今日は、ゴルフの予定だったが、一昨日、中止が決まっていた。
朝から、冷たい雨がしとしと。暴風雨にはならなかったが、中止で正解。
午後、天気も回復してきたので、ちょっとまた鎌倉へ。
江ノ電さんの、電車暴走止めの蛙は、ハロウィンの衣装。
今日の電車は、オールドスタイル。中は、木の床。平成元年製造とあったから、まだそんな古くはない。たぶん、当時、古いデザインで作った車体なのだろう。
流石に空いていて、子供たちも、楽しそう。昔は、こんな感じだった。
結構、よく撮れたね。
もうちょっと、下から撮れば、尚よかったかな?
そしていつものコケーシカさんへ。
今日の目当ては、瀬谷幸治さんの、たこ坊主と呼ばれる型で、2寸。この牡丹の模様も特徴。
こどものころから、この独特のこけしが好きだった。
素晴らしい出来だ。
これは、瀬谷幸治さんの師匠(重治さん)の師匠である、岩本芳蔵さんのこけしだが、よく伝統を引き継いでいることがわかる(型自体は、芳蔵さんのお父さんの、善吉さん型)。
こけし時代の宣伝用ポスターもゲット。
運動不足解消のため、帰りは、駅まで歩いたが、途中に吉屋信子記念館が開いていた。
無料で入れたので、ちょっとお邪魔した。
吉屋さんは、明治生まれの小説家だが、大正から昭和にかけて活躍された。
昭和37年に、東京から移り住まれたそうで、ちょうど私が、鎌倉にいたころ、ここで執筆活動をされていたようだ。川端康成の家も近くである。もちろん、文学館も。
スマートな和風のような洋風のような家だが、吉田五十八さんという設計家が建てられた家で、近代数寄屋建築と言うのだそうだ。
敷地1877㎡、建物234㎡の立派な家で、私もこんな家に住みたい!と思わせる家だった。
中には、当時の机や、仲間たちとの記念写真、当時からあったであろう絵などが、そのまま展示されている。
閑静な住宅街にあり、もし開いている時に、通りかかったら、寄ってみては?
ということで、のんびりした一日だった。
今、仙台で日本シリーズが始まった。
Gも嫌いではないが、やっぱり楽天を応援しちゃうよね。
仙台出身の私は、特に。
シンコーミュージックさんからも、当然、PM特集が出た。
ちょっと高いが、全編PMなので、ゲット。
流石、老舗のシンコーさんだけあって、しっかりしている。
某雑誌にも載っていたような気もするが、湯川れい子さんの巻頭最新インタビュー。
初めて会ってから47年ということだが、PMが生まれる前という???
そして、過去の来日時のインタビュー。ビートルズに初めてあった日本人の星加さんを擁するMLの威力発揮。
そしてPMの歴史。解散後の浮き沈みの激しさに、改めて驚かされる。解散後、ヴィーナス&マース辺りまでは、INGで、追っかけてた。JLが亡くなってからしばらくは、厳しかった。私も、社会人になったばかりで忙しくて、当時は、あまり聴かなかった。
90年代に入って復活。リンダが亡くなって、ちょっと元気をなくしたが、その後、再復活し、心配になるほど、フル活動が続く。
ビートルズ時代から、PMの曲を中心としたディスコグラフィーもあるが、その流れは、作品群からもわかる。
名曲50と、PMとかかわった人名事典で締め。
20世紀最大の作曲家が現役で、来月我々の前で、パフォーマンスをしてくれる。
何と幸せなことだ。
PMが隠居したら絶対ありえないツアー。
資産は、1千億に迫るという。Why ?という質問に対し、コンサートでファンと接するのが楽しいいという。
根っからの、パフォーマーである。
何故か、横浜の小さな書店に、本書が平積みになっていた。
思わずゲット。
くだけた本なので、あっという間に読了。
仙台地元民ならではの情報満載。
私は1977年までしか住んでいなかったが、本書の著者は、そのちょと後の時代の情報を主にしており、知らないこともちらっとあったが、フムフムと、思わず懐かしく、微笑んでしまうネタが満載。
住んでいたころにはあまり有名でなかった牛タンの秘密がわかった。
牛タン自体は、私がいたころにあったが、75年オープンの喜助が、80年に仙台名物を名乗ったのが、ブームのきっかけだったのだ。道理で。
懐かしいめしのはんだやは、仙台オンリーの食堂だったのだ。とか
炉端焼きのしゃもじで料理を運ぶのは、国分町の炉はたが元祖だったのだ。とか
萩の月より前に、伊達小巻があったのだ。とか
謎のスポーツウエア、ジャスの秘密も。
仙台に住ん出る人、住んだことのある人は、気軽にいかが?

高速から出たすぐのところにある菅沼集落は、最初にちょっと見下ろしたが、五箇山インターの近くにあるので、実際降りて見ることにした。
道から見下ろすとこんな感じで、結構坂だ。
ところが、駐車場に車を止めると、そこからご丁寧にエレベーターで下に降りることができる。駐車料金が、エレベーター代?

エレベーターを降りるとトンネルになっており、左がインターチェンジに近い方で旅行村などがあり、、右が、集落になる。
時間もないので、集落の方のみに行った。

これ、実は全部作り物。布で、作ってある。村の人たちが、観光客目当てに作っているという。
面白いので、大根の3本セットをゲット。

世界遺産の価値ある。

実際、村の方々が、生活しておられるのだが、農業だけでは厳しいだろう。たぶん、今は、観光中心かな?

この何気なさがいい。

五箇所村の中の、相倉集落から、菅沼集落に向かう途中で、毎週日曜にやっているという当地に伝わるむぎや踊りのショーをやっていたので、しばし、見学。
のどかである。

料理屋の前の広場で、5人のミュージッシャンをバックに、踊る。
観客は、町内の人が多かったように思ったが、村に滞在してた人もいたのかな?

これがむぎや踊り。
何と五箇所村の起こりは、平家の落ち武者がここに住み着いたのが始まりという。
そして、かつての栄光を想い起すのがこのむぎや踊りなのだという。
日本の七大民謡踊りとされ、無形文化財に指定されているのだそうだ。
伝統をしっかり引き継いでいって欲しい。
何といっても、800年の歴史があるのだ。

女性の踊りも。

こちらは、ちょっと優雅。

こちらは、ちょっと弾ける感じで。
写真だけ見てもわからなかったね。