前回ホイールのボスフリーを外していたらニップルが一個破損しました
それを取替えます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/ca/de5c38b7fc81c6ba35120261c6796051.jpg)
ホイールからボスフリーを抜く作業をしているとパン!と言う音と共に
ニップルの頭が飛びました この様な頭の破損は自分のホイールでは
初めてです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/15/da0f019b10889ba35ad5ca0a61332b38.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/2e/6437b7dc8fb563b7b71a007afe54580f.jpg)
ニップルを外しましたアルミニップルですが ホイールを
組んでから 35年経っています、経年劣化でしょうか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/ea/3de53ffe3fe6b35e6a22ebbf6b8b035e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/b0/d7edb86ccacbfc0287b84277d6775fe3.jpg)
最近はほとんどアルミニップルを使っています
予備を出して来ました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/51/829910cf92d9e9c8152c16f0da226ad4.jpg)
リムのハトメに古い頭が残っています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/3f/6c3a3448ba1436b08995042173dad091.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/b3/d367ed1ac18fb43715e46f8ab0c6b206.jpg)
先の細い物で取りました 今回のニップルを観察すると
リムのハトメに接触している部分が良く解ります そして
ホイールを組む際 ニップルとハトメの間でとても強い
摩擦が生じているのが想像出来ました ホイールを組む時
この様な事が参考になります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/d9/38c889542afca3011551381023e5c06b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/43/c07c9eaf1a4926f505209a97e9e37ff8.jpg)
新しいニップルを入れ振れ取りを行います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/e2/1c2c4d9cd45c8ee3e6feeda0f126157a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/11/69d7164138fe45b411b8bcfebc71cbd0.jpg)
スポークにテンションが掛ったニップルを回す時
スポークを捩ってはいけません 左手が大事です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/ff/9d66d49ad5a5901dc2ddb2968534bff4.jpg)
このホイールは 36穴ハブ+28穴リムを使った
変則組をしています スポークが飛ぶと普通の
ホイールでは出ない様な振れ方をします
センターゲージを使い再度調整して行きます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/4f/10bc65bfb93b0941e6951efbed504fea.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/7d/bd1a626e785433c843bc07fdfb6c9ea0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/09/af8bac0ec33f3ff4a18f7e65193da559.jpg)
かと言ってそんな無茶苦茶になる物では有りません
振れを取る際 リムをどちらへ寄せるかの確認程度です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/58/34e158e12cdfe87a23f523b2f1103d84.jpg)
Campagnolo UT-HU010 カンパですがそれ程高価な道具では有りません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/fc/5c96d69096a315be89f4d617a69d6163.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/bb/1700a9b3b91dacd1a696853a0df89faf.jpg)
この工具の良い処はこのシンプルさですね とても
使い易いです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/27/46b2d690fb64ec2d07a365b06157a30e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/42/abbb380324da9f6d5c4945e66af41392.jpg)
この様な昔の平リムでホイールを組む時には
テンションメーターはまず使いませんが
ニップルが飛ぶなんて、どの程度張っているのか
見て見ます Park Tool TM-1
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/c6/0a6023e892fa2de9df976ef1bdcab033.jpg)
スポークをメーターの支持子に挟みます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/4f/100587ce5fd6408c27d0715b25ae4586.jpg)
グリップを離すと真ん中の測定子がバネの力で戻りスポークを押し上げます
そのスポークの曲がり具合によりテンションを数値化して行きます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/6b/f62e6d70ef8ab2a96ef637658d47eb2b.jpg)
測定子の逆側には数値を示すポインターが有り
今回は 12 近辺を指しています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/b2/d16171f831bb6d32dbd9b37bf27d2c15.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/ce/5a141429d8e3e7f26ea245ec1c9044c7.jpg)
その数値はスポークの種類に依っても変わります
今回のスポークの種類と太さを知る必要が有ります
付属のスポークゲージで測定 1.6mm の太さです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/7c/2906eb0b32922e7b94036eb411782ec8.jpg)
先程の 12 と言うのは単なる数字で これから換算表を
使いスポークの張力に替えます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/d1/bd8653641cde8529dd920f3a15b9031d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/d0/759dbe2a9aac870df0e54b1f64827c1f.jpg)
まずスポーク欄 ラウンドのスチール 1.6mm の
縦列を見ます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/3c/a559c0d680b8a4e416b0a80584e21550.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/38/f5e93db620f341984c470ff38556da73.jpg)
