普段使っているチューブラーホイールのタイヤを貼り替えます チューブラータイヤの
交換にはリムセメントをどの程度使うのでしょうか 交換作業も含めご紹介させて頂きます
組み立てを進めている街乗り用の固定ギア自転車です これのホイールのタイヤを
交換します、使っているのはチューブラータイヤです
この前後のホイールは私が組んだ物では有りませんが
実に上手く組まれています 腕の良いホイールビルダーが
仕事をされたのでしょう
ハブは古い Shimano DURA-ACE です
リムは前後とも MAVIC GP4 後期のタイプで弁当箱と
呼ばれる事もあります
車輪を外します
まず前輪です
後輪はメンテスタンドに乗せてから外しました
チェーンレストを使いチェーンが垂れない様にしています
タイヤを外します 前輪の空気を抜きました
以前に貼り変えてから まだ時間が経っていないので
リムセメントが良く効いています 少し嫌な剥がれ方を
しています
前後のタイヤを剥がしました
これは残ったリムセメントを缶に集め 有機溶剤で
やや柔らかく調整した物です これをプライマー
として使っています
後輪のリムに先ほどのプライマーを塗りました 本来しっかりと
ベッド=床 が出来たホイールにはしなくても良い行程です 今回は
既存のセメントを落ち着かせたかったので私の判断で使っています
こちらは前輪です 先ほど嫌な剥がれ方と書いたのはこれで
タイヤのフンドシがリムに残っています これ自体は珍しい
事では無いのですが このフンドシは鳥の羽毛みたいにリムに
残っています これは手でむしるわけにも行きません 参った
色々な刃先の彫刻刃を使い 除去しましたがリムセメントも
一緒に剥がれています
この状態では ベッドから作らないといけません
仕方が無いですね
これはタイヤの貼り替えとは別の作業です 風が出て来たので
室内でリムセメントを塗り時間を置きます
今回はこのタイヤを使います Vittoria Strada ビットリアの
ストラーダです
梱包を解くと折り癖が強く付いています 多少は構わないのですが
今回の奴は少しきついです 予備のホイールに入れ空気を張って
時間をおきます
ホイールに仮入れし一晩置きました これはリムのベッドが
出来るまでの時間も必要でしたから 丁度良かったです
ここからが通常のタイヤの入れ替え作業です
新しいリムセメントの重量を測っておきます
内容量は 33ml らしいです 重量は 39g です
タイヤの裏 フンドシにリムセメントを塗ります
綿の粗い繊維で出来ています
フンドシにリムセメントを出し 歯ブラシで塗り拡げて行きます
この様な感じです
フンドシに塗り拡げると直ぐに吸い込み 短時間で
乾燥します
均等に塗り拡げる事が出来る量は おのずと決まります
ここでの重量は 32g タイヤ一本に使った量は 7g です
タイヤを貼る為にセメントをリムに塗りました ここに
これ以上塗るとセメントが垂れますので、その寸前まで
塗っています こちらは前輪でベッドを作った方です
タイヤを貼りました チューブラータイヤを貼る方法は
過去記事に幾つもご紹介しているので 今回はそこには
触れません
ここでの重量は 24g です タイヤ一本に使ったセメントは
15g と言う事ですね
こちらは後輪です 前輪と違うのはリムのベッドの状態で
後は同じです
後輪が完了した後の重量は 12g です 後輪には 12g の
セメントを使っています これはリムの状態を見ながら
作業を進めています ベッドの善し悪しでこの位、使用量の
差が有ると言う事ですね
これで前後のタイヤの貼り替えが終わりました 通常はリムセメントの量まで計って
作業は進めていませんが 今回の結果はベッド= 床がしっかり出来ていれば 12g 程度の
セメントを使うと言う事ですね もっと強度を稼ぎたかったらフンドシやリムに重ね塗り
するのも全く問題はありません こんな事が何かのお役にたてば幸いです
前回の記事 【 ブレーキワイヤーの取付けと調整 】
