Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

シビアな玉当り調整 その後

2013-10-12 21:25:10 | ピスト
何時までも乗れる自転車を念頭に置いて整備をしたピストバイク
そんな自転車でしたが一つだけ競技レベルで調整をした部品が有りました






私が普段の脚に使っているピストバイク 先日の整備では
一般車に匹敵する様な耐久性重視の整備を行いました
そんな中、ただ一ヶ所だけシビアな調整をした部分で
早くも再調整の必要が出て来ました






それはこの CAPAGNOLO カンパニョーロのハブ
この回転部分の玉当りをドンピシャの一点で
調整をしました これは手持ちの中で一番調子が良く
思い入れの強いハブだったので 最高の状態で使って
やりたくてやった事です




その後走行距離は 60km それで少しガタが出て来ています
前後のホイールを外し 再度玉当りの調整を行いましょう
使う工具は 15mm のレンチ






前輪は左右のハブナットを緩め 車輪を引っ張れば
簡単に外れます ※ 今回は全て正ネジです






後輪も 15mm のレンチを使いナットを緩めます




そして一旦車輪を前へ送ります






そしてチェーンを前ギアから外します 先程使った
工具を使えば手を汚さずに済みます チェーンは
ギアの内側、ハンガーシェルの上に落せば良いですよ






後ろの小ギアに掛かっているチェーンもギアから外します






そしてホイールを後ろへ引けば ホイールは外れます






リアとフロントハブ 白いのはカンパグリス
水の進入を防ぐ為、はみ出す程多目に使っています





組立が済んで僅かな時間しか経っていませんが 回転部分をガタが出るギリギリの所で
調整してやると、少しの走行距離でこの様な症状が発生します それくらい競技レベルでは
シビアな整備をしていると言う事ですが 当然一般車や練習用の自転車ではこの様な調整は
必要有りません かえってもっと渋い調整の方が良いでしょう






今回は分解もする必要は有りません 玉当りの
調整だけを行います






一旦ロックナットを緩め・・・
この指先だけが頼りの調整です




前後の回転調整も終ったのでホイールを取り付けます
チェーンはこの様にハンガー裏に落として有ります






ホイールを前一杯まで差し込みます




チェーンを小ギアに掛け






大ギアに向かってチェーンを持ち上げてやります




前後のギアにチェーンが掛かりました






後はチェーンの張り具合を見ながら 同時にホイールの
センターも出しハブナットを締め込みます






後輪は完了です チェーンのオイルで汚れた所は
ウエスで拭いてやりましょう






前輪もホイールセンターを確認しながら取り付けました





整備完了後 数十キロで又整備をする事になりました 今回はホイールの他にも
ブレーキの当り具合やワイヤーの張りの調整も行いました これは玉当りとは
また理由は違いますが 部品の新旧を問わず一から組んだ物はしばらく乗った
後に微調整は必要だと思います もし違う手応えや違和感を感じていらっしゃる
なら一度触った方が良いかも分からないですね

コメント (2)
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