今日は、ゴルフ。
スコアイマイチながら、ランチタイムに、日本の村神様のサヨナラ逆転シーンが見れた。
桜は、咲いてるのと、まだなのと、マダラ模様。
本BDは、昨年、ジム・モリソンの豪華未発表作品集?をゲットし、そういえば、まだ映画を見ていなかったと思ってゲット。
中古品だったが、たぶん新品。
カバーは、リバーシブルになっている。
1991年のオリバー・ストーン監督作品。
私の、シカゴ駐在時代だが、当時、オリバー・ストーン監督は、問題作を多く発表しており、本作もかなり話題になった。
ドキュメンタリーに近いように見えるが、虚構が多いとの批判も受けた。
絶版になっているのは、そのせいかもしれない。
誇張は、感じるが、当時の西海岸の、薬まみれの状況をよく表現している。
エドサリバンショーに出禁になった逸話も。
ウォーホルや、ニコも出てくる。
そしてステージでの逮捕。
露出事件も。
暴走を誰も止められなくなる。
様相もすっかり変わってしまった中での、クレージーなコンサート。
それにしても、当時のステージの再現は、凄い。
オリバー・ストーン監督ならではの、こだわりだろう。
おまけ映像では、4回のステージを再現ロケし、エキストラを多数起用したため、予算を大幅にオーバーしたと語っている。
全編を通して流れ続けるdoorsの調べ。
そして、破滅。
切なすぎる最期。
芸術のためという範囲をとうに逸脱して、誰にも止められなかった。
ドラッグが無ければ、彼は現代のキリストになれたのか?
ビートルズの4人も、クラプトンも同じ世界にいたが。
見たあとの疑問?
特典は、2006年に制作された、パリに行ってからのモリソンを追ったドキュメンタリータッチのプログラム。
彼はドラッグは嫌いで、もっぱらアルコールだったという。
そして、パリで、真剣に、詩人や映画監督になろうとしたという。
しかし、結局アルコールまみれに戻り、亡くなってしまった。
映画で極端に表現された内容を軌道修正する意味もあったろう。
もう一つの特典では、doorsの音楽を様々な関係者が語り尽くす。
doorsの音楽の多くが、詩からスタートしたり、様々なジャンルの音楽の影響を受けつつ、独特の世界を作ったことが、語られる。
オリバー・ストーンを批判するコメントや、doorsの元メンバーが、内容を批判して、協力を拒否した話も。
ストーン監督は、あらゆる資料を検討した話とか、映画は、ノンフィクションではないと反論している。
ひじように興味深い。
当時のカルチャーを体感することができるまさに問題作?