CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【映画】ラ・ラ・ランド

2017-03-08 21:25:02 | ドラマ映画テレビ感想
相当にアカデミー賞関係で煽られていたのに
盛大にずっこけた感じになってて、
なんか可哀想な作品でありますけども見てまいりました

ミュージカル映画というのは見たことがなかったのですが、
先日、生のミュージカルは見てきたから大丈夫と
意気込んで見てきたわけだけども、
きわめて個人的な感想というか、私のスキルの問題から
ミュージカル映画は苦手だなと感じてしまった
何せ、唄と字幕とダンスを全部おっかけることができないのである
根本的な問題として、これは翻訳というか
日本語で唄っているもので見ないと駄目なのかもしれないなんて
思わされたりした次第であります
でも日本語だと違和感あるんだろうな、英語力を磨かなくてはならぬ

と、のっけから、批判的というか、残念な感じでありますが
残念なのは見ている私のほうでありまして、
物語はなかなか楽しく、華やかに動いていくので面白かったのであります
ただ、終わり方が個人的にはちょっとしょんぼりでありまして、
もっと、最高に楽しくて、最高にハッピーすぎる映画を期待していたせいか、
そういうセンチメントな感じで終わるのかよ、なんて
思わず、落胆してしまったのであります
もっと落ち着いてみたら、凄い感動した映画だった気がするが
求めるものが違いすぎてしまった

売れないジャズミュージシャンと、売れない女優が出会って、
なんか知らないけども急に二人の人生が好転していくと
そういうお話なのでありまして、
積み上げたものだとか、何かの結果によってという話ではないから、
あんまり好きではない展開なのでありますが、
中盤までの明るい様が大変ステキだと感じたのであります

特に女優のエマ・ストーンの目力というか、
あの大きな瞳は、釘付けにさせられるものがあるなと感心しきり
ダンスシーンも、そろりそろり、見事に動いていたので
魅入られてしまったのでありました

ミュージカル部分は、思いのほか前半に集中していまして、
全編わかって、あんな感じかと思ったら
初っ端と、序盤で少々、あとはラストにという具合で
踊ってばっかりという感じではなかったのが
ちょっと意外というか、そもそもそれだと
物語にならんのだろうかとも思わされたりしたのでありました

セッションに引き続き、音楽を扱う部分がステキでありまして、
ここでもJ・K・シモンズが控えめな役で出ていたのが印象的であります
最近、どの映画見ても出てくる気がするのは
私が好きすぎるだけなんだろう
ジャズパートがもっと充実してるかと思ったけども、
それほどではないのが意外でありました、

ミュージカル部分も、テレビ版のgleeに近いイメージであったように感じて、
このあたりが、見やすかった一因ではなかろうかと思うのでありました
ともあれ、楽しく見られる映画だったので満足なのであります
もっとコメディに振ってるかと思ったけども、そんなこともなく
もうちょっと落ち着いて、もう一回見てみたいと思ったのでありました