今日は、素晴らしい天気。
いつもの寿司屋へ。
大島の眺めも素晴らしい。
地物の新鮮なネタが売り。
久しぶりに、生牡蠣もいただいた。
このサンダーバードは、昨年封切りになった新作。
元は、2021年にイギリスでリメイクされた3作品を、日本で劇場公開用に再構成した。
55は、日本での放送開始55周年ということらしいが、go goと被せた。
何と言っても、1番の魅力は、メカ群。
映像化されていない音声のみの物語が3作残されていたそうで、それを、50年以上前の技法をそのまま使い、映像バージョンにして、現代に蘇らせた。
1作目は、トレーシーが、初めてトレーシー島を訪れたベネロープに、基地を紹介する異色作で、改めてそのメカの斬新さに驚かされる。
サンダーバードの歴史年表がついているが、作品の構想が、練られたのは、1963年ということで、ビートルズが売り出された時期と被る。
2作目と、3作目は、典型的な、サンダーバードストーリーで、スリルとサスペンスとユーモアとで、楽しめる内容になっている。
2作目と3作目の間には、メカの説明プログラムが挟んであって、サンダーバード2号のそれぞれのコンテナに何が入っていたかを、初めて知った。
その後に、ネビュラ75というボーナス番組が、入っていたが、同時上映されたもののようだ。
これは、アメリカ英語?
サンダーバードの撮影技術だが、ストーリーは、直接は、関係ない。
とにかく、小学校時代、夢中になって見ていた。
白黒でだったが。
劇場用作品の2作は、1967年と、1968年とあるから、まさにど真ん中。
文字通り、手に汗握って見たことが思い出される。
残念ながら、手に汗を握るには、とうが立ってしまったが小さなお子様がいるご家庭には、ぴったり。
英語版で見れば、イギリス英語の発音の勉強になる?
特典映像が、何と全部で、294分。
これでもか、これでもかという感じ。
庵野さんのシン・サンダーバードは、メカ中心に繋げた庵野さんの作品をデジタル技術を駆使して、庵野さんが、リメイクしたもので、サンダーバード全話から、スリリングな場面や、さまざまなトピックに合った場面のみを切り出し、再構成したもので、まさに、サンダーバードの魅力を濃縮した作品になっている。
その後の映画や、実際の機械の元ネタでは?と思われるものもあり、楽しい。
メイキングでは、本作製作に至った経緯や、撮影苦労話が語られ、作品の見どころが、浮き彫りになる。
ということで、本編をもう一度見てしまった。
パペット人形劇の歴史のドキュメンタリーも面白かった。
ちょうど、私が生まれた頃。
円谷さんが、特撮に取り組んでいた頃にも重なる。
技術も、テーマも試行錯誤だった。
サンダーバード以降、キャプテンスカーレットまでは、知っていたが、その後泣かず飛ばずで、パペット人形劇の歴史は、突然終わってしまった。
今も続く日本で続く特撮とは、対象的だ。
そう言えば、ラゴンの原型みたいのが出てきたが、円谷さんは、見たことがあったのか。
おまけの冊子は、映画公開時のプログラムの縮小版らしいが、完璧だ。
知りたい情報がてんこ盛り。
これは、メカの図解説明。
当時のイマイのプラモデル。
1号から4号までと、ジェットモグラを持っていたが、5号や、基地までは、手が出なかった。
国際救助隊が活躍した場所。
世界中に活動範囲が及んでいたことがわかる。
東南アジアの寺院のイメージを最初に見たのも、サンダーバードだったと思う。
ということで、素晴らしいコレクターズ・エディションだった。