かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ナイアガラ トライアングル Vol.1

2022年12月06日 | Music
今日は、ゴルフ。
前半、小雨まじりで、いまいちのコンディションで、グリーンの速さも不安定。
という言い訳で、スコアもいまいち。



ナイアガラ トライアングル Vol.2については、以前触れた。
そのずいぶん前に出たVol.1 も聞きたくなってゲット。
ゲットしたのは、30周年記念バージョンだが、大滝さんが、まだご存命で、自ら中心になってプロデュース。
この7年後、65歳で急逝された。



本作は、この3人(大滝さん、山下さん、伊藤さん)が中心になって、大貫さん、吉田さん、坂本さん、松任谷さんなど、今から思うと、超豪華メンバーが、合宿みたいにして作ったアルバム。
福生は、今でも米軍基地が残るが、アメリカの雰囲気が濃厚な町。
そこで、自由気ままに作った作品という感じ。
今でも山下さんが、コンサートで歌うパレードなども入っているが、インストルメントや、語り曲も。
ラストのナイアガラ音頭は、あまりにも有名。
ボーナストラックには、ナイアガラ音頭のカラオケバージョンも。
同じく、ボーナストラックのココナツ・ホリデイは、3人?が、マイクはさんで、じゃれ合っている感じ。
一応作詞作曲伊藤銀次とはある。

底抜けに明るい楽観主義と、音楽をとことん楽しもうという創作意欲が、このような不思議な作品を生んだということなのだろう。

大滝さんは、その後ナイアガラのふわふわした活動にも、終止符を打ち、エンジニア、プロデューサーとして、日本のポップス史に残る傑作を生みだしていく。
こういう展開を、当時、誰が予想しただろうか。
当時の創作ノート+歌詞カードと思われるインサートのレプリカも付いているが、そこからも楽しさが伝わってくる。
日本のポップ史の原点として、伝え続けられるであろうおもちゃ箱。
コメント
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