次の記事 【 ホイール組みは延期します 街乗りピスト 】
交換にはリムセメントをどの程度使うのでしょうか 交換作業も含めご紹介させて頂きます
組み立てを進めている街乗り用の固定ギア自転車です これのホイールのタイヤを
交換します、使っているのはチューブラータイヤです
この前後のホイールは私が組んだ物では有りませんが
実に上手く組まれています 腕の良いホイールビルダーが
仕事をされたのでしょう
ハブは古い Shimano DURA-ACE です
リムは前後とも MAVIC GP4 後期のタイプで弁当箱と
呼ばれる事もあります
車輪を外します
まず前輪です
後輪はメンテスタンドに乗せてから外しました
チェーンレストを使いチェーンが垂れない様にしています
タイヤを外します 前輪の空気を抜きました
以前に貼り変えてから まだ時間が経っていないので
リムセメントが良く効いています 少し嫌な剥がれ方を
しています
前後のタイヤを剥がしました
これは残ったリムセメントを缶に集め 有機溶剤で
やや柔らかく調整した物です これをプライマー
として使っています
後輪のリムに先ほどのプライマーを塗りました 本来しっかりと
ベッド=床 が出来たホイールにはしなくても良い行程です 今回は
既存のセメントを落ち着かせたかったので私の判断で使っています
こちらは前輪です 先ほど嫌な剥がれ方と書いたのはこれで
タイヤのフンドシがリムに残っています これ自体は珍しい
事では無いのですが このフンドシは鳥の羽毛みたいにリムに
残っています これは手でむしるわけにも行きません 参った
色々な刃先の彫刻刃を使い 除去しましたがリムセメントも
一緒に剥がれています
この状態では ベッドから作らないといけません
仕方が無いですね
これはタイヤの貼り替えとは別の作業です 風が出て来たので
室内でリムセメントを塗り時間を置きます
今回はこのタイヤを使います Vittoria Strada ビットリアの
ストラーダです
梱包を解くと折り癖が強く付いています 多少は構わないのですが
今回の奴は少しきついです 予備のホイールに入れ空気を張って
時間をおきます
ホイールに仮入れし一晩置きました これはリムのベッドが
出来るまでの時間も必要でしたから 丁度良かったです
ここからが通常のタイヤの入れ替え作業です
新しいリムセメントの重量を測っておきます
内容量は 33ml らしいです 重量は 39g です
タイヤの裏 フンドシにリムセメントを塗ります
綿の粗い繊維で出来ています
フンドシにリムセメントを出し 歯ブラシで塗り拡げて行きます
この様な感じです
フンドシに塗り拡げると直ぐに吸い込み 短時間で
乾燥します
均等に塗り拡げる事が出来る量は おのずと決まります
ここでの重量は 32g タイヤ一本に使った量は 7g です
タイヤを貼る為にセメントをリムに塗りました ここに
これ以上塗るとセメントが垂れますので、その寸前まで
塗っています こちらは前輪でベッドを作った方です
タイヤを貼りました チューブラータイヤを貼る方法は
過去記事に幾つもご紹介しているので 今回はそこには
触れません
ここでの重量は 24g です タイヤ一本に使ったセメントは
15g と言う事ですね
こちらは後輪です 前輪と違うのはリムのベッドの状態で
後は同じです
後輪が完了した後の重量は 12g です 後輪には 12g の
セメントを使っています これはリムの状態を見ながら
作業を進めています ベッドの善し悪しでこの位、使用量の
差が有ると言う事ですね
これで前後のタイヤの貼り替えが終わりました 通常はリムセメントの量まで計って
作業は進めていませんが 今回の結果はベッド= 床がしっかり出来ていれば 12g 程度の
セメントを使うと言う事ですね もっと強度を稼ぎたかったらフンドシやリムに重ね塗り
するのも全く問題はありません こんな事が何かのお役にたてば幸いです
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