「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

小坂クリニック 年越しの診療体制:できる限り12月31日までにご受診下さい。1/1-1/3はお電話の上でご来院下さい。全日9時-13時。

2020-12-30 14:26:31 | 日程、行事のお知らせ

こんにちは、小坂クリニックです。

 2020年も残りわずかとなって参りました。年末年始のお知らせをさせていただきます。

 新型コロナウイルスが猛威を振るいご不安なかたも多くおられるかもしれません。

 それらご不安なきよう、当院は、診療を続けます。

 2001年開業以来、大晦日までは診療を続けて参りました。
 今回は、特別な年越しです。
 東京都からのご依頼もあり、コロナ禍、診療体制が薄くなることを補うために、
 開業以来やったことのなかった1月1日~3日の「特別診療体制」を取ります。

 そこで患者様へのお願い:

 1、できる限り、12月31日までの受診をお願いいたします。
   門前薬局で対応できるのは12月31日までと1月4日からであり、薬局探しにも苦労されることとなります。

 2、特別診療体制の1/1~1/3に受診される際は、一度当院へお電話(03-5547-1191)をお願いいたします。
   少ない人員での診療であり、患者さんが混みあわない調整をさせていただきます。

 3、1/1~1/3は、薬局の在庫の関係もあり、長い日数の処方ができないだろうことをあらかじめお断りします。

  

 ●年末年始の日程について:

 12月
 29日(火)9:00-13:00 
 30日(水)9:00-13:00
 31日(木)9:00-13:00

 1月
 1日(元日、金)9:00-13:00(特別診療体制) 
 2日(土)9:00-13:00(特別診療体制) 
 3日(日)9:00-13:00(特別診療体制)

 4日(月)午前8:15-9:30、11:00-12:00 午後15:30-19:00
 5日(火)以降 (通常通り)
     午前8:15-11:30、午後15:30-19:00


 現在、お咳のかぜ、熱のかぜ、下痢・嘔吐などおなかのかぜなど、いろいろなおかぜが流行っています。
 喘息の子が、咳を出していることも多いです。
 
 都内では、ご存じの通り、新型コロナウイルス感染症の第三波が猛威を振るっています。
 
 都の感染の広がり状況からすると、誰もが感染するリスクがあり、インフルエンザのように感染したからと言って、感染したひとが悪いわけでもなんでもありません。

 子ども達の学び・遊びの機会を保障しつつ、コロナ禍を乗り切って参りましょう!

 よいお年を。


●新型コロナウイルス感染症の感染・発病時の相談先

1、感染したかも? 

 ⇒中央区保健所コールセンター☎03-3541-5254

2、発熱で受診したい

 ⇒東京都発熱相談センター☎03-5320-4592又はかかりつけ医

3、コロナウイルスにり患した場合

(1)子どもの養育は?:

その子どもの陰性が未確認⇒保健所・児童相談所が連携し医療機関で一時保護

       陰性を確認済⇒一時保護所や乳児院などでお預かり

(2)高齢者・障がいのある方の介護・介助は?:担当のケアマネージャー、お年寄り相談センター、障害者福祉課等にご相談を

その方の自立が可能⇒ホームヘルプや配食サービスなど区が紹介

     自立が困難⇒地域の施設のショートステイなどを利用

(3)ペットの世話は?:

預かる知人やペットホテルがない⇒東京都専用ダイヤル☎03-5320-4392

              ある⇒知人やペットホテルへ

(4)り患したご本人が今まで通り在宅療養を継続したい⇒在宅療養医に相談し継続



以上

文責:小坂こども元気クリニック・病児保育室 院長 小坂和輝
   東京都中央区月島3-30-3ベルウッドビル2~4F 電話03-5547-1191
   クリニックホームページ:http://kosaka.clinic/

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東京都の感染状況と対策、2020.12.30新型コロナウイルス・モニタリング会議より

2020-12-30 14:12:15 | 新型コロナウイルス感染症:感染の広がり状況

 2020.12.30新型コロナウイルス・モニタリング会議より、最新の東京都の感染状況を見ます。
 また、都の対策の考え方も、合わせてみます。

*********都の対策、都知事会見2020.12.25記者会見資料より**********************
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/governor/governor/kishakaiken/2020/12/25.html

次に、医療提供体制の状況であります。東京都発熱相談センターを設けておりますが、こちらは12月29日(火曜日)から1月3日(日曜日)までの間、つまり年末年始、街が止まってしまうようなところ、心配になったとき、どういうふうに連絡をしたらいいだろうか、誰に相談しようかというときには、こちらの方にご連絡ください。相談センターの回線数を35回線から60回線まで増強いたしております。年末年始の間も症状があると思った方、ちょっとおかしいなと思った方、ぜひ受診できるように診療所、調剤薬局に対応もお願いしておりますので、まずは体調がおかしいなと思った方は、この相談センターの方にご連絡をください。もちろんかかりつけ医の先生にご相談をするということももちろん必要であります。

また、現在、医療機関では入院患者さんを確実に受け入れられるように、重症病床220床を含めて、合計3500床を確保しております。そのうち、都立公社病院でありますけれども、これまで800床、それから、プラス300床で、合計1100床確保しております。そして、宿泊療養施設、ホテルでありますが、現在、約4000室の用意ができているということで、今後、入所対応を行う看護師さんを増強しまして、より多くの患者さんを受け入れると、このように手はずを整えております。

次に、年末年始も大変厳しい状況と言いましょうか、忙しい状況になる保健所の支援についてであります。まず、感染拡大で業務負担が増加している保健所でありますが、その支援を強化いたします。と同時に、さらなる感染拡大を防ぐ、そのために積極的疫学調査を担うトレーサー班を増員いたします。これは9月、11月、2回にわたって会計年度任用職員を合わせまして、56名採用いたしました。そして、56名採用しましたが、保健師、看護師、准看護師、40名程度の増員を行って、さらに体制強化を図るというものでございます。募集は今日から、そして1月下旬以降の採用ということを予定をいたしております。資格をお持ちの方、ぜひここでお力をお貸しいただきたいと思います。

続いて、東京iCDCについてであります。東京iCDCにおけます専門家ボード内の新たなチームの設置についてであります。アメリカには疾病センター、CDCという大きな連邦政府の機関がありますが、東京iCDCは東京都の疾病、中でもi、これはインフェクシャス、インフェクション、感染という意味です。感染に関してのセンターを設けているということでありますが、ここにチームが幾つかあります。そこに2つのチームを新たに設置いたします。1つが「微生物解析チーム」、そして、もう1つが「研究開発チーム」、この2チームを新たに創設をするということであります。

冒頭お伝えしましたように、欧州の一部で変異種が発生したということでありますけれども、「微生物解析チーム」では、都内の保健所から提出いただいた検体について、ウイルス株の解析を進めることで、コロナウイルスの伝播性や病原性、遺伝子変化がどうなっていくのかなどの検討を行うというチームであります。

「研究開発チーム」の方でありますけれども、こちらでは新型コロナウイルスの制御に有用な例えば紫外線、それから、その他の消毒薬などに関しての新たな研究開発について、情報収集を行ったり、またこうした知見の応用、実践などの検討を行うということであります。

この東京iCDCは既に発足している中で、「疫学・公衆衛生チーム」、こちらに書いてありますけれども、既に5つチームがございますけれども、これで2チームが加わることによって、計7チームで感染防止対策をさらに強化をしていくというところであります。






*********モニタリング会議2020.12.30 **********************






















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