今日も、予報通り冷たい雨。
ゴルフもキャンセルになったので、急遽、DAVID BOWIEの映画を見に行くことにした。
横浜では、みなとみらいのKino Cinemaでしかやっておらず、桜木町へ。
桜は、満開。
会場は、ミッドスクエアというビルの2階。
1階は、立派な蔦屋だった。
ランドマークでは、このスペース確保は、難しい。
さて、この映画、音楽プロデューサーがトニー・ヴィスコンティということで、すばらしい映画だった。
ドキュメンタリーという感じではなく、BOWIEの音楽、インタビュー、アートなどを通して、BOWIEが何を考え何をしようとしていたか、美しい映像、音響と共に、考えていくような構成。
とにかく変幻自在。
常に、仮面をかぶっていたのか。
居所も、イギリスから、西海岸から、ベルリンと次々と変えた。
世界中を旅し、亜細亜にもよく訪れた。
仏教にも興味を持ち、東南アジアの寺院に訪れた映像も。
観客を喜ばそうというのではなく、自分のやりたいことをやり、観客をついてこさせた。
私の唯一行けたリアリティ・ツアーには全く触れず、切り取り方は、かなり大胆だ。
同じフィルムを繰り返し使ったり、突然の最後にも触れず、フィルムは終わる。
今も永遠に美を追求し続けているという意味だろう。
BOWIEのすばらしさを改めてかみしめた。
最期まで、すばらしいミュージシャン、アーティストだった。
劇的過ぎる生きざまでもあった。
鑑賞後、みなとみらいでランチ。
春の懐石。
生桜付き?
赤レンガ倉庫とマリンタワーの2ショットは、初めて見たような気がする。
ということで、雨のおかげで、思いがけず、楽しい1日を過ごせた。