Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ブレーキゴムを取り替える 街乗りピスト

2020-11-02 20:00:48 | 踏切り自転車 組立て
組み立てを進めている街乗りピストのブレーキワイヤーを取り付ける前に ブレーキゴムを
交換します トウイン調整をする為の便利な工具もご紹介させて頂きます





組み立てを進めている街乗り用の固定ギア自転車です 今回はリアブレーキの
ブレーキゴムを交換します






このブレーキは以前の自転車からの移設です
ブレーキゴムの船=シューホルダーの塗装が
剥げて見栄えが良く無いので交換します




この舟はシマノのアルテグラ用を私が白色に塗装しています




このブレーキゴムも一度使っているので傷が付いています






その様なブレーキゴムは空研ぎ用のペーパーを
平な所に敷きゴムを擦ってやれば綺麗に成型出来ます






削りカスをブロワーで吹き飛ばしてから 塗装部分の
汚れも落としてやりました




取り替えを始めます






この船には 4mm のアーレンキーを使います




ブレーキゴムの取り付けボルトを外しました ※ 正ネジです






ブレーキゴムと舟が外れました 塗装が良く剥げています
ゴムの磨耗は少なくまだ使えます これは日を改めて
整備をしてやります






交換するゴムと船を用意します




ここからは少しグリスを使います Super Lube のグリスです






これはブレーキ本体と船の間に使うワッシャーです
この アールが有る事で、船を 4方向へ自由に動かす事が出来ます






ワッシャーにグリスを塗り舟に付けておきます
アールが船側です




取り付けボルトにもグリスを塗っています 錆の防止と
ボルトを回す時の潤滑が目的です






船をブレーキ本体に取り付けました この頃のブレーキ本体は
剛性が低いので、トウイン調整をした方が良いでしょう






今回はこんな道具を使ってみます PWT ブレーキシュー
チューナー BST 2 といいますが、初めて使います






これは道具の上端にこの様な突起が有り これをリムの上端に
引っ掛けます




この様に道具を装着し 船を道具の上に当るまで上げると
リムの上端から 2mm 程度下がった所にブレーキゴムが
セット出来ます




反対側でやってみます






ブレーキゴムを交換し 道具をゴムとリムの間に装着します
この道具は 進行方向の先端より 後ろ側が厚くなっています




仮に取り付けた船のネジを一旦緩め 船を自由にします
その後、舟を道具の一番上に当て ブレーキレバーを
握りながら取り付けネジを締め込み船を固定します




これでブレーキゴムの上下位置とトウインが程好く
調整ができます これは使ってみると実に優れた道具で
ブレーキゴムの調整が凄く楽に行えます 一つ工具箱に
入れておけば良いでしょう






取り外したブレーキゴムセットはまだ充分使えます
塗装も含めまた綺麗にしてやれば良いですね




今回のゴムの交換は ブレーキワイヤーが張って有る方が
作業を進め易いので 新しいワイヤーを取り付ける前に
行いました





今回ブレーキゴムの位置調整を行った事で次の新しいワイヤーへの取替えも
上手く行えるでしょう 街乗り用の自転車とは言え競技用自転車と区別なく
丁寧に作業を進めています 次回は新しいブレーキワイヤーに取り替えます
どうぞ次回もお付き合い下さい

前回の記事 【 サイコン キャットアイ CC-VT235W 】


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