CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

風林火山 軍師と軍神

2007-10-21 21:46:38 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ風林火山視聴完了でありました

姫様死亡のショックで出奔というか
いとまごいしてしまうような
精神薄弱な軍師とはいかがなものか

思ったりしておったのですが、物語としてはなるほど
そういう回でありました
一方で謙信も部下に失望して出奔(こっちは本当に)
こんな君主いかんだろうと
ちょっと思うのでありますが、そうなんだから仕方ない
で、二人ともまったく修行が足らない人物だったんだなと
和尚様を目の前にして思わされた

それくらいでありましょうか

久しぶりの小休止というか
今後の戦まみれの前哨戦ということか
だいぶ落ち着いて見られたので、なんとも
感想もしんみりしてしまうのでありますが
とりあえず、殺陣があるといいなぁと
時代劇としての領分を思い出す次第であります

最近までまった知らなかったのですが
以前、馬の骨というアバンギャルドな時代劇を
NHKが放映しておりましたが
その時の主役が、なんと、今の勘助だったと
確かに凄まじい太刀筋で、妙なエフェクトはさておき
ステキだったかも、でも飛びはねすぎかしら
色々と御託を並べて偉そうに評しておりましたわたくし

今回見ていて、いったい、何を見ていたんだろうかと
ちょっとうなだれてしまった次第であります
前置き長いですが、

殺陣うまい

それにつきてよいかと個人的に落ち着いたのです
ステキ、足をかばうという殺陣
よくよく考えると物語序盤はばんばん斬り合いしてたなと
今更ながらに思い出したのでありますが
鞘というか、あの仕込みの部分を
片手でふりまわしながらの、あの、あの一瞬だけで
かっこよすぎる勘助・・・
などと唸ってしまった次第、というか効果音がやりすぎだ
火花とか散らすな、とちょっと思ってしまいましたが
それはそれ、よい頃の柳生十兵衛を思い出したのでありました
殺陣師とか一緒なんだろうか、カメラは遠巻きからとなっていたのは
謙信のつたなさを隠すためだったか
わかりませんが、刀構えたかっこうよさでは
ガクト侮れずなどと思っていたのであります

これに味を占めて、いい塩梅の役者にならんだろうかしらね
NHKがバックアップで、地味に磐音とかで人気稼いでいる
あそこでもそっと出てくれないだろうかと
願ったり考えたりしたのでありました

さておき、完全に漫画調子だなと
君主と軍師が朝飯を喰うという風景が面白かったのでありますが
それよりも次回の、総出で丸坊主大作戦が
楽しみで仕方在りません
あれは、社長が唐突に出家するとか言い出したから
役員が全員道連れで出家した
そんな意味なのかしらと笑ってしまったのですが

真田殿の坊主がまた、似合わなさそうだったので
来週が楽しみであります
しかし、坊主になると、ようやっと山本勘助という
具合に見えるのは、私の知ってる勘助が
さいとうたかをだからだろうかしらと思うのでありました