東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

その都度学ぶ

2018-11-20 11:12:06 | 18期生のブログリレー
16期生の大石です。
最近「知の体力」という本を読み、多面的な気づきをもらいました。その中で特によかったのは、新しいことを始めるときに、体系を理解してから始めようとすると、いつまでも始められず、先ずは始めることが大切で、必要なことをその都度必死で学べばいいのだ、という助言です。

私は、何の準備もなく独立したのですが、よく知らない分野のご支援は躊躇しがちです。そして、知っている範囲でアウトプットしようとすることがときどきあります。

未知のことにチャレンジし、どうあるべきかを考え、知らない部分は学んで補ってアウトプットするよう心がけます。

以上
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

米国中間選挙報道と出口調査データ

2018-11-19 12:00:00 | 18期生のブログリレー
皆さん、こんにちは。稼プロ!18期生の小野澤です。今日は先日の米国中間選挙について感じたことを書きたいと思います。ご存知の通り、先日の中間選挙では選挙前上下両院ともに共和党が過半数を占めていたのに対し、選挙の結果、上院は共和党が過半数を維持したものの、下院は民主党が過半数を奪還しました。選挙後、日本のマスコミは、一斉に『下院は民主ねじれに』、『トランプ政権に打撃』(毎日)、とか『トランプ大統領の乱暴な政治に対する有権者、特に危機感が強い若者と女性がノーを突き付けた結果』(日経)などと報じ、民主党が劣勢を挽回し、共和党がやや後退と言うスタンスの報道が大勢を占めていました。実際、私も新聞やTVを見ていて、何となくそんな印象を持ったので、二年前何かのはずみでトランプ大統領を選んでしまった大方の米国国民は、今回少し反省して冷静な判断をしたものと受け取りました。
そんなある日先日あるエコノミストの講演に行く機会がありまして、今回の中間選挙に関する出口調査データの話を聞くことができました。主なデータを言いますと

1.全投票者の内
30歳未満の若者: 13%(内民主党支持者60%)
50歳~64歳: 30%
65歳以上:26%(50歳以上の層の内民主党支持者50%)
マイノリティ(白人以外): 28%(内民主党支持者80%)
2.景気の状況
Excellent 17%、Good 51%、not so good 23%、poor 7%
3.元下院議長の民主党ナンシー ペロシ氏は好きか嫌いか
好き: 31% 嫌い:55%
4.選挙直前のトランプ大統領支持率
(1)Real Clear Politics調べ
支持する:44% 支持しない:53%
(2)Ramussen Reports調べ
支持する:51% 支持しない:47%

 選挙前、若者やマイノリティが投票してくれれば民主党が勝つと言われていましたが、結果的には意外と頼りの若者やマイノリティから民主党は熱狂的に支持されていたわけではなかったようです。結局投票所に行くのは日本と同じ年寄り達が中心で、その層では支持政党は共和、民主五分五分です。一番選挙を左右すると言われる経済情勢は良いまたは非常に良いと答えた人が7割弱で、与党に有利だったことがわかります。そしてヒラリー クリントン氏なき後民主党の顔と言われたナンシー ペロシ氏に至っては投票者の過半から嫌われていると言う惨状でした。
ここで米国政治を長々と論じるつもりはありませんが、ただ日本の報道のニュアンスと数字が示す実相と言うものの違いに驚かされます。
 我々診断士の仕事でも、定性、定量両面から物事を分析、判断するわけですが、改めて正確な事実や数字等の情報に基づいた分析や推論を行うことの大切さを感じます。それが様々なノイズに惑わされることなく、正しい結論に至る確かな道なのだと思います。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

広告稼業の棚卸 その7「バイアスとステレオタイプ」

2018-11-18 12:00:00 | 18期生のブログリレー
稼プロの関係者の皆様。18期の市原です。
今回は改めて少し幅広く、認知について考えてみたいと思います。

昨今、ダイバーシティという言葉を目にすることも増えました。人々の価値観は多様です。一方、情報をありのままに受け止めることは困難を伴います。そのため、人々はバイアスやステレオタイプといった、ショートカットを利用します。

マーケティングでは、これらバイアスやステレオタイプを当然に活用しています。目標は、バンドワゴン効果を作ることともいえます。みんなが知っているから安心だ。みんなが知っているから良いものに違いない。このような意識やイメージの醸成です。セグメントとは、これの効率化です。

商品の拡販に向けて、販売の実績を「創り」ます。はじめは希少性の演出で、「初回限定」などのセールストークを使います。値ごろ感を生むアンカリング活用では、通常価格を赤字で消し、特価を併記します。わかっちゃいるけどやめられない、サンクコストも利用します。スター○ーズのペットボトルキャップなど、シリーズもののノベルティです。このような施策を総動員した後、実績を「探し」ます。“地域”や“今週”、“○○部門”など、とにかくNo.1を見つけるのです。No.1が見つかれば、「販売実績No.1!(○○地域限定)」です。この流れが一つの型です。

