今回新しい自転車を組むために用意したトラックフレームのスケルトンを測定します
自転車の部品選定の為には必要な事です
今回用意したフレームは MAKINO マキノと言うメーカーの NJS 認可フレームです
競輪競走で使われていた物ですがこのフレームのスケルトンを測定します
今の環境で出来るだけ正確に寸法を測りたいと思います
フレームをメンテナンススタンドに乗せました
今回の測定には レーザーレベルを使います 建築工事等で
良く使われますが、水平線や垂直線をレーザーで照射する機械です
機械とフレームをセットして行きます
まずフレームに対して真正面に機械を置きます
具体的にはフレームのハンガー芯に対して直角にレーザーを
照射出来る位置です それを可能にする為に地面に打ってある
朱墨の真上にレーザーをセットします 機械からは鉛筆の部分に
下部ポイントが照射されています
正しく設置した機械からレーザーが照射されていますが
フィキシングボルトが有ると 芯 が分り難いので外しました
フレームを水平にセットします その為には前後のエンド芯を
レーザーの水平光に合せます
機械の高さの調整も必要ですが それは三脚のエレベーターで
調整が出来ます
少しフレームの前を下げる為に この様なウェイトを用意
しています 容器に砂を詰めたものです
ウェイトをメンテナンススタンドの先端にぶら下げました
前が下がったメンテスタンドの先端にズンギリで作った
高さを調整する為の簡単な装置を使います
機械の高さとフレームの前後の高さを調整し 前後のエンド芯が
水平になりました
これがしっかりと水平が出たフレームの状態です
レーザーの水平線は前後のエンド芯に有りますが 垂直線は
ハンガー芯に合わせています
この垂直線は ハンガー小物から上に伸びトップチューブにも
照射されています
これで用意が出来たので この状態で各寸法を測って行きます
これはハンガー下がりを測っています フレームのオーダーシートや
最近のジオメトリー図面を思い出して頂ければ解ると思います
このフレームはハンガー下がり 60mm です
採寸した数字は 手書きで用意した図面に落として行きます
バックセンターを測っています 390mm です
フロントセンターを測っています 正確に測れる様にスケールの
100mm の位置を基本にしています 私達は 100切りと呼びます
フロントセンター 575mm です
トップ寸法 C-C 530mm です
ハンガー芯からシートチューブのセンターまでの寸法を測っています
この後リーチも測ります リーチ 420mm でした
ヘッドチューブも測っておきましょう
測った寸法を図面に落としました
フレームの寸法が全く解らなければ部品の選択が難しいです
これを参考に使う部品を決めて行きます
今回の様にトップチューブが水平なフレームでは レーザーレベルの恩恵はあまり受けませんが
スローピングのフレームや、組まれた自転車のポジション測定ではかなり正確な採寸が出来ます
次は現在使っている街乗りピストのポジション測定を行います
前回の記事 【 ブレーキを用意しました SUNTOUR SPRINT 】
次の記事 【 街乗りピスト ポジション測定 】
自転車の部品選定の為には必要な事です
今回用意したフレームは MAKINO マキノと言うメーカーの NJS 認可フレームです
競輪競走で使われていた物ですがこのフレームのスケルトンを測定します
今の環境で出来るだけ正確に寸法を測りたいと思います
フレームをメンテナンススタンドに乗せました
今回の測定には レーザーレベルを使います 建築工事等で
良く使われますが、水平線や垂直線をレーザーで照射する機械です
機械とフレームをセットして行きます
まずフレームに対して真正面に機械を置きます
具体的にはフレームのハンガー芯に対して直角にレーザーを
照射出来る位置です それを可能にする為に地面に打ってある
朱墨の真上にレーザーをセットします 機械からは鉛筆の部分に
下部ポイントが照射されています
正しく設置した機械からレーザーが照射されていますが
フィキシングボルトが有ると 芯 が分り難いので外しました
フレームを水平にセットします その為には前後のエンド芯を
レーザーの水平光に合せます
機械の高さの調整も必要ですが それは三脚のエレベーターで
調整が出来ます
少しフレームの前を下げる為に この様なウェイトを用意
しています 容器に砂を詰めたものです
ウェイトをメンテナンススタンドの先端にぶら下げました
前が下がったメンテスタンドの先端にズンギリで作った
高さを調整する為の簡単な装置を使います
機械の高さとフレームの前後の高さを調整し 前後のエンド芯が
水平になりました
これがしっかりと水平が出たフレームの状態です
レーザーの水平線は前後のエンド芯に有りますが 垂直線は
ハンガー芯に合わせています
この垂直線は ハンガー小物から上に伸びトップチューブにも
照射されています
これで用意が出来たので この状態で各寸法を測って行きます
これはハンガー下がりを測っています フレームのオーダーシートや
最近のジオメトリー図面を思い出して頂ければ解ると思います
このフレームはハンガー下がり 60mm です
採寸した数字は 手書きで用意した図面に落として行きます
バックセンターを測っています 390mm です
フロントセンターを測っています 正確に測れる様にスケールの
100mm の位置を基本にしています 私達は 100切りと呼びます
フロントセンター 575mm です
トップ寸法 C-C 530mm です
ハンガー芯からシートチューブのセンターまでの寸法を測っています
この後リーチも測ります リーチ 420mm でした
ヘッドチューブも測っておきましょう
測った寸法を図面に落としました
フレームの寸法が全く解らなければ部品の選択が難しいです
これを参考に使う部品を決めて行きます
今回の様にトップチューブが水平なフレームでは レーザーレベルの恩恵はあまり受けませんが
スローピングのフレームや、組まれた自転車のポジション測定ではかなり正確な採寸が出来ます
次は現在使っている街乗りピストのポジション測定を行います
前回の記事 【 ブレーキを用意しました SUNTOUR SPRINT 】
次の記事 【 街乗りピスト ポジション測定 】
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