ワールドカップ3次予選の、日本vsバーレーン戦が始まった。
娯楽の少ない亜細亜では、サッカーは、唯一かつ命がけのスポーツだ。ワールドカップ出場が当たり前みたいな雰囲気になっているが、そう簡単でないことは、たまたま前回のワールドカップの予選で、シンガポールVS日本のGAMEを見たから言える。2次予選で、弱小のシンガポールにほとんど負けかかった。
ガンバレニッポンIとしか、今は言えない。
1960-70年代を最後に、ミュージックシーンから遠ざかっている(平たく言えばおじさん化している)私が、新譜を買うのは、珍しい。
この”Detours”は、その数少ない一枚だ。
Wild Flowers から早二年。シェリル・クロウの6作目。
乳がんを患った彼女だが、一皮向けたというか、悟ったというか、今までのポップなイメージとは、一線を画しているように思う。
そういった意味では、悟りつつある我々世代にマッチしているとも言えるが、(心の中では)まだ悟りたくないと思っている我々世代にとっては、ちょっと寂しい感じもする。
もうちょっと聴きこんでみたいと思う。
ちなみにDetoursというのは、私が、シカゴ駐在時代に新たに覚えた数少ない英単語の一つで、”まわり道”の意味。車を運転をしていると、時々この看板に出くわす。そのまま行っても、途中で、先に行けなくなる。まっすぐ行かないで、他の道を行きなさいという意味の看板だ。
人生そんなことの繰り返しだが、歌を聴く時ぐらい人生薔薇色!といった歌を聴きたい気もする。
生で、コンサートに行きたいNO1の歌手。アメリカ公演は再開しているので、日本公演を期待したい。
スウィング進化論で有名な、NS氏の話を聴く機会があった。
元々超有名国立大学文学部に入ったが、中退し、様々な肉体労働に従事。その後、何の縁もない、プロゴルファーを目指すことにして、そのためには、まずは基礎体力と、自衛隊入隊。当時は、(体力強化のため)木にいつもぶら下がっていて、蓑虫とあだ名されたという。除隊後、某カントリークラブの研修生となり、プロテスト合格。しかし、その後、優勝は、一回のみで、もっぱら執筆活動で生計を立てるようになり、今や、日本を代表するゴルフ理論家として、13もの連載を持つ超売れっ子?だ。プロゴルファーを続けるより、よっぽど大金持ちになっている。その私財を投じ、全国各地に、Sジュニアゴルフ塾を開校。ゴルファー育成にも、力を入れている。
何とも変わった経歴だが、話を聴いて合点がいった。氏のDVDも少なからず保有しているのだが、なかなか高度な理論で、ついて行ききれないところもあった。話は、もっと根本的な人生論で、かつ論理的なのだ。そして、人情家でもある。これで、合点がいった?
ゴルフは、最後は、向上心と、覚悟だという。
氏は、全国各地で、Sジュニアゴルフ塾を開講し、志ある若手を育成しているが、入学試験時の面接で、大成するかどうかは、察しがつくという。つま先立ちで立たせ、最後どこまで粘れるか。その時の粘り方で、将来の予測が大体つくのだそうだ。
今は有名になった女子プロにも、門下生が多くいる。体力的な素質より、負けん気、へこたれん気が、大成するかどうかの決め手だっという。
素質的には、門下生の中でも最低クラスだった子が、粘りで、プロゴルファーにまで、たどり着く話が締めだったが、感動的だった。プロでは、まだ賞金ゼロだが、スポンサーもついて、頑張っているとのこと(プロ二年目で、頭文字MH)。
根性さえあれば!と、話を聴いた時は、私でもと思ったのだが、根性がないことをすぐ自覚した。シュン!
最後に、飛距離を伸ばす方法の伝授があった。
①竹ぼうきなど、空気抵抗のあるものを持って、毎朝50回の素振り(特にフォロースルーを大きく)。筋力トレーニングの意味もあるが、呼吸方法の会得効果が大きい(スウィング時に息を吐く)。
②両手を挙げて、しゃがみながら、前に10歩、後ずさりで5歩のトレーニングを続ける→下半身の強化。
いつになったら、このトレーニングをやる気になるのだろう。根性が....
