「ほぼ日の學校」
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総合生存学、どう呼ぶかは、別としても、体系的な生き抜くための生涯教育が、必要だと考えています。
生き抜くために、学び続ける。新興感染症を乗り越え、気候変動や汚染に耐え、100万年先も、地球がずっと続くために、学び続ける。
流行り言葉で表現するなら、鬼にされないように、または、鬼や巨人に食われたりしないように学び続ける。
小児科医の役割として感じることは、その子ども版を、現代の寺小屋で伝えること。
例えばとしての、学問体系。
ちなみに、リーダーという用語が下記書物にはついていますが、「誰もがリーダー」ということで、受け止めてほしいです。
リーダーというと、「リーダーにまかせて自分は関係ない」とか思いがちだから。
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総合生存学:https://www.kyoto-up.or.jp/book.php?id=2043
グローバル・リーダーのために
京都大学学術出版会
プロローグ
序論 総合生存学とは何か [川井秀一]
第1部 総合生存学の基礎
第1章 人間の本質への問い
―「われわれはどこから来たのか,われわれは何者か,われわれはどこへ行くのか」 [藤田正勝]
第2章 「宇宙船地球号」―地球の歴史という視点 [山敷庸亮]
第3章 生命の歴史が教えるもの [光山正雄]
第4章 「歴史」から何を学ぶか [泉 拓良]
[Brief Note 1] コミュニケーションの基盤としての人文学 [藤田正勝]
第2部 総合生存学の方法
第5章 社会科学の視点に立って [惣脇 宏・Dimiter Ialnazov(ディミター・ヤルナゾフ)]
第6章 自然科学の視点に立って [池田裕一]
第7章 情報学の視点に立って [趙 亮]
[Brief Note 2] 国際共通語の出現と異文化理解 [河合江理子]
[Brief Note 3] 言語と文化~多言語主義のすすめ [河合江理子]
第3部 現代社会が直面する諸問題と総合生存学
第8章 地球環境の変遷とその将来を見すえて ―環境破壊・災害・気候変動 [山敷庸亮]
第9章 民族間・文化間・宗教間・国家間の対立 ―「多元主義」をめざして [大石 眞]
第10章 現代の人類的課題としての貧困と教育格差 [惣脇 宏]
第11章 人類の脅威としての感染症 [光山正雄]
第12章 人口問題・食糧問題 ―個別科学の限界の枠を超えて [大嶌幸一郎]
第13章 資源・エネルギーの問題 ―“On the Same Boat”という視点 [櫻井繁樹]
第4部 実践の学としての総合生存学
[対談 総合生存学が育む人材とは(川井秀一・大嶌幸一郎)]
第14章 国際協力―援助と自立 [橋口道代]
[コラム1 学生派遣プログラムについて]
[コラム2 バングラデシュについて]
第15章 国際機関の役割 ―地球全体の複合的な問題解決 [河合江理子]
[コラム3 国際的ルール合意の難しさ]
第16章 リスクとマネジメントの問題 [金村 宗・大嶌幸一郎]
第5部 総合生存学と未来開拓
第17章 自然との共存 [川井秀一]
第18章 対立の克服と平和の実現 [大石 眞]
第19章 グリーン成長/グリーン経済の概念 ―経済開発の新しい枠組みになりうるのか?
[Dimiter Ialnazov(ディミター・ヤルナゾフ)]
第20章 サイエンスとトランス・サイエンス [山口栄一]
エピローグ―将来の世代への責任 [藤田正勝]
以上