Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ロードバイク スプロケットの交換方法 その1

2016-09-24 20:18:52 | ロード
ロードバイクにはカセットスプロケットと言うギアが使われています 
これは交換する機会も多いかと思います その方法をご紹介致します





カセットスプロケットを交換する為に必要な道具です この作業が必要な時はスプロケットの
摩耗に依る新しい物への交換、自転車で走るコースに合せたギア枚数の変更等 幾つかの
理由が有るかと思います それらの理由の如何に関らず行う工程は一緒です




今回交換するスプロケットは先日、洗浄し手入れは
済ませています Shimano ULTEGRA CS-6700
12-23T の 10速を使います






私が現在乗っているロードバイクの 同じグレードの
12-25T このスプロケットとの交換です 最近の用途に
合せたギア枚数の変更と言う処です








自転車からホイールを外します ここはギアの交換と
関係は無いのですが チェーンでフレームが汚れたので
拭き取っておきます






リアホイールを外しました それでは作業開始です






整備の環境も大切です ホイールやパーツを傷めない様
直接ホイールを地面に置かない等 出来る範囲で気を
付けた方が良いですね クイックレリーズを外しました






現在使っているスプロケットを外します 道具も用意
しています






カセットスプロケットはロックリングで固定されています
それを取り外す為の工具 ロックリングリムバーです
Shimano の純正工具 TL-LA15 社外品の工具でも
OKです Park Tool なら FR-5G 又は FR-5 が使えます

※ この工具はスプロケットのメーカーに依りそれに応じた物を
  使う必要が有ります 例えばカンパなら Park Tool BBT-5
  ご自分が使っているメーカーを良く確認して下さい






工具の突起をハブシャフトの穴に差し込み 
ロックリングに装着します






次にスプロケットが装着されているフリーが空回りを
しない様にスプロケットリムバーを使います 
これは使っているギアの厚さに応じた物が必要ですが
Park Tool SR-11 であれば 5~11速のスプロケットに対応
しています ただ価格が 5000円程度します 
他社から廉価な物も沢山販売されているので、その辺は
ご自身で選択されれば良いでしょう




ロックリングリムバーにはモンキーレンチを使います
23mm 程度の 6角なのでそれ以上開くモンキーが必要です





スプロケットリムバーでギアを押えロックリングを緩めます ※ 正ネジです この写真では
双方の工具を下方向へ力を入れています 最初から目一杯力を入れ急にネジが緩むと
怪我をしますので、初めはゆっくりと力を掛けて行った方が良いですね この場合ネジが
緩むと右手が下方向へ動きます




ロックリングが緩みました






工具を装着する為の凸凹な形状と 裏側にはネジが
切られています




ロックリングを外したスプロケットです 中心の青い
シャフトの外側がフリーですが そこにロックリングを
締める為の内ネジが切って有ります








スプロケットを外して行きます 全てのギアは簡単に
引き抜けます 間にスペーサーが何枚か入っていますが
それも抜きました






最後に 1mm 程度の厚さのワッシャーが入っています
これを使っていないスプロケットも有りますが 使っていれば
再利用すれば良いです 白くアルミ色した部分がフリーです




全てのパーツが外れました ここまではシマノの、他の
グレードやカンパニョーロでも基本的にする事は一緒です




今回取り外したスプロケットはまた後で洗浄し何時でも
使える様に手入れをしてやりましょう





白くて小さな花が咲いていました 近くの空き地です この横で住宅用の造成工事が始まっています
写真を確認するとまだまだ有りますこのまま進めると読むのも疲れますよね 取付けは次回にします
またお付き合い下さい

取替え用のスプロケットのお手入れ方法 【 ロード用スプロケット 洗浄とオイルアップ 】

続きの作業はこちら 【 ロードバイク スプロケットの交換方法 その2 】

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