かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ダージリンその8 ダージリン・ヒマラヤ鉄道その2

2010年06月15日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan
soccerball 昨夜の日本は、すばらしかった。
前半は、電車の中でワンセグ。TV観戦は、後半だけだったけど。
勝ち点3は、もちろんすばらしい結果だが、チームの一体感、徹底したカメルーン向け戦術など、敗戦を重ねた反省を、本戦に見事につなげたと言える。
オランダ、デンマーク戦も、戦術を徹底して、悔いのない戦いを続けて欲しい。



乗る予定の列車は。10:40発。観光用で、ダージリン・グーム間のみを、走る。その前のディーゼル機関車の列車が出発していった。こちらは、終点のNew Jalpaiguri まで行くようだ。



時刻表をチェックしてみると、一日二往復のようだ。今、出発したのは、10:15発。終点まで7時間。二等車料金は、隣のグームまで21ルピー(約40円)、終点のNew Jalpaiguri まで、42ルピー(約80円)。一等車だと、それぞれ96ルピー(約200円)、247ルピー(約500円)。ずいぶん安いような気がする。
もちろん、観光用のは、もっと高いのだけど(480ルピーで約1,000円。しかも隣のグームまで)。



切符売り場は、こんな感じ。顧客フレンドリーとは言えない。昔ながらで、全て手作業。



客車には、早くも土産物を売る人々も集まってきた。4両見えるが、実際は、2両のみの運行。



蒸気機関車をいよいよ連結。



最後の調整中。



この3両は、今日は、お休み?



この機関車の名前は、”山の女王”号。ヒマラヤ鉄道にふさわしい名前だ。でも、こんなちっぽけな機関車で、ちゃんとあの急な山道を登れるのだろうか?



流石、観光用だけあって、車内は奇麗。指定席になっている。乗客は、ほとんどが、避暑で、ダージリンを訪れた、家族連れのインド人だ。満席だった。
隣のグーム駅までの上り坂のみのライドが始まる。
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ダージリンその7 ダージリン・ヒマラヤ鉄道その1

2010年06月14日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan


ダージリンの観光の目玉の一つは、ダージリン・ヒマラヤ鉄道だろう。1999年に世界遺産にも指定された。
1881年に全線開通。今から130年も前に、ほとんど道らしい道もなかったこの地に、この高山鉄道を作ったという事実だけでも凄いのに、それが、今も使用されているというのは、奇跡に近い。
終点のダージリン駅には、ディーゼル機関車が待機中だった。1999年から、ディーゼル機関車が導入された。



でも、やはり人気は、蒸気機関車。3両が整備中だった。以前は、100両以上あったらしいが、今は、13両が現役という。ただ、部品などすべて手作り。石炭の入手も困難とのことで、今後も維持していくためには、相当の努力が必要だろう。



これが、乗車した列車を引っ張ってくれた機関車。整備もほぼ完了し、くべる石炭を砕いていた。



今は使われていないターンテーブル。



古い教会が、ダージリン駅を見下ろしていた。右の看板は、世界遺産を示すもの。
見えている客車が、まだ機関車がつながれていないが、乗った客車。客車1両1両に名前がつけられている。



3両並ぶと、なかなか勇壮だ?



犬は線路がお好き?
ご覧のとおり、線路の幅は、たった61cm。超狭軌。くねくね曲がった山道で、小さな列車しか走らせられなかった。それで、この狭軌になったという。
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ダージリンその6 Tiger Hill

2010年06月13日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan


今日は、伊豆の某クラブでプレイ。これほどのコースだと、スコアを超越した世界に入れる。



ダージリン到着日の翌日は、何と3:45分出発。結構たいへん。
一年中で、一番日の長い時期。
ダージリンですら霧の中なのに、それ以上高い Tiger Hillで、ヒマラヤなどが臨めると思えないのだが。
でも、ダージリンから、相当登ったところにあるし。もしかするととも思ったりして。
山の天気は、気まぐれで、この時期でも、この天気でも、見れることはあるらしい。
Tiger Hill は、ダージリン鉄道の最高地点のグームにまず行ってそこから、くねくね道を相当登ったところにあるのだ。標高2590m。
この写真は、Tiger Hillに着いたところ。展望台が、ビルになっていた。



