「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

中央区政がどう生まれ変わるべきなのか、中央区政に復帰して公約として行いたいこと。

2015-03-29 23:00:00 | 公約2015

 中央区政がどう生まれ変わるべきなのか、私が公約として行いたいことを書きます。

 忌憚のないご意見をいただけましたら、幸いです。
 自分としては、根幹のところはシンプルに考えています。枝分かれしていきますが。
 子ども達の声の代弁者、そして、法律学を学ぶ過程にある小児科医として書きます。



<私の目指す中央区のあるべき姿、生まれ変わるべき姿>
 以下の、3つ。

一、あらゆる施策の中心に子育て支援を据える。子育て日本一の中央区として、「中央区子育て」が日本の子育てのモデルとなるまでに。

 ○子どもを病気から守る、そのための予防接種の助成の積極的拡大→子どもの感染流行が治まるならば、高齢者もまた、肺炎などの感染症から守られる(予防医学の充実)。

 ○子どもを事故、急病から守る、そのための小児救急の充実、親が心肺蘇生など対処できること(救急医療の確立、事故を繰り返さない街づくり、事故が起きても助け合える環境整備)。→小児救急の解決のモデルが全国に広がることで、日本の小児救急の問題をなくなることにつながるように。子どもの事故がないことは、高齢者の事故がないことと同義といえる(一方は、できないことができるようになることが発生機序で、もう一方は、できていたことができなくなることが発生機序であって、ベクトルの方向が逆なだけである)。

 ○子どもをいじめから守る、そのための積極的なサポート体制の構築。いじめられるほうも、いじめるほうも早期発見と対処を積極的に行う(心のケア体制の整備)。

 〇難病、がんなどの治療中の子ども達の学びの場の確保(院内教室の支援)。

 ○街づくりにおいて、それが、子どもに優しいもの、子どもの遊び場・芝生などを確保するものとする。→子どもに優しい、すなわち、環境に優しいものである。子ども達の遊び場の確保を最大限に融通していく(子ども優先のまちづくり)。

 ○子ども達が集って楽しい商店街づくり。子ども達が楽しい場所は、きっと大人にも楽しくて、賑わいは必ず生まれる(こども目線の商店街の活性化)。
 また、大人達が働く姿を、子ども達に誇れる場所は、日本のそして、世界のブランドとしても通用する場所である。中央区には、そんな場所がいくつもある。


一、パラリンピックを成功させ、「健康福祉都市中央区」を築く

 ○街づくりのハード面はもとより、出迎える区民のソフト面の充実を、はかる(ソフト面からもバリアフリー化)。

 ○リスク管理(あってはならないが、あらゆるリスクを想定する。)ができる街づくり、体制づくりをする。→災害にも強い中央区となる。聖路加国際病院時代に、サリン事件に遭遇したことや、東日本大震災後の早期に現地入りしDMATで活動した経験を生かし、構築したい(危機管理体制の確立)。



一、「ひとりひとりに寄り添う中央区」、一人たりとて、一店舗たりとて、置き去りにしない中央区を築く。

 ○子ども達の個性を見つけ、気づかせ、のばす教育をする。(発達)障害などがあったとしても、必ず伸びる個性がある。そのための療養の場、教育の場を全力で構築する(個性をのばす教育)。

 ○自宅で生を全うする願いがあるなら、そのことを実現しうる在宅医療看護介護が提供できる体制づくりを支援する。その際の、万が一のバックアップ体制も同時に構築する(在宅医療介護体制の確立)。

 ○個性ある商店経営の実現を後押しすることで、個性ある商店の集まった商店街自体の活性化が図られる(個性ある商店支援)。
 併せて、そのまちの文化や、個性、ブランドは、決して失わさせない。

 ○誰もが安心して働ける様、保育の問題は、量的にも、また質的にも解決をする。様々な仕事の態様にあわせた、多様な保育(病児保育、障害児保育ふくめ)、学童保育を供給する(多様な保育、学童保育)。

 ○何歳になっても、学べる場を、図書館の充実や、大学とのコラボで実現する(教育と学問の中央区)。→学びの場が、最大の介護予防の場のひとつと考える。

 ○災害時に、一人たりとて、共助の網にもれて支援の手が行かないことのない行政のバックアップ体制の構築。特に、障がいのある方々や在宅療養中の方々に対し(一人一人の状況に合わせた個別具体的な災害時避難・支援体制の確立)。



<上記の中央区のあるべき姿をつくる手段>
 以下の、3つステップで、上記中央区のあるべき姿をつくります。

ステップ1;区の保有する情報は、個人情報・警察情報など特別な場合を除き区民の皆様のものという意識を常に持ち、情報をきちんと管理した上で(公文書管理)、積極的に情報を出していく(情報公開、予算編成過程の透明化)。


ステップ2;それら出された情報をもとに、区民の皆様と区政を一緒に考え(開かれた議会、開かれたまちづくり協議会、常設住民投票制度、子ども区議会)、形にする(条例化、計画の実行が担保されるさらなる仕組みと見直しの仕組みを必ず置く)。


ステップ3;作られた計画を、区民の皆様と協働で実行する(民間との協働、NPO・ボランティアとの協働、学生らの参加)。
 民間の考え方を入れ、競争することで、行政の効率化が図られる。ただし、区が責任を負うべき重要事項は、区単独の責任のもとで行う。もしくは、万が一のチェック体制を複数いれながら、民間にまかせる。決してまかせきりにはしない。

以上

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