大相撲春場所も、2場所連続の横綱同士の相星決戦で、盛り上がった。相撲は、あっけなかったが、やはり、強い横綱が一人と二人では大きく違う。朝青龍については、引き続き、(相撲の伝統に即した)人間性の向上が必要なのだろうが、スポーツマンとしては、すごい。白鵬より、体格は劣っているが、それを、スピードと気迫で補っている。外人力士も増加している中、里帰りができるようなシーズンオフを確保できるようなシステム作りも必要かもしれない。
今日は、休みだったので、買ってあったSHANGRILA ⅢのDVDを見てみた。かなりパーフェクトに近い出来ではないか。
最初のSHANGRILAのDVDが出た時は、迫力にかける(特に映像)きらいがあったが、今回のは音もいいし(最初のは5.1CHもなかった)、画像も、迫力満点。様々なアングルから撮った映像を、長めのカット、短めのカットで織り交ぜて、スローモーションも交え、臨場感あふれている。相当凝った造りだ。一番気に入った時のないホテルも、期待通りの出来だった。ショーの完成度が高い(ステージとシンクロプールが一体化)ことも、大きいかもしれない。
おまけDVDは、シャングリラプロジェクトの歴史、今回の出演者のコメント紹介、ファイナル公演の舞台裏などで、構成されている。
ユーミン、正隆さん、フィッシャーさんらの、イマジネーションから、現実のステージにたどり着くまでの様子が紹介されている。特に、SHANGRILA は、日本、イギリス、ロシア、アメリカのメンバーの合作で、各々の得意分野も異なるため、その苦労は、並大抵のものではない。ショービジネスの世界にもグローバリゼーションの波が、押し寄せている。練習の合間に、ビーチで遊んだり、ソフトボールや、ドッジボールをやり、コミュニケーションを図っている様子は、普通の企業と変わらない。
SHANGRILA Ⅲでは、ユーミンの綱渡り(ハイワイヤーと呼ぶ)も、企画されていたが、途中で、ボツになった。その練習風景が紹介されていた。時のないホテルの企画も難易度が高く、ボツすれすれだったようだ。
おまけDVDの最後に、謎の男M(松任谷氏と思われる)が、意味もなく登場するが、The Beatlesのアルバムの最後に、時々意味のない音が入る(サージェントペパーアルバムが代表的)のを、もじったものか。遊び心もあふれるおまけDVDになっている。
ファイナル公演の公演後に歌った、ひこうき雲も感動的だった。10年近くに渡るSHANGRILA PROJECTのグランドフィナーレだったのだから。
ユーミンは、次にどこに向かっていくのだろう。常に、新たな夢に向かっていく彼女を見続けてきた我々の世代は、どうしても期待してしまうのだ。
今日回ったコースは、日本オープンにも使われた名門コースで、流石、堂々としている。600Yを越えるロングホールもまっすぐフラットで、ティーグラウンドから、グリーンも見える。いつまでたってもグリーンにたどり着かない。こういった本格コースだと、ますます実力の差が出る(泣)。
アーサー・C・クラークさんが亡くなられた。長く、スリランカに住んでおられたようだ。彼の作品で、一番印象に残っているのが、スタンリー・キューブリックさんが、脚本を書いた"2001:A SPACE ODYSSEY"だ。
モノリス(だったっけ?)の謎を解くため、木星(だったっけ?)に向かったディスカバリー号(本物のスペースシャトルの名と同じだ)の中で、人間の知能を持ってしまったコンピュータのHAL9000(このコンピューターの名が、”IBM”の名のもじりであることは、有名)が反乱を起こし、飛行士を殺し始め、残された一人が、モノリスの謎めいた真実に迫るという内容だったと思う。
ラストシーンでは、時間とは何か、空間とは何かを考えさせられた。
小学生のころ、映画館でやっていたのは覚えているが、まだ怪獣映画に夢中のころで、実際映画館では見ずに、大きくなってから、TVや、ビデオや、DVDで見た。
2001年はとうの昔に過ぎてしまったが、このSF物語の世界が、現実に近づいている。今まさに、土井さんが、宇宙ステーションで活躍しているのだ。
今朝TVを見ていたら、地球から宇宙ステーションを撮影した映像を流していた。300km以上離れた宇宙で、すごいスピードで移動している宇宙ステーションを、地球からあんなに綺麗に撮影できるとは。
すごい技術だ。まさに2008年宇宙の旅と呼ぶにふさわしい世界が現実となってきている。