かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Peter Frampton

2021年02月23日 | Music
今日は、家事?
やること、ありすぎ。



最近、ロックミュージシャンの自伝本流行りで、Peter Framptonも。
ハンブルパイでの活動辺りから、名前は、知っていただろうか。
ソロになり、ライブ盤(Frampton Comes Alive)がバカ売れして、人気ギタリストに仲間入りした。
2019年まで、Mr.Jimmyと共に、ツアーをしていたのでまだまだ現役と思っていたら、最後のツアーという位置づけだったようで、その後、本書を出した。

まだ読んでいないが、パラパラめくったら、かなりリラックスした内容のようだ。
もっと、音楽人生のことをDeep に知りたい人は、物足りないか。



これも出版元から、サイン本をゲットした。
感謝感謝。


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青天を衝け 前編

2021年02月22日 | TV Program


昨日は、青天を衝けの第2回だったが、今のところ面白い?
似たような書評が続いて、恐縮なのだが、似たような本がたくさん出ているので。

本書のようなガイド本は、たくさん出ていて、前産経さんの本を紹介したが、こちらが本家本元ということで、重複覚悟で、ゲット。
産経さんの方が、ややエンタメ色が強いが、ほとんど扱っているコンテンツは同じ。
ただ、感心するのは、全く同じことを説明しているのに、表現が、必ず変えてある。
出演者のインタビューなど、別々ではなくて、一つのインタビューを、別々に書いただけではないのかと思うほど内容は似ているのだが、文章が異なる。
写真も、必ず違う写真を使う徹底振りには、感心さえする。

ということで、こちらの方が、やや真面目で、本のサイズもやや小さくなっているのだが、内容はしっかりしているし、大河ドラマの歴史や、栄一所縁の企業の記事っぽい広告など、独自の企画も楽しめる。
主役3人の青淵文庫でのインタビューは、写真も多く、撮影現場の生の声が満載で楽しい。

ガイド本を1冊ということであれば、やはり本家本元か。
ただ、後編、完結編と3冊セットになるらしいので、要注意。
ロケ地ガイドなども付いているが、調べたら、博物館的施設は、コロナの影響で、予約をまだ受け付けていないところがある(屋外施設は問題ないが)。

昨日ふんだんに出てきた藍畑のシーンも、最初植えた藍は、コロナで撮影が延びて、藍も伸びすぎて、全部植え直すこととなり、秋になってやっと撮影できたのだという。
獅子舞のシーンも、工夫を重ねて、やっと撮影できたことを知った。
このような裏話を読みながら、ドラマを楽しむのも、面白い。
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南房総 神社巡り その2 

2021年02月21日 | Other Eastern Japan
今日は、ゴルフ。
風が少し収まってよかった。
スコアいまいちながらも、調子は、悪くいない。
やや花粉症っぽいが、これだけ外に出ていれば、しょうがないか。

昨日の続き。
実は、昨日、全部アップしたのだが、特別な漢字を追加入力したら、文字化けして、その後の記事が消えてしまった。
前にもこういうことがあったが、難しい感じを使うのは、やめよう。



さて、もう一つの安房国一之宮は、安房神社。
祭神は、洲崎神社と同じ天比理刀●(日編に、羊)命(あめのひりとめのみこと)と、その祖父にあたる天太玉命(あめのふとたまのみこと)で、基本的にストーリーは、洲崎神社と同じ。



たぶん発祥は同じなのだと思う。



安房神社の方が、内陸にあり、広々としているが、海への近さは、洲崎神社が上回る。



房総半島の一之宮の参拝を終え、木更津へ。
まず、訪れたのが、八剱(やつるぎ)八幡神社。
八剱とは、元々この辺りの地名だったそうだ。
祭神は誉田別命(ほんだわけのみこと、応神天皇)、息長足姫命(おきながたらしひめのみこと、神功皇后)、足仲彦命(たらしなかつひこのみこと、仲哀天皇)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)で、通常の八幡神社の祭神に、スサノオと、ヤマトタケルノミコトがプラスされた形になっている。
スサノオは、この地名(八剱)から、祀られたか。



元々の社殿は、源頼朝が鎌倉開幕に当たり、寄進したものという。



源頼朝所縁のソテツも。



吾妻神社も近くにある。
弟橘媛が入水した数日後に袖の一つが漂着し、その袖を収めて、建てられた神社という。



ヤマトタケルノミコトが漂着した袖を見て読んだ歌が、「君去らず 袖しが浦に 立つ波の その面影を みるぞ悲しき」であり、木更津、袖ケ浦の地名の元となっている。
富津という地名もあるが、これは、元々布流津であり、布が流れた津から来ているということらしい。
もちろん神社の名前は、ヤマトタケルノミコトが、弟橘媛(オトタチバナヒメ)を想ったことに由来する。



鏡ヶ池。
ヤマトタケルノミコトと従者が、池の澄んだ水で、喉を潤し、身なりと正したと伝えられる。



最後に訪れたのが、橘神社。
と言っても、神社のある公園が昭和になってから作られたものなので、神社自体は新しいと思われる。



きみさらずタワーの下にある。
このタワーの上には、日本武尊と弟橘媛。
日本の塔は、刀を、展望台は、船をイメージしているという。
登ったら、風が強くて、吹き飛ばされそうになった。



東京湾を一望にできる見事な眺めで、アクアラインもくっきり見える。
横浜のランドマークタワーまでは見えたが、残念ながら、霞んで富士山までは見えなかった。
見えたら、夕日がきれいだろう。

ということで、1日、駆け足の旅だったが、大充実。
着々と一之宮参拝も進んでいる。
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南房総 神社巡り その1

2021年02月20日 | Other Eastern Japan
今日は、日中、春みたいな天気。
満を持して、積み残し中だった、南房総一之宮巡りを敢行。
南風が強すぎた以外は、素晴らしい1日だった。



まずは、茂原の橘樹神社(たちばなじんじゃ)。
上総国二之宮。
アクアラインから行こうと思っていたのだが、ナビで、湾岸経由と出たので。
どっちがよかったのだろうか。



河津桜?