日の出、日の入り時刻表もばっちりで期待を持たせたが。



多くのインド人も、待ち続けていて、期待を持たせたが。



屋外でも、多くの人が、日の出を待ち続けたが。



太陽が一瞬見えて歓声があがったが、山とは逆方向なんだよな....
結局拝めず。
秋のベストシーズンに訪れて、毎日待つのが最高だろう。
Tiger Hill の名は、虎がいたからではなく、ここに、イギリスのTiger分隊がいたからなのだそうだ。



天気がよければ、インド最高峰の、カンチェンジュンダ(8508m)が、拝める。
でもまぁ、インドの皆さんと共通体験をできたことで、よかったかな。


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ダージリンその5 バザールその2

2010年06月12日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan


庶民向けのバザールにも足を延ばしてみた。通路も狭いし、迷路みたいだ。



こんな山奥に魚屋さんもあった。味も、人気もいまいちのようだが。真中にあるのが、魚さばき用と思われる独特の刃物。大きめの魚も見事にさばいていた。



香辛料は、アジア共通のもの。でも日本でこれを買おうとしたら、結構たいへん。



何を売っているんだろうと覘いてみたら、一番奥にあるのは、何と納豆。
醤油は使わないが、トマト、玉ねぎ、生姜などを混ぜて食べるという。味は、日本と似ているらしい。旅の途中故、トライはしなかったが。



ミャンマーで見たコオンも見つけた。噛みタバコのようにくちゃくちゃ噛んで、赤いつばと共にはき捨てる。あまり、奇麗な食べ物とは言えないが。



SCも一つ見つけた。まだ、庶民に、馴染んでいる感じではない。



Golden Tips というお店でダージリンティーを飲み比べ。
ちなみに、Golden Tips とは、お茶のいちばん先端の尖った葉のことを言う。
トライしたのは、5種類。値段にすると、5倍ぐらいの差がある。
今の時期は、一番茶と二番茶が味わえる。四番茶まであるが、遅くになるにつれて、渋みが増す。茶畑や、葉の摘む部分でも、大きな差が出るという。Golden Tips のみで作ったものは、最高級品だ。お茶を入れる時は、好みに合わせ、3分から5分待とう。
確かに匂いは、異なるが、濃さ以外は、味の違いは、あまりわからなかった。ということで、中級品を購入。それでも、結構いい値段する。

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ダージリンその4 バザールその1

2010年06月11日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan


海外にいる時の楽しみの一つは、地元のマーケット巡りだ。どんな人が、そこで暮らしていて、どんな生活をしているかを、垣間見ることができる。

ここは、チョウラースター(Chowrasta)。ホテルの上にある広場だ。4つの道という意味だそうで、ダージリンの道を上に上がっていくと、大体この広場に出る。
観光の人と、地元の人が半々ぐらいのようだが、特にこの時期、避暑で来たインド人が目立つ。通学途中の学生や、物を運ぶローカルの人も往来している。イギリスが、町を開いた当時の建物が、まだ現役で活躍していた。



立派な像があった。BHANU BHAKTA ACHARYA さんの像。19世紀のネパールの詩人で、ラーマーヤナを著わしたという。
観光用のャjーが、たくさんいる。主に、お金持ちそうなインド人家族が、楽しんでいた。野良犬が、寝ているが、時々、喧嘩もしている。



野ざるも多いが、時々人に危害を加えることもあるということで、要注意。



焼トウモロコシ。日本と同じ。思わず買いたくなった。



この噴水も、開発当時の、イギリス人の心を癒したことだろう。



チョウラースターから下りていく道は、Nehru Road と呼ばれているようだが、どちらかというと、観光客向けのバザールになっている。旧軽のイメージだろうか。
古い写真館などもあった。
値段、質ともピンキリ。どちらかというと、キリが多いが。
結局、パシュミナと、絵葉書を購入。
パシュミナの店は、場所によって商売の仕方もいろいろ。
ウィグルでは、商品にライターで火をつけるという荒技に遭遇したが、ここでは、指輪もスルリと通る柔らかさと、くるくる丸めてもしわにならない高級感を売りにしている。値段の違いで、質も違うことがよくわかる。ただ、やはり正体不明なので、大枚をはたく気にはなれない。でも、やはり日本の値段と比べると、全然安いから、欲しい人は、本当は、買うべきなのだろう。

明日は、庶民向けバザールの方も紹介したい。
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