなものをそのままだった。
英語講座のテーマ曲も、証城寺のたぬきのメロディに平川先生作の詞を乗せたもので、本ドラマが始まる前は、ほとんど知っている人がいなかった曲だったろう。
まさか、40年以上も経ってから、再会するとは思わなかった。
CD1枚目の最後に収録されている。

もう一つは、ナベサダさん。
昨年のコンサートで、本番組の総集編にナベサダさんの曲が出て来なかったと笑っていたが、実名でも登場し、大きくかかわっている。
日本におけるジャズの創生期を描いたという面でも、面白かった。



本CDは、2枚組で、1枚目がTraditional、2枚目がModernという括り。
2枚目は、本ドラマの音楽を担当している金子隆博さんが作曲したものがほとんどで(1枚目にも金子さんのオリジナルあり)、本CD全体も、金子さんが手がけた。
金子さん自身が、ミュージシャンで、ひじょうに、いい感じで聞ける。
確か、ドラマの主人公と同じで、突如演奏ができなくなり、製作者側に回った方と記憶する。

北村英治、渡辺貞夫、BIG HORNS BEE(米米CLUBのホーンセクション)など、リジェンド級のミュージシャンの他、よくステージでお見掛けするセッションミュージシャンが演奏しており、単なるサウンドトラックではなく、時代時代のジャズを、最高レベルのミュージシャンが演奏するという、ジャズの歴史をたどれるような構成になっている。

ピアノの曲は、モノ録になっていたりして、レトロ感も強調。

ドラマを見た人にも、見なかった人にも、お勧めできる1枚。
コメント
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