あまりしっかりと見たという感じでもなかったのですけど、
利休、そして織部と扱われた以上、
何はともあれ見ておこうと、録画をひっそり確認したのでありました
見所は、その二人とまったく関係なく、
葉室麟さんが出ていて、あんな姿だったのか、
というか、結構なお年だったんだと
それに衝撃を受けたのであります
いや、よく考えたら、そりゃそうだという感じなんだが
なぜだか、若い作家というイメージがあって
どうにも驚いたのであります
山登り大変そうだったなぁ
と、そんなわけで、葉室麟さんをゲストにしながら、
利休の侘び茶と、織部のへうげを見つめなおすと
そんなお話でありました
茶道をどう捉えるかという話なので、
こういうのは、定期的にNHKが取り上げてくれるなぁと
毎回見ては、だいたい同じようなところで落ちると
思っていたりしたわけでありますけども
今回は、もてなし、というキーワードで楽しませてもらって
有名な利休の朝顔の解釈を、
一輪を見せることで、秀吉自体が唯一になったと
そういうお追従でもないが、隠喩であったというのは
なるほどなと新しく感じたのであります
このあたり、へうげものを読んでいますと
あのマンガにひっぱられるというか、その解釈に
凝り固まってしまうのでいけませんけども
なかなか楽しかったのであります
利休を生真面目とする説を唱えつつ、
それを別の方向へ進めたのが織部と
そんな按配でへうげを楽しいそれとしていたのは
よくある解釈だろうと思うのですけど、
実際に茶碗を並べて、また、茶室を比べてというので
違いを浮き上がらせていたのは
結構好きな表現だなと感じたのであります
茶碗は特に、対比が効く感じでかっこよかったと
ほとほと感心したのでありました
その茶碗といえば、当たり前の茶碗が出てきたのだけど
利休の代表茶碗を黒楽ではなく、赤楽の無一物で見せたというのが
新鮮に感じたのでありました、
黒できめた利休と、華やかな織部みたいなのが多いと
自分なりに思っていましたが、
赤楽と、緑の織部で比べるとこれもまた補色関係だけあって
ぐっと引き立ついい比較になるんだなとほれぼれ
大変楽しめたのでありました
濃茶を上田流で入れていたのが斬新だと感じたのですが、
あそこで使われていた茶入れが、勢高の写しみたいなので
あれって、上田宗家の名物のひとつじゃなかったかと
目をみはったのでありますが
さらっとNHKも、ああいうのを使わせてしまうんだから
ステキだわと、ミーハーに楽しんだのでありましたとさ
ああ、いい茶碗を見て、心洗われたい
そんな気分の昨今に、ステキ番組でありました
利休、そして織部と扱われた以上、
何はともあれ見ておこうと、録画をひっそり確認したのでありました
見所は、その二人とまったく関係なく、
葉室麟さんが出ていて、あんな姿だったのか、
というか、結構なお年だったんだと
それに衝撃を受けたのであります
いや、よく考えたら、そりゃそうだという感じなんだが
なぜだか、若い作家というイメージがあって
どうにも驚いたのであります
山登り大変そうだったなぁ
と、そんなわけで、葉室麟さんをゲストにしながら、
利休の侘び茶と、織部のへうげを見つめなおすと
そんなお話でありました
茶道をどう捉えるかという話なので、
こういうのは、定期的にNHKが取り上げてくれるなぁと
毎回見ては、だいたい同じようなところで落ちると
思っていたりしたわけでありますけども
今回は、もてなし、というキーワードで楽しませてもらって
有名な利休の朝顔の解釈を、
一輪を見せることで、秀吉自体が唯一になったと
そういうお追従でもないが、隠喩であったというのは
なるほどなと新しく感じたのであります
このあたり、へうげものを読んでいますと
あのマンガにひっぱられるというか、その解釈に
凝り固まってしまうのでいけませんけども
なかなか楽しかったのであります
利休を生真面目とする説を唱えつつ、
それを別の方向へ進めたのが織部と
そんな按配でへうげを楽しいそれとしていたのは
よくある解釈だろうと思うのですけど、
実際に茶碗を並べて、また、茶室を比べてというので
違いを浮き上がらせていたのは
結構好きな表現だなと感じたのであります
茶碗は特に、対比が効く感じでかっこよかったと
ほとほと感心したのでありました
その茶碗といえば、当たり前の茶碗が出てきたのだけど
利休の代表茶碗を黒楽ではなく、赤楽の無一物で見せたというのが
新鮮に感じたのでありました、
黒できめた利休と、華やかな織部みたいなのが多いと
自分なりに思っていましたが、
赤楽と、緑の織部で比べるとこれもまた補色関係だけあって
ぐっと引き立ついい比較になるんだなとほれぼれ
大変楽しめたのでありました
濃茶を上田流で入れていたのが斬新だと感じたのですが、
あそこで使われていた茶入れが、勢高の写しみたいなので
あれって、上田宗家の名物のひとつじゃなかったかと
目をみはったのでありますが
さらっとNHKも、ああいうのを使わせてしまうんだから
ステキだわと、ミーハーに楽しんだのでありましたとさ
ああ、いい茶碗を見て、心洗われたい
そんな気分の昨今に、ステキ番組でありました