「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

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『ダンダリン』含め日テレ水曜22時ドラマ枠は、社会の矛盾に鋭く切り込もうとする製作者がおられるのか。

2014-01-28 09:13:41 | メディア・リテラシー
 前回、労働基準監督官の活躍を描いた『ダンダリン』が、放送された時間帯。

 今回は、児童養護施設を舞台にしたドラマと言う。『明日、ママがいない』。小児医療分野とものすごく近いところにテーマがあり、関心がある。
 自分は、一話すべてではなく、一瞬見ただけであり、その一瞬で、確かにひっかかりが、3箇所はあった。
 それはそれで、もし、ドラマを全編みることができるならば、その上で、全体を通して問題箇所を論じたいと思う。



 よって、ここでは、ドラマの内容は、すべてみて論じるべきものであり、内容自体には踏み込まない。
 ただ、ヘイトスピーチや犯罪扇動、児童ポルノのような明らかに表現に値しない言論と同等のものではないことはわかる。

 
 感心するのは、たとえ、スポンサーがつかなくとも、最終話まで放送しようとする姿勢。
 製作者には、伝えたいなにかがあり、それを守り、私達に届けようとしておられる。表現者としての心意気があるように思える。

 
 業界内部の仕事の分担はわからないが、日テレ水曜22時ドラマ枠は、社会の矛盾に鋭く切り込もうとする製作者がおられるのだろうか。

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http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20140127-OYT1T01078.htm

「抗議重く受け止め」日テレ、最終話まで放送

 児童養護施設を舞台にした日本テレビ系のドラマ「明日、ママがいない」をめぐり、子どもたちの描写などに抗議の声があるのを受け、同局の大久保好男社長は27日、定例記者会見で「配慮が足りないのでは、との抗議を受けている点は、重く受け止めている。内容に細心の注意を払いながら、より多くの人に支持してもらえる番組を作る」と話した。

 同局は最終話まで、このドラマを放送する予定。

(2014年1月28日09時10分 読売新聞)



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http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20140127-OYT1T01104.htm

「明日、ママ…」全スポンサー、CM見合わせへ

 児童養護施設を舞台にした日本テレビ系のドラマ「明日、ママがいない」の第1話でスポンサーとして画面表示された8社すべてが、29日放送の第3話でCM放送を見合わせる予定であることが分かった。

 各社は「顧客の反響などに配慮した」などとコメントしている。

(2014年1月28日08時44分 読売新聞)
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