Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

丸ノコ 安全カバー ストッパー

2020-05-07 20:00:28 | 色々な道具
電動丸ノコには刃を覆う安全カバーが付いています 本来してはいけない工作ですが
カバーを動かない様に固定する為の細工を行いました





電動丸ノコです 私達建築関係に従事している者だけでは無く一般の方達でも
お使いになる道具だと思います これには高速で回転する刃から身を守る為の
安全カバーが付いていますが 今回はそのカバーに細工を施します




この刃を覆う様な黒い部分が安全カバーです これは丸ノコを回転させ
木材を切り進める時に、木材の端に当り自動的にカバーが開いて行きます






使う時の状況では片方の手で 安全カバーを開きながら
使う事も有りますがこれが作業を進める上で 左手が
塞がってしまう原因でも有ります 
今回は少し細工をしてこのカバーが開いたままの状態に
したいと思います






どの様な細工をするかはまだ決めていません 私の頭の中で
考えながら進めます








使えそうなネジが有ります 10mm のボックスレンチで
ナットを外してみました






プラスドライバーを使いオスネジを外しました ここは駆動部で
シャフトの先にネジが切られたパーツでした






手を加える為に用意したのは自転車の車輪に使っている
ステンレスのスポークです






スポークを必要な長さにカットします この道具は一般的な
プライヤーですが、物を掴むだけでは無くこの切り欠きの部分で
針金などを切断する事も出来ます




今回は 1.6mm 程度のステンレスですがこの位なら簡単に
切る事が出来ます






ネジの太さを測っています 外径 4.8mmです
これに合せてスポークを丸く加工したいのですが
流石にこの大きさは難しいかな・・・






結構硬い素材なので真円の加工は出来ませんがボルト、ナットに
挟み込む形を作りました




ステンレス用のハンダの用意をしました






加工した端末をハンダ付けして 丸い形状が開かない様にしました




その後スポークを何箇所か折り曲げ 先程外したネジの部分から
この位置にスポークが留まる様に形を作りました スポークの
端末が切断したままで少し気になります








スポークに自転車の回転部分に使うベアリングを使いハンダ付けをします
サイズは 仁丹と呼ばれる 1/8 (3.1750mm) です これで手触りが良くなりました




これはどの様な役目を担っているのか見て頂きます








加工前は安全カバーを左手で操作し 開放状態を保つ為に
左手を添えていましたが 今回の加工で保護カバーを
固定する事が出来ます








カバーを開く為のパーツを今回のスポークで固定しています 
これで左手がフリーになります






またカバーを元に戻す時には スポークの先を少し触る事で
カバーが元に戻ります これはスポークの復元力がそれを
可能にしてくれています





今回の加工は安全面から言うとしない方が良い工作です ただ実際に仕事をする上では
左手が自由になる事で丸ノコをしっかりと保持できるなど良い面も有ります 
大工さんなどは木っ端(こっぱ)でクサビを作りそれを使っている方を良く見ます





あまり目立たず そっと咲いていました
今回は自転車整備では無く仕事絡みの記事でしたが、自転車の方も続けて書かせて頂きます
どうぞお付き合い下さい

コメント (4)
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