CLASS3103 三十三組

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べらぼう  玉菊燈籠恋の地獄

2025-03-02 20:51:48 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「べらぼう」
視聴完了しました
先週の本屋の話しが続くのかと思ったら
打って変わって吉原内内の話しといった具合で、
よくある女郎との恋情話しだったわけだけど、
若侍の情けないところが、なんというか、講談とは違うねぇという
妙なリアルさみたいなのがあって、当世っぽさだなと
感心して見たのである
切腹しようとして、「痛い…」とか、斬新すぎるなと思ったのであった
ああいうのが許される、そんな時代になったんだなとか
何様かわからんことを書くのである

しかし、よもやよもやといっても相違ないと思うのだが、
蔦重が野暮天なままじゃなくて、ちゃんと気持ちに気づくとか
これはこれで新しいなと、主人公がだいたい野暮天な場合は
ずっと野暮天なままだろうと思ってたのに、
なんか急に少女漫画みたいになって、うまくやりそうなという感じと
それを察する置屋の婆の姿というか、あのやりとりすべてが
大人と子供といった感じで、実にわかりやすく面白かった
結局はそういうことよなと思ったんだが、
あんまりちゃんと描写されてないけど、だいたいそういう年齢の男女だし
それはそれで正しいのか?とも思ったりしたのである
いや、もうちょっと年齢が行ってる感じだから、
20前とかでもないのだから、もうちょっとちゃんとしようよと
そんな気もするけど、物語としては素晴らしく面白かったのでよいと思うのであった
本のやりとりで、つまらないことを当て書きしてやりとりなんて
分かりやすいそれが、染みるようにいい話しになって
自然、別れるというか、分別がついたとなるのは
脚本がうまいというか、人生ああいう感じで、うまく、置屋に騙されやがったなとも
思ったりするわけだけど、いい話しだった

さておき、今後、若侍は出禁になってしまうだろうし
なかなか可哀そうだなと思ったんだが、
はたして、空蝉はちゃんとその後生きていけるんだろうかと
心配でならないけど、そのあたりは描かれるかわからないまま
ちょっと静かだったお江戸の内内の話しも突っ込まれてくるようで
これからも、だいぶ楽しみなのでありました


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