Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ボトルゲージを 交換する

2018-01-13 20:10:10 | ロード
今年初めてのメンテナンスです この程度の事を自転車整備と呼べるのか分りませんが
ボトルゲージの交換を致しました





昨年末に一通りの整備を行った National ナショナルのロードレーサーです
これのボトルゲージの交換を行います




現在はこの様なアルミのゲージを使っています
これもかなり古い物です






特にこのゲージに不具合が有る訳では有りません
問題無く使えています






ただ最近はボトルの形状が変って来たので 
この赤丸の部分が上手く収まりません






古いタイプのボトルを探すのも骨が折れます
ゲージを交換した方が現実的ですね






ボトルゲージは保管して有る物を使います
塗装をされたゲージを一旦シンナーで綺麗にし
洗剤で溶剤を良く洗い流します






その後洗剤も水で流しておきました




始めは色を塗り直そうかと思っていましたが
塗装も傷んでいないのでワックスを掛けるだけにしましょう






自転車の美装、汚れ落しに使っているワックスです
Wako's ワコーズの Shake Wax シェイクワックスです
研磨材は入っていませんが汚れが良く落ち塗装面には
良いと思います






二相式なので良く撹拌してから使います
天然カルナバロウが深い光沢を出してくれます






このゲージは MINOURA DURA-CAGE と書かれています






フレームに取付けますがこの装着部の裏側に何か貼っておきましょう
それ程気を使わなくて良いのかも分りませんがハーネステープを使います








テープにボルト穴を開けるのにポンチを使います






テープにポンチを当ててハンマーで殴ります




穴が開きました






テープを必要な大きさに切ります






フレームに当る部分だけに貼っておきます
これで金属同士が直接当る事が有りません






古いゲージを取り外します 使うのは 4mm のアーレンキーです






ネジを外しました 年末にネジも交換しています








ボトルゲージを外しました フレームを拭いておきます






用意したボトルゲージを取付けますが ネジには
新たにグリスを塗っておきます クロモリのフレームは
錆の防止が大切です






上下のネジを締め込みます 正ネジです






はみ出したグリスは拭き取ります これで取付けが
完了しました




ボトルを入れてみます



before after



今迄のまでも使えない訳では無いのですが、気になった事を
そのままにしておくのはいけませんね これでスッキリです(笑)





呼称 今回あえてボトルゲージと書き進めましたが 英語として正確に書くなら
cage ケージかと思います ただ古くからボトル gauge ゲージと言って来ました
自転車仲間だけで通じる言葉でしょうか この様な事は他にも有りますね 


コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2018年 年始のご挨拶 | トップ | 2018年 JCF 公認審判員登録証 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (マスダ)
2018-01-13 20:51:19
今年もよろしくおねがいします。
ボトルケージとフレームの接触面にあのような加工をなさってるとは、頭が下がります。
参考にさせて頂きながら、私も細かいところまで気を使えるように工夫させていただきます。
返信する
マスダさん (Kino)
2018-01-14 07:30:11
こちらの方こそ本年も宜しくお願いいたします

ここまでする必要は無いのかも分りませんが ボトルゲージ用の台座を錆びさせて酷い事になっているのを良く見掛けます

金属同士が当ると塗装に傷が付きそこから錆が発生し易くなります 古いフレームですから労ってやる方が良いかな? と言う処です

選手時代ならフレームはそんなに長く使えないですから ここまではしなかったと思います
返信する
Unknown (ヒゲヲヤヂ)
2018-01-15 11:25:44
あけましておめでとうございます。
今年も楽しく拝見させていただきます。
ボトルケージの台座の保護おみそれしました(笑)
意外と塗装がはげるんですよね。
ボトルケージで思い出しましたが,最近カーボンフレームのブレーキワイヤーアウター受けが剥がれる事例が多いです。
大概接着で小さなリベットで固定している程度ですのでポロっといくと最悪なんですよね。
フルアウターで対処するしかありません。最近のアウター内蔵は整備性が悪くて困ってますが,意外とこんなトラブル対処だったりするのかとも思えます。
以前ダブルレバーから手元シフターに変わった頃、台座がよく腐食しているのを思い出しました,一番汗のかかるところですしね。
返信する
ヒゲヲヤヂさん (Kino)
2018-01-16 09:53:27
何時も有難うございます こちらの方こそどうぞ宜しくお願い致します

今回の養生テープは固い物同士が直接当たらない様にする緩衝材のつもりなんですが
仰るようにボトルゲージの取付け用台座の部分は良く錆びますよね 塗装に傷が付きそこから錆びると言うのは良く有ります

カーボンフレームの直付台座は リベットと接着剤が多く リベットの破損で台座が取れると言うのも良く聞きますね
FD の取付け台座が取れたのを何度も見聞しています リベッターとリベットを使って直す以外ないですよね
返信する

コメントを投稿

ロード」カテゴリの最新記事