そしてテンションメーターのポインターが示した数字
12 を右へ進み 先程の縦列と交わった所が スポーク
テンションです 58kgf がこのスポークの数値です
私がリムに無理をさせない様 緩めに張っているのですが
この程度のテンションでアルミと言えニップルの頭が
飛ぶ事は有りません 製造上の問題か劣化のいずれか
なんだと思います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/51/158edc266fde83f621a0b16e7806d8c2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/75/0c312b46f8dd4181165e96aee53ab829.jpg)
前回ボスを抜いた後のハブには 装着時のグリスが
残っています これも拭き取ってしまいましょう
当時のカンパグリスです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/69/618ddec74a0ac7df3185aeff061e9eee.jpg)
KURE のパーツクリーナー 汚れの落ち具合と
乾燥の速度が気に入っています クリーナーだから
と言って強力に全てを、カサカサになるまで落せば
良いと言う物ではなく 優しさも欲しいですよね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/4a/d5921c1ef3901ff5616f6c1d27a38f84.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/44/ca24a2e33af925a9f3481dbebd636098.jpg)
回転部分も近くに有るので直接スプレーするのでは無く
一旦ウエスに取ってからグリスを拭き取りました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/3a/89208786dabb27f74590f26399ff0161.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/8f/3612a836e3e776ed3d59b90dfeff0737.jpg)
ネジ山も綺麗になりました BSC 規格 国産のフリーが
使えます Campagnolo NUOVO TIPO
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/cc/13e52ba72f02c323246815f23791eede.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/ec/e4e5e03553752f3e835f93175ea9001f.jpg)
クイックシャフトと駆動部にもオイルを注しておきましょう
SUPER LUBE 超耐久潤滑剤です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/78/1118e388fc3de6bb7a8271e87cc4d4a2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/b5/3d8828b78e643c0d32274643ce59c149.jpg)
カンパニョーロのクイック 直レバー でも TIPO は
やはり RECORD とは違うんですよね
高校生の時、直ぐに使う予定は無かったのですが
欲しくて買ったハブでした それから 10年程経って
から組んだホイールです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/3e/08e70a51e276832399918d7bd4a3d335.jpg)
これで今回のメンテナンスは終了です クロモリのロードのスペアホイールとして
バックに入れて保管していますが思い出した時に たまに開けて確認はしています
バッグの中で他の生き物が育っていても嫌ですしね(笑) この様にしてまた保管
しておきます
前回の作業 【 ボスフリーを抜く サンツアー Perfect 】
それを取替えます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/ca/de5c38b7fc81c6ba35120261c6796051.jpg)
ホイールからボスフリーを抜く作業をしているとパン!と言う音と共に
ニップルの頭が飛びました この様な頭の破損は自分のホイールでは
初めてです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/15/da0f019b10889ba35ad5ca0a61332b38.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/2e/6437b7dc8fb563b7b71a007afe54580f.jpg)
ニップルを外しましたアルミニップルですが ホイールを
組んでから 35年経っています、経年劣化でしょうか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/ea/3de53ffe3fe6b35e6a22ebbf6b8b035e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/b0/d7edb86ccacbfc0287b84277d6775fe3.jpg)
最近はほとんどアルミニップルを使っています
予備を出して来ました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/51/829910cf92d9e9c8152c16f0da226ad4.jpg)
リムのハトメに古い頭が残っています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/3f/6c3a3448ba1436b08995042173dad091.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/b3/d367ed1ac18fb43715e46f8ab0c6b206.jpg)
先の細い物で取りました 今回のニップルを観察すると
リムのハトメに接触している部分が良く解ります そして
ホイールを組む際 ニップルとハトメの間でとても強い
摩擦が生じているのが想像出来ました ホイールを組む時
この様な事が参考になります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/d9/38c889542afca3011551381023e5c06b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/43/c07c9eaf1a4926f505209a97e9e37ff8.jpg)
新しいニップルを入れ振れ取りを行います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/e2/1c2c4d9cd45c8ee3e6feeda0f126157a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/11/69d7164138fe45b411b8bcfebc71cbd0.jpg)
スポークにテンションが掛ったニップルを回す時
スポークを捩ってはいけません 左手が大事です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/ff/9d66d49ad5a5901dc2ddb2968534bff4.jpg)
このホイールは 36穴ハブ+28穴リムを使った
変則組をしています スポークが飛ぶと普通の
ホイールでは出ない様な振れ方をします
センターゲージを使い再度調整して行きます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/4f/10bc65bfb93b0941e6951efbed504fea.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/7d/bd1a626e785433c843bc07fdfb6c9ea0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/09/af8bac0ec33f3ff4a18f7e65193da559.jpg)
