自転車に乗っていると必ず必要なタイヤの入れ替え作業 今回は丸タイヤをリムに貼ります
その様子を是非ご覧下さい
前回の作業で古いタイヤを外し事前準備は済ませています 丸タイヤとは
チューブラータイヤの事で 以前は 27×1-1/8 丸タイヤと表記されました
メーカーの完成車のカタログにも書かれていたのを思い出します
さて今回はリムセメントでタイヤを貼りましょう
前回タイヤを外してリムセメントの状態を確認すると
やや乾燥気味だったので それの調整を行いました
それを指で確かめていますが 良い感じになっています
タイヤは剥がした物を再利用しますが これらの接着面も接着強度が確保出来る様に
処理をしています
接着面も古いリムセメントが柔らかくなり 良い状態です
では新たにリムセメントを塗布しタイヤを貼って行きます
今回はパナレーサーのチューブ入りのリムセメントを使います
それと、リムにセメントを塗り拡げる為の歯ブラシです
昨日作った床の上に新しいリムセメントを塗布します
適量出したリムセメントをブラシでリムに塗り拡げています
タイヤを用意します 空気を少し入れています
タイヤがペタンコにならない程度で結構です
空気の入れ過ぎは作業を難しくします
私の自転車小屋には 消毒用の繊維タオルや除菌スプレーも
用意しています この後、タイヤを入れる様子ではマスクも
していませんが 普段はコロナ対策をしていますのでご心配には
及びません・・・
タイヤを入れる様子です
リムのバルブ穴にタイヤのバルブを入れます 曲がらない様に注意
バルブの両方向へタイヤを伸ばしながらリムに乗せて行きます
充分タイヤを伸ばしながらリムに嵌めて行きますが伸ばしが足りないと
この後でまず失敗します バルブから左右にしっかり押し下げる これ大切です
タイヤを押し下げる限界まで来たら リムを持ち上げ
最後の部分をリムに入れます 服を汚すのはほとんど
この場面です
タイヤが入りました ただチューブラータイヤはこれで
終わりではありません
空気を 2~3 キロ入れます
リムにタイヤを馴染ませながら センターも同時に出して行きます
ホイールを回転させ タイヤの左右の振れを取って行きます
今までの作業を終わらせ 使用空気圧を張って完了です
このホイールはセメントの接着強度が出るまで 1晩寝かせて
使う事が出来ます
チェック
バルブは曲がっていてはいけません
センター出し
タイヤのふんどしが見えます これを左右揃えるのも
一つの目安になります
方向
タイヤの装着方向は トレッドが作る ハの字の先端を
進行方向へ向けます これは濡れた路面の水捌けを考えての事です
これについては 自転車の速度では関係が無いただの模様だ と仰る方もいらっしゃいますが
これを唱えているタイヤメーカーも有るので 私はそちらを信じています
トレッドの大切さは 雨の日に競輪場や自転車競技場を走れば充分、感じる事が出来ます
リアホイールも同じ手順で 進めて行きます
使ったリムセメントはしっかりキャップをして保管
歯ブラシは使い捨てです セメントが固まると使い物になりません・・
MAVIC GP4
今回のホイールにはマビック GP4 と言うリムを使っています
これは何回かマイナーチェンジされていますが この後期タイプは
タイヤを貼る時に少し注意が必要です
改良後、弁当箱とも呼ばれましたが リムの両サイドのエッジが高く
谷が深い形状をしています その為にタイヤがリムの底に届きません
その対策として、リムのエッジにリムセメントを充分に塗らないと駄目ですね
それでないとタイヤの接着力が確保し難いリムです
随分と講釈が長くなりました すみません その様な事を確認しながら作業を進めましたが
前後のタイヤ貼りが完了しました
今回はここまでにさせて頂きます この後ホイールを自転車に装着しますが それは次の記事で
お付き合い下さい
タイヤ貼りの事前準備 こちらもご覧頂ければ幸いです
前回の作業 【 丸タイヤを貼り換える ピストバイク 】
その様子を是非ご覧下さい
前回の作業で古いタイヤを外し事前準備は済ませています 丸タイヤとは
チューブラータイヤの事で 以前は 27×1-1/8 丸タイヤと表記されました
メーカーの完成車のカタログにも書かれていたのを思い出します
さて今回はリムセメントでタイヤを貼りましょう
前回タイヤを外してリムセメントの状態を確認すると
やや乾燥気味だったので それの調整を行いました
それを指で確かめていますが 良い感じになっています
タイヤは剥がした物を再利用しますが これらの接着面も接着強度が確保出来る様に
処理をしています
接着面も古いリムセメントが柔らかくなり 良い状態です
では新たにリムセメントを塗布しタイヤを貼って行きます
今回はパナレーサーのチューブ入りのリムセメントを使います
それと、リムにセメントを塗り拡げる為の歯ブラシです
昨日作った床の上に新しいリムセメントを塗布します
適量出したリムセメントをブラシでリムに塗り拡げています
タイヤを用意します 空気を少し入れています
タイヤがペタンコにならない程度で結構です
空気の入れ過ぎは作業を難しくします
