「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

意識改革

2007-04-26 08:07:18 | 政策・マニフェスト
昨日、中央区の政治に非常に詳しい方と、
ごいっしょする機会がございました。

話の中で、でましたことは、
意識改革の必要性・重要性です。

今、市場化原理が、幸か不幸か、
医療現場でも入ってきています。
同時に臨床研修医制度により、
医師が、大学病院に引き上げられ、
中小の病院の人手不足が言われています。
病院でも、開業医でも、今後、
医療サービスを継続していくには、
従来の発想から、『意識改革』を
進めていかねば、立ち行かなくなります。

行政におきましても、
法律に則り、
現状維持で、安定した政策・サービスを
提供するところが、
求められる一方で、
さらに、少し融通を利かしたり、
さらに、よいサービスを考えようとする場合、
どうしても、現状維持の壁を越え、
リスクをおかす可能性に注意しつつ、
ことを進める必要があります。
リスクを冒すよりは、現状維持をしていた方が、
よっぽど楽であるが、改革にチャレンジしていくには、
その現場での、『意識改革』が、求められます。

移転にゆれる築地市場でも、
地盤沈下が危ぶまれる中央区内の商業地域でも、
その現場での『意識改革』は、
今の難題を乗り切るにあたり、
非常に重要な、成功の成否をにぎるものと
考えます。


では、誰が、『意識改革』をするように、
導くのでしょうか。
ただ、マニュアルを持ち込んでも、
意識は変わりません。


それは、
患者指導でも、同じ。
たばこのすいすぎ、
アルコールの過摂取、
食べすぎ、
娯楽にはまる、
だれもが、どれも、だめだとは、分かっていても、
やめられないのが、現実。


ただ、意識改革ができないと、
体もつぶれるし、
街も消えることになるでしょう。


意識改革を、
いっしょに取り組んで行きたいと思います。



コメント
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