本展は、新聞で知った。
即、来た。
会場は、根津美術館で交通至便。
周りは華やかだけど、この空間だけ、別世界。
これは、暗くなってからの写真だけど、都会のど真ん中のこの空間。
素晴らしすぎる。
今回は、庭は割愛したけど、庭もすばらしい。
オープンスペースには、素晴らしい仏像群。
これだけでも、見る価値大。
三尊像は、当時の中国では当たり前だったのかもしれないが、今はほとんど残ってなくて、日本に多く残されている。
このアルカイックスマイルは、まさにその時代のもの。
中は、撮影禁止なので、紹介できないが、素晴らしい。
素晴らしすぎる?
以前、4時間並んで、北宋時代の絵を見たことがあったが、同レベルの絵をじっくり見ることができる。
北宋時代の絵画のレベルの高さは、よく言われるが、まさに東の文化のピークだった時代の書画かもしれない。
正直、書の方は、よくわからないのだが、画の方は、感嘆せざるを得ない。
どういう人が、どうやってこんなすばらしいかつ緻密な絵を描けたのだろうか。
好き嫌いはあるだろうが、この技術については、感動せざるを得ないのではないだろうか。
書の方は、硬いのから、柔らかいのまで、いろいろで、その甲乙の付け方はわからないが、書家達の書に取り組んだ姿が目に浮かぶ。
目玉の五馬図巻は、圧巻だ。
80年振りに見つかったというが、贋作の可能性は低く、今は、重要美術品だが、すぐ国宝に指定されるだろう。
同じ画家のものとされるメトロポリタン美術館の絵も展示されているが、五馬図巻の方が、圧倒的に、保存状態がいい。
その他にも、国宝、重文目白押しで、行く価値大。
久し振りに表参道に来たので、原宿に向かって北上。
表参道ヒルズのツリーは、いつもセンスがいい。
最後ちょっと寄ったのが、RSNo9。
イギリスに続いて2店目のローリングストーンズショップ。
ストーンズのショップへは、期間限定のには行ったことがあったが、このショップは、10月にオープンしたばかりで、潰れない限り、恒久的なショップ。
ネットで見たら売り切れ商品が多かったが、ショップでは、ちゃんと売っていて、Tと、ショップでしか買えないシングルレコードをゲットした。
たぶん、既にあったビルをリノベして、B1~2Fをストーンズのショップにしたと思うのだが、海外からの客を相当呼びこまないとという感じ。
B1とF2は、客は私一人だけで、相当のストーンズファンでないと、足を踏み入れない?
ロックファンとしては、大満足。
ストーンズの最後の来日に期待したい。
日本にいると、世界最高峰の文化に手軽に触れることができる。