(株)日東 日本のハンドルやステムなど自転車部品を製造している老舗の会社です
NITTO はその様な会社のブランド名です スレッド用のステム UI を見てみましょう

NITTO UI バークランプ径 26.0mm ポスト径 22.0mm 材質がクロモリで
TIG 溶接がされた 1インチスレッド用のステムです これはおそらく
20年程度前の物で現在は UI-2 と言う物に変っています


この様に材料が TIG 溶接され製造されています
今迄この様な溶接をされたステムを使ってこなかった
ので最初は凄く違和感を感じました


長く保管しているので一度手入れと美装をして
やります 引き上げ棒を外します

上部にはステム自体の構造では無くボルトを受ける
トップキャップが使われています 下部の臼は他の
物と同じです


ハンドルクランプ用のボルトです 現在の物はこれが
上下 2本に変っており そのボルトを外すと前面の
プレートが外れ ハンドルの装着が簡単に出来る様に
なっています

ステム本体に装着されたスモールパーツは
これでお終いです

ステムには商品名のシールが貼って有ります
細かな傷が沢山付いています


傷はそれで良いですが もう剥してしまいましょう
爪で擦ってみましたが結構固いです ドライヤーで
温めると剥し易くなります


有った物が無くなると間が抜けますが 綺麗な
ステムです 反対側も剥しました

シールは綺麗に剥がれましたが 糊が残っています
シンナーで拭きましたが上手く取れません

場所を替え 洗面所でやってみます


塗料の剥離剤を使います 刷毛で全体に塗りました
シールの糊だけでは無く 全体にクリア塗装がして
有る様です


塗ってほんの 2~3分で 変化が起きています
糊以外の部分でも皺が出来ています
ほとんど剥げていますがクリア塗料が残って
いるのでしょう

5 分も置くとさらに皺が大きくなりました
もう行けるでしょう


スクレバーで擦ると何の抵抗も無く糊が取れます

こんなに柔らかいと水道で洗い流せば全て
取れそうです


上手く行きました シンナーでは全く歯が立ちません
でしたが 剥離剤に助けられました 結構刺激の強い
溶剤なので中性洗剤で良く洗い流します

ついでに使った容器や道具も洗っておきました


あまり時間も掛らず綺麗になりました でも
洗面所には色々な材質の物が使われています
それと相性の悪い物は使わない様に気を付けないと
いけませんね

もう一度自転車小屋へ帰って来ました


まだ油汚れをしたままのネジ類を綺麗にします
ここでは SPIN スピンのクリーナーを使いましょう
少し容器に取り別けます このクリーナーは使った
物も取り置きし再度使えるのが良いですね



この程度の油汚れなら容器に付けて振り 上げてから
ウエスで拭けば綺麗になります 取れ難い時は軽く
ブラシで擦れば良いですね



ハンドルのクランプボルトも綺麗になりました
SPIN の洗浄力は凄いと思います


洗浄が終わったネジを装着して行きましょう
錆びと固着防止のグリスを塗ります グリスは
この後 指先で全体に塗り拡げています


クランプボルトは軽く締めておきます


ステムの引き上げ棒本体、ネジにもグリスを塗布
本体にセットをします


はみ出したグリスは良く拭き取っておきます
グリスが汚れを呼びます 全体をピカールで
磨いておくと良いですね

ワックスも用意しましたがピカールに添加された
油脂で光沢も出ています ワックスは使わないで
おきましょう


これでお手入れは完了です

NITTO UI おそらくステムの角度が 71度位だと思います
ホリゾンタルのフレームに使うとステムがやや上を向きます 73度のステムを見慣れた目には
最初は少し違和感を感じましたが 部品構成を間違わなければこれもまた良く見えます
古いものでは無く現在のスチールフレームに似合うステム、と言う処でしょうか
NITTO はその様な会社のブランド名です スレッド用のステム UI を見てみましょう

NITTO UI バークランプ径 26.0mm ポスト径 22.0mm 材質がクロモリで
TIG 溶接がされた 1インチスレッド用のステムです これはおそらく
20年程度前の物で現在は UI-2 と言う物に変っています


この様に材料が TIG 溶接され製造されています
今迄この様な溶接をされたステムを使ってこなかった
ので最初は凄く違和感を感じました


長く保管しているので一度手入れと美装をして
やります 引き上げ棒を外します

上部にはステム自体の構造では無くボルトを受ける
トップキャップが使われています 下部の臼は他の
物と同じです


ハンドルクランプ用のボルトです 現在の物はこれが
上下 2本に変っており そのボルトを外すと前面の
プレートが外れ ハンドルの装着が簡単に出来る様に
なっています

ステム本体に装着されたスモールパーツは
これでお終いです

ステムには商品名のシールが貼って有ります
細かな傷が沢山付いています


傷はそれで良いですが もう剥してしまいましょう
爪で擦ってみましたが結構固いです ドライヤーで
温めると剥し易くなります


有った物が無くなると間が抜けますが 綺麗な
ステムです 反対側も剥しました

シールは綺麗に剥がれましたが 糊が残っています
シンナーで拭きましたが上手く取れません

場所を替え 洗面所でやってみます


塗料の剥離剤を使います 刷毛で全体に塗りました
シールの糊だけでは無く 全体にクリア塗装がして
有る様です


塗ってほんの 2~3分で 変化が起きています
糊以外の部分でも皺が出来ています
ほとんど剥げていますがクリア塗料が残って
いるのでしょう

5 分も置くとさらに皺が大きくなりました
もう行けるでしょう


スクレバーで擦ると何の抵抗も無く糊が取れます

こんなに柔らかいと水道で洗い流せば全て
取れそうです


上手く行きました シンナーでは全く歯が立ちません
でしたが 剥離剤に助けられました 結構刺激の強い
溶剤なので中性洗剤で良く洗い流します

ついでに使った容器や道具も洗っておきました


あまり時間も掛らず綺麗になりました でも
洗面所には色々な材質の物が使われています
それと相性の悪い物は使わない様に気を付けないと
いけませんね

もう一度自転車小屋へ帰って来ました


まだ油汚れをしたままのネジ類を綺麗にします
ここでは SPIN スピンのクリーナーを使いましょう
少し容器に取り別けます このクリーナーは使った
物も取り置きし再度使えるのが良いですね



この程度の油汚れなら容器に付けて振り 上げてから
ウエスで拭けば綺麗になります 取れ難い時は軽く
ブラシで擦れば良いですね



ハンドルのクランプボルトも綺麗になりました
SPIN の洗浄力は凄いと思います


洗浄が終わったネジを装着して行きましょう
錆びと固着防止のグリスを塗ります グリスは
この後 指先で全体に塗り拡げています


クランプボルトは軽く締めておきます


ステムの引き上げ棒本体、ネジにもグリスを塗布
本体にセットをします


はみ出したグリスは良く拭き取っておきます
グリスが汚れを呼びます 全体をピカールで
磨いておくと良いですね

ワックスも用意しましたがピカールに添加された
油脂で光沢も出ています ワックスは使わないで
おきましょう


これでお手入れは完了です

NITTO UI おそらくステムの角度が 71度位だと思います
ホリゾンタルのフレームに使うとステムがやや上を向きます 73度のステムを見慣れた目には
最初は少し違和感を感じましたが 部品構成を間違わなければこれもまた良く見えます
古いものでは無く現在のスチールフレームに似合うステム、と言う処でしょうか