「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

命に関わる危険性が!1歳未満の乳児には、蜂蜜を絶対に与えないようにしましょう!

2018-10-18 19:24:42 | 小児医療

Vol.423 命に関わる危険性が!1歳未満の乳児には、蜂蜜を絶対に与えないようにしましょう!

 栄養価が高いといわれる蜂蜜ですが、1歳未満の乳児にとっては非常にリスクが高い食品であることをご存知でしょうか。...
 過去に離乳食としてジュースに蜂蜜を混ぜたものを摂取した1歳未満の乳児が乳児ボツリヌス症により死亡する事故が発生しました。
 一般的に、蜂蜜は高熱での加熱処理を行わないため、ボツリヌス菌の芽胞※が混入していることがあります。また、ボツリヌス菌の芽胞を死滅させるには120℃、4分以上の加熱が必要とされており、家庭での加熱や調理では死滅させることができません。
 1歳以上の場合、通常は体内に入っても、他の腸内細菌がボツリヌス菌の芽胞の発芽を妨げるため、問題になることはありません。
 一方、1歳未満の乳児は、まだ腸内環境が整っておらず、芽胞から発芽したボツリヌス菌が腸内で増殖して毒素を出すため、乳児ボツリヌス症にかかる危険があり、まれに死亡等の重篤な事態を引き起こすこともあります。
 蜂蜜が1歳未満の乳児の命に関わる危険性を認識し、蜂蜜や蜂蜜入りの飲料・食品は絶対に与えないようにしましょう。

※増殖に適さない環境になったときに形成する、熱や乾燥、薬剤等に強い固い殻に閉じこもった種子のような形の細胞構造。ボツリヌス菌は、芽胞が発芽しなければ増殖しません。

(参考)
食品安全に関する総合情報サイト ハチミツによる乳児のボツリヌス症(消費者庁)
http://www.caa.go.jp/…/food_safety_portal/topics/topics_001/

・過去の関連メール
Vol.333 1歳未満の乳児には、蜂蜜を与えないでください!
http://warp.ndl.go.jp/…/w…/kodomo/mail/past/vol/20170330.php

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東京五輪までに、なんとしても、成し遂げねばならない最も重要なことのひとつ。中央区から、東京から、ヘイトスペーチをなくすこと。

2018-10-18 18:37:56 | 公約2015

 東京五輪までに、なんとしても、成し遂げねばならない最も重要なことのひとつ。

 中央区から、東京から、ヘイトスペーチをなくすこと。

 銀座教文館において、10月17日ヘイトスピーチに関する勉強会があり、参加させていただきました。

 大東文化大学准教授 渡辺雅之先生による『差別扇動行為とは何か』と題するご講義。


 ヘイトスピーチの定義として

 ①出自・属性・性的志向など(=自分では変えられないことがら)を攻撃する

 ②多数派から少数者(マイノリティ)へ向けられる

 ③単に数の多さではない(力の強いほうから弱い方へ、権力的関係)

 ④人を「個」として見ないでひとくくりに(ステレオタイプ)

 

 ヘイトスピーチの特徴は、

 〇表現(言い方)は問わない

 〇デマ・うわさが含まれる

 〇悪化(エスカレート)する性質

 〇反撃(反論)-抵抗が困難ー沈黙効果を生んでしまう


 ご講義を受け、解決の方策としては、今後とっていくべきこととして、以下のことが必要であると考えています。

 1、条例などで、実際のヘイトスピーチデモを規制していく

 2、ヘイトスピーチデモに遭遇した場合、ヘイトスピーチを扇動している人の手口に決してひっかからない。感情的論争をふっかけられ、有形力の行使を先に手出しをするように誘導され、警察沙汰にされてしまう。

 3、教育により、真実を知ることで、理解が深められる。小中学校からの教育にも期待する。

 4、マスコミは、時に、扇動的な報道を取ってくるから要注意。

 など。

 残念ながら、銀座は、ヘイトスピーチデモで狙われます。
 なくして参りましょう。

 ご講演では、谷川俊太郎著、『ともだち』も紹介されました。

 渡辺雅之先生、たいへんわかりやすいご講義をありがとうございました。
 理想と現実の見立てにおいて、理想を髙く掲げ、現実を近づけていく努力をなすことの考え方は、同感でした。現実に合せるように理想を下げてはならないと思います。

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毎年実施される最も重要な意見書募集、『平成30年度 中央区行政評価』へのパブリックコメント。〆切迫る、来週月曜日10/22、消印有効。

2018-10-18 08:43:49 | 公約2015

 現在、中央区は、『平成30年度 中央区行政評価』への意見書を募集しています。

 毎年実施される最も重要な意見書募集です。

 中央区の施策に対し、どうあってほしいと、是非、中央区に皆様のご意見をお届け下さい。

 昔は、行政評価は、決算特別委員会後の11月頃作成されていましたが、昨今、決算特別委員会前に発行下さり、区議会での議論の一資料となるよう間に合わせる対応を取って下さっており、感謝申し上げる次第です。

 〆切迫って参りました。来週月曜日10/22、消印有効デス。

*******中央区HP********
http://www.city.chuo.lg.jp/kusei/paburikku/2018gyouseihyouka.html 
平成30年度中央区行政評価へのご意見を募集します
更新日:2018年10月1日

区では毎年、行政サービスが区民ニーズに的確に対応しているかなどを検証し、その結果を次年度予算に反映させる行政評価を行っています。
本年度は、中央区基本計画2013における66施策を、平成29年度の取組実績に基づき評価を行っています。

ファイルダウンロード平成30年度行政評価(PDF:3,458KB)
http://www.city.chuo.lg.jp/kusei/paburikku/2018gyouseihyouka.files/hyoka_2018.pdf 

ご意見をお寄せください
この平成30年度行政評価について、次のとおり区民の皆さまのご意見を募集します。皆さまから寄せられたご意見を参考のうえ取りまとめ、次年度の予算へ反映していくとともに、評価方法の改善などを進めていきます。

意見の提出期間
平成30年10月1日(月曜日)から平成30年10月22日(月曜日)
なお、提出期間を過ぎてお寄せいただいたご意見は、受理できませんのでご注意ください。

意見の提出方法
住所、氏名(団体の場合は団体名と代表者名)、年齢、電話番号等を明記して、区役所2階の企画部政策企画課窓口への提出、郵便、ファクス、Eメールまたは区のホームページからの入力でお寄せください。

提出先
〒104-8404
中央区築地1-1-1
中央区役所
企画部政策企画課政策企画担当
ファクス:03-3546-2095
e-mail: hyoka@city.chuo.lg.jp 

閲覧について
平成30年度行政評価の内容は、区役所1階まごころステーション・情報公開コーナー、2階政策企画課、日本橋特別出張所、月島特別出張所でもご覧になれます。

閲覧時間
午前9時から午後5時(土曜日、日曜日および祝日は除く)

お問い合わせ
政策企画課政策企画担当
電話:03-3546-5212
ファクス:03-3546-2095



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