私の自転車小屋には 消毒用の繊維タオルや除菌スプレーも
用意しています この後、タイヤを入れる様子ではマスクも
していませんが 普段はコロナ対策をしていますのでご心配には
及びません・・・
タイヤを入れる様子です
リムのバルブ穴にタイヤのバルブを入れます 曲がらない様に注意
バルブの両方向へタイヤを伸ばしながらリムに乗せて行きます
充分タイヤを伸ばしながらリムに嵌めて行きますが伸ばしが足りないと
この後でまず失敗します バルブから左右にしっかり押し下げる これ大切です
タイヤを押し下げる限界まで来たら リムを持ち上げ
最後の部分をリムに入れます 服を汚すのはほとんど
この場面です
タイヤが入りました ただチューブラータイヤはこれで
終わりではありません
空気を 2~3 キロ入れます
リムにタイヤを馴染ませながら センターも同時に出して行きます
ホイールを回転させ タイヤの左右の振れを取って行きます
今までの作業を終わらせ 使用空気圧を張って完了です
このホイールはセメントの接着強度が出るまで 1晩寝かせて
使う事が出来ます
チェック
バルブは曲がっていてはいけません
センター出し
タイヤのふんどしが見えます これを左右揃えるのも
一つの目安になります
方向
タイヤの装着方向は トレッドが作る ハの字の先端を
進行方向へ向けます これは濡れた路面の水捌けを考えての事です
これについては 自転車の速度では関係が無いただの模様だ と仰る方もいらっしゃいますが
これを唱えているタイヤメーカーも有るので 私はそちらを信じています
トレッドの大切さは 雨の日に競輪場や自転車競技場を走れば充分、感じる事が出来ます
リアホイールも同じ手順で 進めて行きます
使ったリムセメントはしっかりキャップをして保管
歯ブラシは使い捨てです セメントが固まると使い物になりません・・
MAVIC GP4
今回のホイールにはマビック GP4 と言うリムを使っています
これは何回かマイナーチェンジされていますが この後期タイプは
タイヤを貼る時に少し注意が必要です
改良後、弁当箱とも呼ばれましたが リムの両サイドのエッジが高く
谷が深い形状をしています その為にタイヤがリムの底に届きません
その対策として、リムのエッジにリムセメントを充分に塗らないと駄目ですね
それでないとタイヤの接着力が確保し難いリムです
随分と講釈が長くなりました すみません その様な事を確認しながら作業を進めましたが
前後のタイヤ貼りが完了しました
今回はここまでにさせて頂きます この後ホイールを自転車に装着しますが それは次の記事で
お付き合い下さい
タイヤ貼りの事前準備 こちらもご覧頂ければ幸いです
前回の作業 【 丸タイヤを貼り換える ピストバイク 】
最近は年に一度くらいの頻度でしたので、貼り方やセンター出しをもっと修練しようと思います。
またブログ楽しみにしています。
チューブラータイヤで 縦方向に凸凹が有るとそれに依る不快感は感じる事は出来ますが
左右のセンターが出ていない時の違和感は感じた事は有りません
チューブラータイヤに空気を入れると確かに捩れて トレッド側が内側に向きますが、それはリムに乗せていない時の事で有り
リムセメントやテープで貼った後に起こる事では無いので それが走行に影響を与えているとも思えないです
アラヤゴールドと言う柔らかいリムで組んだホイールと 最近の剛性が高い完組みホイールとでは タイヤが与える感覚と言う部分で違いが出そうなのは幾分想像出来ますが それをどの様に感じるかは、私にも解りません
SOYO の 90匁(モンメ)は私も良く使いました その当時にもリムテープと言う両面テープが有り 私も使った事が有ります この辺は懐かしい思い出話しですね
今回コメントを頂いた内容に的確なお答えが出来ません 申し訳有りません
GW巣篭もりで時間があるのでコメントしてみます。
それはチューブラーの貼り方というか運用具合について、ちょっと気になっている事を伺わせてもらえたらと思います。
現在ヴィットリアのコルサCXや、安めのリッチーWCS レースSLICKなどを使っています。残念ながら(笑)テープ運用です。いつもセンター出しに気遣って貼っているのですが、乗ってみると微妙にヨレる感じがします。
貼る前に空気を入れるとバルブが外側に180度くらいひっくり返って、全体によじれてしまうじゃないですか。その名残りというか影響なのか、バルブ付近の二重になった重なり部分の厚みのせいなのか悩ましいところです。おおよそ20キロ以上だと全く気にならないのですが、低速時や惰性で進むフリーライディング時にハッキリ感じます。
ホイールは堅めのレーシング1で主治医のメカの見立てではほぼフレ無し、だそうです。
3、40年前の話になって恐縮なのですが、昔のソーヨー(70とか90を使用)タイヤでセメントベッド、アラヤのチャンピオン(ゴールド)リムの頃は、今よりズボラだったはずなのに全く気になりませんでした。これは機材進化の影響なのでしょうか。それとも今の貼り方で修正すべき点があるのでしょうか。ご教示よろしくお願いいたします。