かと言ってそんな無茶苦茶になる物では有りません
振れを取る際 リムをどちらへ寄せるかの確認程度です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/58/34e158e12cdfe87a23f523b2f1103d84.jpg)
Campagnolo UT-HU010 カンパですがそれ程高価な道具では有りません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/fc/5c96d69096a315be89f4d617a69d6163.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/bb/1700a9b3b91dacd1a696853a0df89faf.jpg)
この工具の良い処はこのシンプルさですね とても
使い易いです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/27/46b2d690fb64ec2d07a365b06157a30e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/42/abbb380324da9f6d5c4945e66af41392.jpg)
この様な昔の平リムでホイールを組む時には
テンションメーターはまず使いませんが
ニップルが飛ぶなんて、どの程度張っているのか
見て見ます Park Tool TM-1
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/c6/0a6023e892fa2de9df976ef1bdcab033.jpg)
スポークをメーターの支持子に挟みます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/4f/100587ce5fd6408c27d0715b25ae4586.jpg)
グリップを離すと真ん中の測定子がバネの力で戻りスポークを押し上げます
そのスポークの曲がり具合によりテンションを数値化して行きます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/6b/f62e6d70ef8ab2a96ef637658d47eb2b.jpg)
測定子の逆側には数値を示すポインターが有り
今回は 12 近辺を指しています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/b2/d16171f831bb6d32dbd9b37bf27d2c15.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/ce/5a141429d8e3e7f26ea245ec1c9044c7.jpg)
その数値はスポークの種類に依っても変わります
今回のスポークの種類と太さを知る必要が有ります
付属のスポークゲージで測定 1.6mm の太さです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/7c/2906eb0b32922e7b94036eb411782ec8.jpg)
先程の 12 と言うのは単なる数字で これから換算表を
使いスポークの張力に替えます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/d1/bd8653641cde8529dd920f3a15b9031d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/d0/759dbe2a9aac870df0e54b1f64827c1f.jpg)
まずスポーク欄 ラウンドのスチール 1.6mm の
縦列を見ます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/3c/a559c0d680b8a4e416b0a80584e21550.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/38/f5e93db620f341984c470ff38556da73.jpg)
そしてテンションメーターのポインターが示した数字
12 を右へ進み 先程の縦列と交わった所が スポーク
テンションです 58kgf がこのスポークの数値です
私がリムに無理をさせない様 緩めに張っているのですが
この程度のテンションでアルミと言えニップルの頭が
飛ぶ事は有りません 製造上の問題か劣化のいずれか
なんだと思います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/51/158edc266fde83f621a0b16e7806d8c2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/75/0c312b46f8dd4181165e96aee53ab829.jpg)
前回ボスを抜いた後のハブには 装着時のグリスが
残っています これも拭き取ってしまいましょう
当時のカンパグリスです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/69/618ddec74a0ac7df3185aeff061e9eee.jpg)
KURE のパーツクリーナー 汚れの落ち具合と
乾燥の速度が気に入っています クリーナーだから
と言って強力に全てを、カサカサになるまで落せば
良いと言う物ではなく 優しさも欲しいですよね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/4a/d5921c1ef3901ff5616f6c1d27a38f84.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/44/ca24a2e33af925a9f3481dbebd636098.jpg)
回転部分も近くに有るので直接スプレーするのでは無く
一旦ウエスに取ってからグリスを拭き取りました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/3a/89208786dabb27f74590f26399ff0161.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/8f/3612a836e3e776ed3d59b90dfeff0737.jpg)
ネジ山も綺麗になりました BSC 規格 国産のフリーが
使えます Campagnolo NUOVO TIPO
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/cc/13e52ba72f02c323246815f23791eede.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/ec/e4e5e03553752f3e835f93175ea9001f.jpg)
クイックシャフトと駆動部にもオイルを注しておきましょう
SUPER LUBE 超耐久潤滑剤です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/78/1118e388fc3de6bb7a8271e87cc4d4a2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/b5/3d8828b78e643c0d32274643ce59c149.jpg)
カンパニョーロのクイック 直レバー でも TIPO は
やはり RECORD とは違うんですよね
高校生の時、直ぐに使う予定は無かったのですが
欲しくて買ったハブでした それから 10年程経って
から組んだホイールです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/3e/08e70a51e276832399918d7bd4a3d335.jpg)
これで今回のメンテナンスは終了です クロモリのロードのスペアホイールとして
バックに入れて保管していますが思い出した時に たまに開けて確認はしています
バッグの中で他の生き物が育っていても嫌ですしね(笑) この様にしてまた保管
しておきます
前回の作業 【 ボスフリーを抜く サンツアー Perfect 】