毎年なんだかんだと見ている気がします
野村美術館の秋季特別展をふらり、
雨の京都に見に行ってまいりました、
もう、南禅寺なんて大嫌いだ、なんだあの観光客の多さわ
さて、そんな南禅寺を車で素通りして到着といった具合でしたが、
今まで、一度たりとも自分以外の駐車車両を見たことなかったのに
この日に限って満員ということで、
なんとか空いた隙間にいれることができたものの
やはり、茶碗の名品となると人気が違うなんて
見当違いなことを思ったりしながら見たのであります
内容は、いつものとおり、野村美術館が所蔵するあれこれを
しれっと並べてあるという展覧会であります
なんてことはないというか、この日の目的は、
志野の名碗「横雲」を見たいというただそれだったのです
あった、すげぇ、やっぱ迫力が違う
思わず、息をするのを忘れたと、そんな魅力を
さんざんぱら堪能
その他にもといってはあれですが、
おそらく、本当の目玉としては、一番に展示してあった、
長次郎 黒茶碗「おそらく」であったでしょうか、
あれも凄かったです、なんというかな、
まったく触ることができないんですが、
見ているだけで、こんな感じだなと、思わず掌を作ってしまう
すっと手になじむ感じを幻視するとか
やや、危なげな鑑賞をしたわけですが
眼福眼福でありました、すばらしい、鼻息が荒い
その他にも、驚いたのが、
乾山の絵茶碗と、古織ゆかりらしき暦絵茶碗
どちらも精緻とは違うけども、ごちゃっとした感じ、
丹精だけど、お高くとまってないといった
そういう感想を抱くような、ほんわかした形というか景色に
感激したのでありました
いや、あれはよいものでありました
特に古織のほうのは、直筆だとかうわさされるよれよれした字といい、
なんというか、漫画を思い起こさせるに十分な
ステキ茶碗でありました
あとは、何度目かの大天目と本願寺井戸、
樂家で見たのと違う、光悦の茶碗とか
やっぱりすげぇな、この展示だけでどんだけ目が肥えるんだと
一人でぐるぐる、何週もまわっていたのでありました
非常によかった
その勢いのまま、常設というか別展示を見ましたところ
ある作家さんの個展が催されていまして、
こちらも非常によかった、そして、こちらを見るために
いっぱい車がきてたんだと、自分の早合点を恥ずかしがったりしつつ、
昔のものもよいけども、今また焼かれていくそれこれもすばらしい
最近考えさせられる、常に時代は動いていき、
次々新しくなり、古くは失われていくという
それをまざまざ見たような
なんかセンチな気分にもなったのであります
非常によかった
内容も濃いんだけど、ふと考えると、ちょっと少なく感じてしまうのです
あれだけのものは、茶室でそっと見せてもらうといいんだろうな
野村美術館の秋季特別展をふらり、
雨の京都に見に行ってまいりました、
もう、南禅寺なんて大嫌いだ、なんだあの観光客の多さわ
さて、そんな南禅寺を車で素通りして到着といった具合でしたが、
今まで、一度たりとも自分以外の駐車車両を見たことなかったのに
この日に限って満員ということで、
なんとか空いた隙間にいれることができたものの
やはり、茶碗の名品となると人気が違うなんて
見当違いなことを思ったりしながら見たのであります
内容は、いつものとおり、野村美術館が所蔵するあれこれを
しれっと並べてあるという展覧会であります
なんてことはないというか、この日の目的は、
志野の名碗「横雲」を見たいというただそれだったのです
あった、すげぇ、やっぱ迫力が違う
思わず、息をするのを忘れたと、そんな魅力を
さんざんぱら堪能
その他にもといってはあれですが、
おそらく、本当の目玉としては、一番に展示してあった、
長次郎 黒茶碗「おそらく」であったでしょうか、
あれも凄かったです、なんというかな、
まったく触ることができないんですが、
見ているだけで、こんな感じだなと、思わず掌を作ってしまう
すっと手になじむ感じを幻視するとか
やや、危なげな鑑賞をしたわけですが
眼福眼福でありました、すばらしい、鼻息が荒い
その他にも、驚いたのが、
乾山の絵茶碗と、古織ゆかりらしき暦絵茶碗
どちらも精緻とは違うけども、ごちゃっとした感じ、
丹精だけど、お高くとまってないといった
そういう感想を抱くような、ほんわかした形というか景色に
感激したのでありました
いや、あれはよいものでありました
特に古織のほうのは、直筆だとかうわさされるよれよれした字といい、
なんというか、漫画を思い起こさせるに十分な
ステキ茶碗でありました
あとは、何度目かの大天目と本願寺井戸、
樂家で見たのと違う、光悦の茶碗とか
やっぱりすげぇな、この展示だけでどんだけ目が肥えるんだと
一人でぐるぐる、何週もまわっていたのでありました
非常によかった
その勢いのまま、常設というか別展示を見ましたところ
ある作家さんの個展が催されていまして、
こちらも非常によかった、そして、こちらを見るために
いっぱい車がきてたんだと、自分の早合点を恥ずかしがったりしつつ、
昔のものもよいけども、今また焼かれていくそれこれもすばらしい
最近考えさせられる、常に時代は動いていき、
次々新しくなり、古くは失われていくという
それをまざまざ見たような
なんかセンチな気分にもなったのであります
非常によかった
内容も濃いんだけど、ふと考えると、ちょっと少なく感じてしまうのです
あれだけのものは、茶室でそっと見せてもらうといいんだろうな