祭神は、弟橘比売命。
ヤマトタケルが、東夷征伐の際、海が荒れ、弟橘比売命が身を投げ救ったという伝説に基づく神社。
漂着した遺物の櫛を墓に納め、墓標代わりに橘の木を二株植えたのが、起源という。



次に訪れたのが、玉前(たまさき)神社。
上総国一之宮。



珍しく、黒塗りの拝殿。
御祭神は、玉依姫命(たまよりひめのみこと)。
海幸彦、山幸彦の伝説からつながる。山幸彦の子の妻で、神武天皇の母となる。
ただ、戦国時代に神社は荒れたため、資料が多く焼失したという。



裸足で、一周すれば、願いがかなうというが......



館山に向かって、南下していたら、途中で、保田(ほた)小学校の看板を見つけたので、ちょうどお昼時でもあったので、寄ってみた。
一旦、高速を降りて、料金がどうなっているのか、ETCでわからないのだが。
保田小学校が廃校になり、道の駅として再活用した話は、テレビで見たことがあったが、大人気。
地元にも、観光客にも受けている。



保田小給食。
ハムカツ、クジラの竜田揚げ、カレーシチュー、赤いウィンナー、たまごやき、ぴーみそ......
右上は、大学いも。
なんで大学いもと呼ぶのだろう。



椅子ってこんなに小さかったか?



二宮金次郎は、どの小学校にもあった。



体育館は、土産売り場に。
こちらも、大盛況。
小学校校舎の原型をなるべく残し、すばらしい施設に生まれ変わっていた。



洲崎(すのさき)神社は、東京湾に突き出たような岬にある。
150段近くある階段を登らないと、たどりつかない。
厄払坂というらしく、ちょうど良かった?
安房国一之宮となっているが、安房神社も一之宮を名のっており、両方とも一之宮としておこう。



春が一番早く訪れる地域で、ここも桜が咲き誇る。



拝殿は、こじんまり。
天比理乃●(日編に、羊)命(あめのひりのめのみこと)を主神とする。
神武天皇の時代、安房忌部一族の祖天富命が四国の忌部族を率いて房総半島を開拓されたため忌部の総祖神天太玉命の后を祀ったという。

源頼朝が石橋山の合戦に敗れて、房総の地に逃れてきた時に、最初に参拝し、再興を祈願したのもこの神社という。
元祖神田明神とも言われており、東京湾一帯に、分霊を奉斎する神社が数社あるという。

富士山遥拝初もあり、流石の神社だった。
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仏教の誕生

2021年02月19日 | Books


本書は、本屋で見つけた。
何冊か読んだ佐々木さんの本だったが、また趣も違っていたようなので、ゲット。
まだ出たばかり。
入門書として、さすがの内容だった。

本書は、もともとこのコロナ禍で、学校の授業がオンラインになりYouTubeにアップした内容の内の、最初の方の講義を、新書にまとめたものらしい。

後書きを読むと、2020年2月にルンビニに行かれ、帰国したら世の中が変わっていたという。
私も、1月に、昆明に行っていたのだが、帰国したタイミングでは、まだなんともなかった。
その1カ月後に、世の中が変わっていたわけだ。
私が、ルンビニに行った記録は、以下のホームページの方にあるのでどうぞ。

https://kaneyan-report.sakura.ne.jp/Buddah%20Index.html

佐々木さんの本は、原始仏教の教えについての本が多かったように思うが、本書は、仏教の誕生に至るまでの背景と、原始仏教の基礎の基礎部分についての解説書という感じか。

仏教とは何ぞやと思う方にぴったりの本だと思う。

最初は、仏教が生まれる時の背景について。
バラモン教が支配していた時代となるが、バラモンは、元々ブラフマン(絶対的力)で、梵天様のことなのだという。うかつにも知らなかった。
その一番の特徴は、カースト制で、それに対する反発から、仏教や、ジャイナ今日が生まれた。
特に、ブッダた生まれた北東部は、その傾向が強かったという。
カースト制に入らない階層の人を不可触民と呼ぶことは知っていたが、日本では、栴陀羅(せんだら)と伝えられたそうで、その語源は、チャンダーラ。
もう一つ言えば、よくいう沙門は、シュラマナから来ており、努力する人という意味だという。
日本では、仏教と共に伝えられたため、お坊さんの意味になったとのこと。

仏教は、一定の力を持ったが、その後インドでは衰退する。
それは、バラモン教が、汚れの理論を持ち出して、カースト制度を復活させたことによるとの説明。
イスラムの支配者も、このカースト制度は、維持した。
ジャイナ教も、カーストは否定しなかったので、生き延びた。
そのカースト制度が、このコロナ禍でも、影を落としていることは、言を俟たない。

仏教の本隋は、戒・定・慧。
慧は、智慧の慧だが、単なる知恵ではなく、悟りのために役立つ心の働きのことを言い、瞑想により獲得される。
定(じょう)は、その手段である瞑想、戒は、習慣性をいい、自然に良い方向へ自分が行動をとってしまう習慣性を身につけようということをいう。
この3つを合わせで、三学といい、仏教の修行とは、この三学を修練していくこととなる。

我々が立派と思う僧侶のイメージと合わせると、わかりやすいかもしれない。

そんなこんなで、仏教の教えの根本的なところをわかりやすく説明してくれている。

仏教の根本を知りたい人への入門書として、最適な1冊ではないか。
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