CLASS3103 三十三組

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光る君へ  哀しくとも

2024-12-08 20:47:56 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「光る君へ」
視聴完了しました
あっという間であったというか、ただ刀伊の入寇をやるだけだとアレだから
無理やり噛ませたようにも見えなくもないというか、
多分そうなんだけど、物語としてはいろいろ整理がつくので
よかったねというお話だったなと
生々しく感じたわけだが、とりあえず
そのあたりの朝廷の混乱が見られて、大変満足でありました
公卿も大変だなというか、現場のことはまったく伝わらないものだなと
つくづくわかる感じで、だけど、それを仕方なしとしてしまうところが
次男のいいところだなと感心したのである
名を挙げた男というのは、ああいうものなんだろう
英雄然としてて、凄くよかった

しかし、そこもまた、政争の具であったかというのが
結構ショックといったらショックだったわけで、
その真ん中にいる道長のあの態度は、確かにちょっとどうかとというか
正しいのだが、それ故にややこしいなといったらいいか、
なんかずるいポジションで、ずるい男だなと
こればっかりは公任可哀そうと思った次第である

実資の実直さが、ここでしっかりと発揮されて
その迫力も見事だったけど、恩賞はその程度となって、
そこに道長から手づからの何かとか、そういう展開とかあるかと思ってたけど
そんな、朝廷に泥塗るようなことするわけもなくといった感じで
なんというか、しょんぼりだが、
事実、真ん中というのはそういうものなんだろうなと
今もって続く、地方軽視とでもいうようなそれを見たと
満足なのであった

で、まぁ、その翻弄の中、いやいやなりに帰ってきた藤式部であったわけだが
はたして、最終回くらいに紫式部と呼ばれるようになるのか、ならないのか
その名前の成立を知らないでいるため、そこが気がかりでならんわけだが
最終回にあれやこれやのキャラが勢ぞろいしそうなのが
最高に楽しみと予告を見て思ったのだが

あの引きに至る、北の方様との対話というか
一種の戦闘シーンが、ものすごく心に響いたというか
お茶の間凍り付いたんじゃないかという感じが
最高によかったと、一刻も早く最終回が見たいと思うばかりである

乙丸帰ってこられてよかったな
あの泣き言も含めて、実に乙丸という見せ場で見事だった


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