では、ステレオタイプとは?反発も多いでしょうが、ブランドともいえます。ブランドは、感情バイアスや確証バイアスによる、商品選択のプロセスのショートカット機能です。ハロー効果は、商品のエクステンションに有効です。強固なブランドが作られると、意に反する情報は否定されます。認知的不協和です。

マーケティング・コミュニケーションとは、バイアスの操作であって、ステレオタイプの形成です。怖いですね。

さて。かなり煽った書き方をしましたが、実際はそれほど上手くコントロールできません。ご存知のように企業の評判は、一つの不祥事で一瞬に崩れ去ります。地銀の優等生といわれたスル○銀行は、シェアハウス等への不正融資で、回復不能なダメージを負ったのではないでしょうか。マーケティング・コミュニケーションは、生活者の意識へと訴えます。しかし、完全なコントロールなどは不可能です。そして、これは変わらないステレオタイプがないこととも同義です。ダイバーシティが叫ばれる中で、社会には不寛容な考え方も多々みられます。しかし、これも変えられるはずです。

私自身、コミュニケーションには力があると信じています。これを使って、企業の成長と同時に、様々な偏見の解消に貢献したいと考えています。ダイバーシティ万歳!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ストレッチポールのご紹介

2018-11-17 12:00:00 | 18期生のブログリレー
ストレッチポールのご紹介

皆さまこんにちは。事務局の渡邉です。

本日は中央支部まつりです。
僭越ながら、「マスターコース活動成果報告会」では私が稼プロ!の紹介をさせて頂きます。
賞もかかっていますので応援よろしくお願いします!

さて、本日はストレッチポールを紹介させていただきます。
参考URL:http://stretchpole.com/



何の変哲もない円柱形のポールですが、実はこれ、トップアスリートも使うコンディショニングツールです。
これを私に紹介してくれたのも妻の知り合いでトライアスロンの選手というアスリートです。

その名の通りストレッチをするためのポールで、使い方も簡単。
単純にこのポールの上に寝て軽いエクササイズをするだけです。
一日10分もあれば十分です。

効果は4つ謳われています。

1.筋肉がゆるむ。
2.背骨が整う
3.肋骨が広がり呼吸が深くなる
4.副交感神経優位になりリラックスできる。

私自身、使ってみると本当に手放せなくなりました。
私は元々肩こりや首のこりがひどい方だったのですが、これを使い始めてから「首のすわり方」が違うと感じられるようになり、
こりも大分軽減されました。
いつも寝る前に使っていますが、使った日と使っていない日では睡眠の質が異なり体の状態が全然違うように感じられます。

日々忙しく疲れが溜まっているという方、是非お試しください!
値段も5,000円程度とお求めやすいです。
マッサージのように一時的に体をほぐすのではなく、根本から体の状態が良くなりますよ。

それでは本日はこの辺で。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川崎と渋谷

2018-11-16 12:00:00 | 18期生のブログリレー

稼プロ!18期生の石川 健です。

皆さん、川崎と渋谷と聞いて何を思い浮かべますか?
共通点があるようでないような二つの地域ですが、最近、ハロウィーンの関係でよく取りざたされています。

ハロウィーンなんて現在50代の私の子供の頃には聞いたことがありませんでしたが、今や多くの方が参加する国民的イベントになりました。その契機といわれているのが、1990年代後半から始まった東京ディズニーランドのディズニー・ハッピー・ハロウィーンですが、もう一つ有名なのが神奈川県川崎市のカワサキ・ハロウィン・パレードです。

カワサキ・ハロウィン・パレードは今年は10月27日・28日に川崎駅周辺エリアで行われ、参加者約2200人、見学者約12万人も集めたそうです。その様子はSNS等からも見て取れますが、整然かつ和気あいあいとした雰囲気で子供たちも多く参加しています。このパレードは、地域住民なら誰もが知るシネマコンプレックス・チネチッタを運営する企業が1997年の第1回から開催しており、主催者(責任者)がはっきりしています。まさにこの企業が20年以上にわたり、手塩にかけて育て上げたイベントといえます。

一方、最近何かと話題の渋谷のハロウィーンは自然発生的なイベントであり、主催者(責任者)がいません。ここが川崎と渋谷のハロウィーンの最も大きな違いでしょう。

責任が明確な川崎の方は、パレードを昼間に開催し、夜には街に流れてもらえるようにイベントが設計されているそうで、地元商店街への経済波及効果も大です。渋谷の方はイベントをコントロールできる主催者がおらず、夜がメインの時間帯になってしまうため、先日報道されたような騒動も発生しやすく、地元商店街にはむしろマイナスの要素が強くなります。

やはり、なにごとも責任者が明確で、かつその責任者が汗をかかないとうまく行かないものだと改めて感じた川崎と渋谷のハロウィーンでした。

ちなみに、私の近所の商店街は毎年7月に開催していた夏祭りを、あまりに多くの人が詰めかけるようになり、近隣の住宅への迷惑がかかる可能性が出てきたとの理由で、すっぱりと廃止してしまいました。責任者が明確でコントロール可能なイベントあればこのような決断もできますが、渋谷のハロウィーンは今後どうなっていくでしょう。これからの推移を見守っていきたいと思います。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする