Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ラチェットハンドル 2way

2019-07-07 20:16:00 | 自転車 工具
道具の一種でラチェットハンドルと言う物が有ります 先端に任意の工具を取り付ける事が出来る
便利な道具です アルミ製の小型な物をご紹介致します





これはアルミ製で長さが 10cm程度の小型な工具です 2wayと謳われているのは
先端にビット等を装着する部分が 2種類に対応出来る様になっています




現在もう一つ小型のハンドルを持っていますが
こちらはアルミでは有りません






先端は 6.35mm のソケットを使える様になっています






この様な使い方をしますが ソケットボックスだけでは無く
これに使えるボックス型のドライバーやアーレンキーも有ります








先程の奴に比べ今回購入したアルミの方は ビットとソケットの
2種類の工具が装着出来ます 両方サイズは 6.35mm です

PRO-ACT と言うのは関西では有名なコーナンと言うホームセンターの
オリジナルブランドです








こちらがソケット側 このハンドルの寸法は狭い所の作業では
本当に便利です 仕事で多用するのは便器の取り付けボルトです








ビット側にはアーレンキーやドライバーが装着出来ます
これは自転車のボトルケージの中でも工具を振れるので
とても良いですね 後はステム関係のネジでしょうか




実は同じ物を以前に買って仕事用の工具箱に入れています
もう一つ欲しくて探していたのですが 買ったホームセンターで
見掛ける事が無くなりました ところが・・・

今回そのホームセンターでかなり安い価格で並んでいました
私にしたら渡りに舟で、有るだけ買って来ました 
それ位私が気に入っていると言う事でも有ります





買い物の帰りにコーヒーを飲みながらお店で工具を眺めていましたが
周りの人からすれば変な奴に違いありません(笑)

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自転車に ハブ毛を付ける

2019-07-05 20:40:29 | 自転車部品・用品
自転車用品でハブ毛と言う物が有ります それを街乗り用の自転車に付けてみました
昭和の香りがするパーツです





先日友人が不要になったと送って来てくれた自転車部品の中にハブ毛が入っていました
昔から実用車や運搬車にも使われていた用品です






箱の中から出て来たハブ毛です 派手なトリコロールカラーをしています
この用品は何故か昔からケバケバしい色をしていますね どの様な保管を
していたのか 毛が寝てくたびれたネコの様になっています(笑)






今回はこの初期の DURA-ACE のハブに付けてみます
実際昔は競輪選手の人も練習用の車輪に付けているのを
時々見ました






思っていたより少し長く感じます 実測で 25cm 有ります




取り付けはこの鉛で出来た錘に有る輪っかに 片方の
針金を通して固定するだけです しかしこの鉛は重要な
役目を担っています






取り付けてみました やはり少し大きく感じます
直径は後 1cm 程度小さい方が見栄えが良いと思います




ホイールを回すとハブ毛はコロン コロンと回ります
ホイールと一緒の速度で回ってしまうとハブを掃除すると言う
役目を果たさなくなりますね この状態を作る為の鉛の錘です




私もロードレーサーの練習用ホイールには自作した物を
長く使っていました 50年程前の事です






これは使い古したトゥストラップを加工した物で耐久性は抜群です
何故か捨てずに置いて有ります余程思い出深いのかも分かりません




ハブ毛が付いた自転車で散歩に出かけました






なるべく地味な自転車に仕上げている私のピストバイクに
派手な色が混ざっています 綺麗と言えば綺麗ですが・・(笑)





この様にハブ毛を付けたり ウエスを細く切った物を付けていたのは 
一般車のハブは鉄で出来ていたり 競技用のハブも胴が鉄でフランジがアルミで出来た継ぎハブが有り 
カンパニョーロのアルミハブでもアルマイト加工がされていませんでした だから錆や腐食を防ぐ為に
この様な物が重宝しました 

今回これを付けてみて感じる事は、アルマイトなどで表面加工がされた物は ハブ毛に使われている
針金でかえって傷を付けてしまいそうです 雨ざらしにされる一般車ならこの価値も有りますが
もう競技用自転車には必要の無い用品かと思います





この公園に可愛いピンクの花が咲いていました 明るい色です

今回のハブ毛はハブに傷が付きそうなので取り外し、誰かの普段乗りの一般車で
活かしてやる事にします

コメント (3)
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ショート ペダルレンチ grunge

2019-07-03 20:00:50 | 自転車 工具
自転車を整備する時に必要な工具にペダルレンチが有ります これには色々な物が有りますが
今回は比較的小さなショートタイプをご紹介します 一つは用意しておきたい専用工具です





自転車販売店の商品棚に展示されていた工具が目に止まりました grunge グランジと言う
廉価な商品を展開しているブランドですが、結構使える物が有ります






ペダルクランプ部は 2方向に有ります ハンドル側には
大きなサイズの六角穴が有ります G04 TOL ショート
ペダルレンチと書かれています 価格は 972円(税込)






工具の要となる部分です ペダルレンチは 15mm
六角穴は 24mm です






自転車整備で 24mm と言えばこの辺りでしょうか 全てフリーの
ロックリングに使う為の物です






工具の六角に フリー用工具を差し込んでみます 随分固いです






六角穴の内部を見てみるとプレスの打ち抜きの返りが大きく
これが邪魔をしています これはヤスリなどで削った方が
良いでしょうね






工具の甘いのもいけませんが これだけキツイと使えないです
また時間の有る時に内側を綺麗に削ってみます




結局この工具の六角穴で使えたのはこれだけでした






ペダルレンチは幾つか有りますが これは同じメーカーの物で
とても力が入り易く 使い勝手の良い工具です




今回の物と並べてみました 長い方は 355mm ですが
ショートタイプは 260mm でこの大きさだと外出先で使う時も
持ち運び易すそうで 今回購買意欲が湧いたのはそんな理由です



使い易いペダルレンチとは



先程の 2つのレンチのハンドルとクランプ部を横から見ています
長い方は真っ直ぐで短い方は角度が付いています

ハンドルとクランプ部が真っ直ぐだと工具を裏返して使う事が出来ますが
角度の付いている物はそれが出来ません 裏返して使う事で 2ヶ所の
クランプ部の角度が 4種類として使えます






これは Campagnolo カンパニョーロのペダルレンチですが
フラットな形状とこの長さで助かる事が有ります

ペダルの取り付けは小さなサイズのレンチでも しっかり締め込めば
まず緩む事は有りませんが 良く締まったペダルを外す時は大きな
力を掛ける為に微妙な角度に工具をセットする必要が有ります







これもしっかりとした工具でクランプ部も2方向に有ります




しかしこの工具の角度のお陰で裏返して使う事が出来ず
一番力の入る角度にセット出来ないと言う欠点が有ります




今手持ちのペダルレンチで(まだ他にも有ります)一番使い易く
力が入り易いのはこの上のタイプですね
それは固く締まったペダルの取り外しを考えての事ですが
通常のペダルの脱着ではこの短い方で充分だと思います





白くて清楚な感じがする花ですね

工具には色々な物が有り使ってみるとその違いが良く解ります 自分に合った物に出会うまで
結構な時間と経済的負担が必要ですね
コメント (2)
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チューブラータイヤの交換 ロードレーサー

2019-07-01 20:20:42 | ホイール
ロードレーサーのタイヤの交換をしています 使っているのはチューブラータイヤと
リムセメントです その作業風景をご紹介させて頂きます





前回までに古いタイヤを剥がした私のロードレーサーです チューブラータイヤと
リムセメントを使ったホイールですが 今回はホイールのベッド作りも必要になりました




リアホイールの作業を始めます






今回は取り外した古いタイヤのフンドシがリムに残り
これを剥がす必要が有ります






この剥離作業は結構手間が掛かります 専用工具が有る訳では無いので
市販のスクレバーを少し加工して使い易い様にしました






リムとフンドシの間にスクレバーの刃を両サイドから入れて
剥がして行きますが 結構力も必要で手先の怪我に注意しながらの
作業です






フンドシが残っている所は掃除をする事でリムの地肌が見えています
本来タイヤの張替えで古いセメントを剥離する必要は無く むしろ
残しておいた方が良いのでフンドシの無い所はそのままにしています




リムの掃除が終わったので次の作業に移ります






リムの地肌が見えている部分には タイヤの接着力を確保する為に
リムセメントやボンドを事前に塗布し ベッドを作ってやる必要が有ります






リムに必要量のセメントを出し 歯ブラシなどで塗り広げて行きます




昨日前輪に使った歯ブラシですが先が固くて使い難いです
新しい奴に交換します






古いリムセメントが残っている所もリムの地肌が見えている所も
同じ様に床(ベッド)を作りました このセメントが乾燥してから
次の作業に掛かります




セメントが乾くまでこのホイールは放置しておきます
前輪は昨日、同じ作業を行い もう床も完成しています




さて次に使う新しいタイヤの準備をします






タイヤを買った後に使っていないリムに入れて 折り癖を取っています
全体にラップをして埃などが掛からない様にして 軽く空気を張ってあります




Vittoria STRADA 21mm 巾の廉価なタイヤですが
割としなやかさも有り日常に使うなら充分だと思います






タイヤをリムから外しました




新しいタイヤのフンドシにリムセメントを塗ります
以前は必要と思わなかったのですが 最近は塗る様にしています






リムセメントを缶で買うと少し残る事が有り セメントが固くなります
それを一つの缶に集めて有機溶剤で粘度の調整をしています これを
プライマーとして使っていますが、結構使い途が有りますよ








セメントをフンドシに塗って行きますが そんな多くの量では有りません
塗って直ぐは湿っていますが、吸い込みの強い繊維は直ぐにベタツキも無くなります
これはこのまま使うまで置いておきます




ついでですからスペアタイヤの手入れもします




リムセメントを使っている場合のスペアタイヤは
使い古しの物を使います






スペアのフンドシの状態を確認すると乾燥しています






このフンドシにもリムセメントを塗っておきます 流石に吸い込みは有りません
出先でパンクをした時にこのスペアを使いますが リムのセメントに残った
接着力とこのタイヤのセメントで有る程度の接着力が確保出来ます

ただ強固な接着は望めないのでタイヤやホイールに無理をさせない気遣いは絶対に
必要です






タイヤを接着する為のリムセメントが足りません 徒歩圏に有る
SPORTS DEPO まで買いに行き 帰りにコーヒーを飲んで時間調整を
しています この間に先程作ったベッドが出来上がるでしょう





さて続きを始めます ベッドの状態やタイヤのフンドシの状態も OK です




リムにタイヤを入れる時は軽くタイヤに空気を入れておきます
タイヤが軽く膨らむ程度で入れ過ぎは返って作業を難しくします
この写真から空気を抜き調整します




買って来たリムセメントをリムに塗りタイヤを入れます
記事が長くなって来たので 今回その部分は書かずにおきます

今迄に何度かご紹介していますのでそれのリンクを末尾に貼ります
タイヤを入れる時の体勢などその記事で是非ご覧下さい






タイヤ張りが終わりました




注意する事が幾つか有ります まずバルブは真っ直ぐに差込み
左右に曲げない






進行方向に対してタイヤのトレッドに注意します この写真では
右側に走りますがトレッドのデザインはこの方向が良いでしょう
水捌けを考慮しての事です

加えてタイヤの横ブレが無い様にタイヤのセンター出しも行います




タイヤのトレッドでタイヤの方向を決めると たまたまメーカーロゴが
右側に来ました ロゴは右側と仰る人もいらっしゃいますが、私は
トレッドのデザイン優先で決めています




新品のタイヤに付いてくるバルブのキャップ これは使わないですね
これの必要性を感じません 実際、私の周りの競技者でこれを付けている
自転車を見た記憶が有りません






ホイールを自転車に装着しました






メンテナンスを済ませたスペアタイヤを小さく畳みます




それをサドルに吊って今回の一連の作業は完了しました





皆さんには 2回に渡りお付き合いを頂きました 良く乗っている自転車は活き活きしていますが
乗る頻度が少ない自転車は元気が無くなってきます、それでは自転車も可哀想なので乗らない自転車ほど
気配りをしてやった方が良いですね 長く付き合うコツでも有ります

タイヤ張りの様子を紹介しています 是非ご覧下さい
過去記事 【 リムセメントを使ったタイヤ貼り 】

前回の作業風景 【 Panaracer Practice Dual 270 と言うタイヤ 】

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