Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

アサリのないノコ フラット225

2019-06-08 20:02:00 | 設備 水道工事
のこぎりには実に色々な物が有りますが最近見つけた物で 刃にアサリが無いゼットソーの
パイプソーフラット225と言う物を買ってみました どの様なものかご紹介致します





ゼットソーと言うブランドで展開している商品で実に様々な替刃式ののこぎりを販売しています
今までにも木工用や設備配管のパイプを切る為のものは幾種類も使って来ました
今回我々設備屋がとても興味を惹かれる フラット225と言う商品が有ったので買ってみました






柄(ハンドル)は最近良く見る樹脂製で滑り難くなっています






梱包された紙の入れ物にはパイプフラットソー225
アサリなし、と書かれています このアサリに付いては
次に触れましょう




私が使っているゼットソーの一部です これらに同じ物は無く
それぞれ用途に応じて使い分けています






これは設備配管で一番良く使う排水管を切る為のノコで
パイプソー240 と言う商品です この様な刃の形状を
していますが




この刃を真正面から見ると 刃がそれぞれ左右に開いています
これをアサリと言いますが
これは木の切り口に対し刃の摩擦を少なくしたり 木屑を吐き出し
易くする様な役目を持っています






今回のパイプソーフラット225 を見てみましょう






刃を横から見ると他の物と大きく変る事は有りません
先程の様に正面から見ると刃にアサリが有りません
本体と同じ厚さで刃が並んでします






もう一度見比べてみましょう 上がアサリあり 下がアサリなしです








ではこのアサリなしの刃はどの様な場面で使うのでしょうか
我々設備屋は排水管を床に仕込む事が有ります その時は
床から排水管が生えた様に出ています それを床と同面(どうずら)
に切るとどうしてもノコで床を傷つけます このフラット225 では
この様に床に傷が付きません








同じ事を従来のパイプソーで行うとこの様に傷が付きます
え、この程度? と思われるかも分かりませんね ここは
私の自転車用の整備テーブル 傷を付けたくないので加減して
います(笑)




傷が付いても良い様に、木っ端の上でやってみます






フラット225 








従来のパイプソーを床に沿わせて動かすとこの様になります

新築住宅の建物でこれは非常に困ります 今迄もとても気を使う
作業でした 今回買った商品でも使う怖さは有りますが一度
現場で試す値打ちは有りそうですね




人の物と間違わない様に名前をリューターで刻んでおきましょう






名前を刻み赤い色を入れています Nozomi は私が仕事で使う
屋号です






もう一つの Zソーにも名前を書きます






リューターの先端ビットはこの様な物を使いますが
それ程形状に拘る事も有りません








リューターで彫った直後と切削粉を拭き取った状態です




文字に水性のポスカで色を入れました






表面が少し乾いた頃に厚紙を使い表面のポスカを
こすり落とします






絶対に上手く行くと言う訳では有りませんが
彫った所だけ色が残っています 私がしているのは
大体この程度の事です





現場では皆が良く似た道具を使っているので 誰の物か分かる様にはしておいた方が良いですね





自宅近くの川原を散歩していると色々な花を見る事が出来ます 白くて可愛いですね

今回紹介したゼットソーですが 実に様々な商品を展開しています
この様な道具に興味がおありでしたら一度 HP を覗いてみて下さい 
欲しい物で一杯です 【 鋸 ゼットソー HP 】

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