19期生の田中宏樹です。
早いもので11月も半ばとなり、今年も残すところ1箇月半となりました。
私は昨年の7月に独立しました。あっという間の1年と4か月で、時間の経ち方はサラリーマンより早いように思えます。
今回のテーマは独立して意外に大変だったことについてです。
独立して大変なこととして、一般的に上がる意見としては、仕事を取るのが大変とか、単価の設定をどのようにすればいいかといったことが多いかと思います。
私も当然、そこは苦労しましたが、それ以外のことについて書きたい思います。
意外に大変だったことの前に、
大変だった仕事のベスト3について触れたいと思います。
3位が助成金です。
東京都の助成金の仕事を中心にさせて頂いています。事業者様からは採択されて欲しいとの思いが強いのですが、金額が大きくなればなるほど、採択率は低くなります。作成する側としては、時間はかかりますし、期待に応えたいというプレッシャーもあります。
2位が経営革新です。
作成しなければならない書類が多く、それぞれに時間がかかります。事業計画はもちろんのこと、資金繰りの作成も頼まれることが多いので、意外に大変でした。
1位が研修です。
セミナーは結構やっているのですが、研修は1回が5~7時間と長丁場のため、時間割からゴールイメージ、コンテンツ作りと想像以上に大変で、とても苦労しました。最初に実施した研修は骨子を始めとして、最後は通しの練習まで行ったので、一本の研修を完成させるまで3か月ぐらいかかりました。
これらで共通しているのが、仕事を請け負うときに工数が読めなかったことです。
独立して意外に大変だったこと、それは何もかもが初めてなことが多いので、「工数がわからない」ということでした。工数が分からないため、3日ぐらいで終わると思って引き受けたら、一週間かかってしまったとか。一方で、一週間ぐらいかかると思ったら二日で終わったということが多々ありました。このため、二週間ぐらい休みが取れなかったり、早く終わって、仕事が入っていない日があったりと繁閑の差が大きかった一年でした。
独立二年目となり、少しずつ経験も積めてきたおかげで、過去にやったことのある仕事は工数も読めてスケジュールも上手く組めるようになったと思います。
私は、まだまだ未経験なことが多いので、来年も引き続き、新しいことには常にチャレンジしていきたいと思います。