CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

冬の台南高雄旅行 03 肉包と高雄肉圓を食べる

2017-03-10 20:30:42 | 冬の台南高雄旅行(2016)
さて、さほどに感動することもなかった鉄道博物館でありますが
気を取り直してというか、あまり時間もないということもあり
急ぎ次の目的地方面へと向かいます
英国領事館が歩いて数キロのところにあるというので
そっちに向かって歩いていくことにする
物凄い荒い地図を片手にでありましたが、
割となんとかなるというか
まず川に向かえという記憶のもと、ずずいっと移動していくわけだ


15時過ぎというあたりだったので、
考えてみると機内食はおろか、昼飯めいたものを食べてない
なんか小腹にいれるべさと、都合よく目に入ったのがこの包子屋さん
手前にたなざらしになっておりますが、
物凄い量の日本でいうところの肉まんを売っている
こりゃちょうどよさそうだ


というわけで、食いさし画像で恐縮でありますが
鮮肉包子(シェンロウパオヅー) 16元と格安、50円くらいであろうかしら
いわゆる肉まんでありますが、大変美味しい
このほかにも色々な餡があったので、もっと食べていきたいところであるが、
いやいや、同じようなものばっかりで、少ない食事のチャンスを埋めてはならぬと
いつもの通り先を急ぐのでありました


続いて発見したのがラーメン「の」屋
久しぶりに台灣ぽいネーミングだと、「の」乱用を見てほくそ笑む、
台灣では「の」が「的」のような使い方で広まっているというか
そういうものだと認識されているらしく、こういうのが
とても心温まるのである


ちなみにラーメンは地獄ラーメンなど、パンチの効いたものが販売中
この後、様々なところで地獄ラーメンを見たので、
これは日本における、坦坦麺的なメジャーなジャンルなんだろうと思われます
ちなみに、時間外なので、おっちゃんとおばちゃんは、のんきにタバコを吸ってました
のらりくらりとやり過ごすと


なんか良さげな店が見えてきたじゃないか
喜び勇んで歩み寄ってみますと、肉圓のお店だそうで
台北、台中、彰化は食べたけども、高雄はまた違うんだろうかと
食指が動いたわけであります
早速入ってみて、そして大きな声で「バーワンイーガー!」と元気よく注文、
そう、台北では失笑を買ったバーワン発音でありますが、
高雄ではどうなのか、固唾を見守るほどもなく
おっちゃんが、凄い嬉しそうな顔で近づいてくる
そいでもって、ポスターを指差して「バーワン?」なんて聞いてくる
ああ、よかった通じたんだというか、すげぇ嬉しそうなのはアレか、
現地の言葉をガイジンが喋ったからだろうか
こっちも嬉しくなって、一生懸命聞き取ろうとすると
どうも、台湾語を喋っている気がする
「ジップンラン」て言ったと思われる、ここですかさず
「グォシージップンラン(私は日本人です)」なんて答えると、満足そうに頷かれたので
おそらく台湾語で会話が成立したのだろうと感激したのでありました

その後は、まくし立てられるが、まったく理解を超えたため
言葉少なに、「魚丸湯(ユーワンタン)イーペイ」と頼むと
とりあえずいそいそと厨房の方へ、
ここでおばちゃんが配膳しようとするのを制止して、
おっちゃんが自ら入れて持ってきてくれたんだが、
なんかサービス的なものだったんだろうか、わからんがありがとうおっちゃん


と、長長物語りしてしまいましたが、手に入れたのがこれ
肉圓(35元)と魚丸湯(30元)である、ひょっとすると貢丸湯だったかもしれない
ともあれ、ちゃんと食事っぽいと喜んで食べてみる

肉圓については、これまでのとは大分印象が違って
甘いタレに、肉はそぼろ状になってて
餅っぽい部分を食べるのがメインという感じに、
魚丸湯のほうは、浮き身というか薬味にネギが浮いてるとすすってみると、
こいつが中華料理らしく、スープセルリー(キンサイ)だったのでありました
いやー、そうかこうやって使うからスープセルリーって言うのか
味はセロリなんですが、大変美味しい
味覇とか使ったときにこれあると凄いいいかもなんて思ったりしたのである

あっという間に食べ終えて、多謝、好吃!と
わかったようなわからんような言葉を残して悠々と先を急ぐのであった


進んでいくとフェリー乗り場が見えてくる
ここから、大きな島へと移動できるわけなんだが、
今回はフェリーには乗らないで、湾に流れ込んでいる大きい河を越えていきます
しかし、このフェリーが凄い大きい&車とバイクが物凄いいっぱい吸い込まれていくと、
島への往来が大変激しいことに衝撃を受けたのでありました
再開発が行われているとは聞いていたが、
行き来が多いというのは、活気があっていいなぁと感心したのでありました


河を越える途中にフェリーを見てみると
こんな感じで、どこのスペースにバイクと車は入っていったんだろうか
そのあたりはよくわからんのだけども
ついつい手を振ったりしながら、見送ったのであります
もしかするとこいつは交通用ではなく、観光用なのかもしれない
ともあれ夕暮れが近づいてきた高雄を歩いていきます
次第に海の匂いが強くなってくるのであった