読まねばと思います。『民主主義を救え!』 ヤシャ・モンク〈著〉
まずは、書評抜粋。
******朝日新聞2019.10.19 書評 抜粋*****
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14223411.html
なぜ民主主義は危機に陥ったのだろうか。かつて民主主義が安定したかに見えた第2次大戦後に比べ、三つの条件が失われたと著者は指摘する。第一はフェイクニュースを抑制していたマスメディアの優越、第二は生活の安定とより良い未来への期待、そして第三は民族的な同質性である。これらの条件は、インターネットの発展、未来への不安、そしてエスニックな多様性によってそれぞれ失われた。
それでは、どうすれば民主主義を立て直せるか。本書は、課税、住宅政策、さらに市民教育などによって、国家への信頼を取り戻す諸提案をしているが、最後に強調されるのは、勇気である。民主主義の危機において、私たちはポピュリスト政治家を前に声を上げられるか。問われているのは「信念のために戦う」勇気であるという結論が重い。
こんにちは、小坂クリニックです。
台風19号の甚大な被害が全国各地で出ています。亡くなられたかたのご冥福をお祈りいたします。被災された皆様にお見舞い申し上げます。
幸い本区での被害は、倒木や佃児童館の雨漏り、中央区ホームページが繋がりにくくなったこと等除き大きな被害はありませんでした。
これら台風の経験も踏まえ、避難行動要支援者の避難対策含め災害への備えや適切な情報発信ができますように区へ提案をして参ります。
徐々に、涼しくなってきました。風邪の子も増えてきています。
おなかの風邪が増えてきました。咳の風邪もやや多いです。喘息の発作の子もいます。水ぼうそうもあります。
手足口病やヘルパンギーナ、プール熱(アデノウイルス)など夏特有のかぜはだいぶん減ってきましたが依然出ています。特に手足口病がまだ出ています。
RSウイルス、溶連菌は少し出ています。
インフルエンザが出ており、学級閉鎖や学年閉鎖も局地的に出ています。爆発的な流行には入らないまでも、このままだらだらと続くかもしれません。
「決算特別委員会」の集中審議そして「中央区議会第三回定例会」は無事終了いたしました。診療時間につき、たいへんご不便をおかけし申し訳ございませんでした。
もうひとつ、中央区議会福祉保健委員会の行政視察が来週あり、申し訳ございませんが、全日休診となります。引き続きご迷惑をおかけいたしますこと、どうかご了承願います。
子ども達の施策の前進に向け臨んで参ります。早朝7:15~・夜間或は休日に診療時間を作り、診療との両立対応を致す所存です。
病児保育は通常通り実施いたします。
〇インフルエンザ予防接種の接種を開始致しました。
〇チメロサールを含まないインフルエンザワクチンは、入荷が少々ありました。ご希望のかたは、予約時に申し出てください。もちろん、妊婦さんを優先に接種を振り分ける方針は引き続き続けます。
〇毎年恒例、クリニックの健康標語、募集開始致しました。〆切10/31まで。
1、10月の土・日曜・祝日(6日(日)、13日(日)、14日(祝)、20日(日)、22日(祝)、27日(日))は、すべて急病対応致します。
10月
19(土)9:00~13:45
20(日)9:00~10:30,11:45〜13:00
22(祝)9:00~13:00
2、全日休診のお願い、病児保育は行います。
10月
23日(水)全日休診
24日(木)全日休診
25日(金)午前10:15~11:30、午後通常通り3:30〜7:00
3、早朝予約枠(平日早朝7:15-8:15)の予約のとりかた
この枠は、予約制で対応致します。
インターネットで、19時までにご予約下さい。ネットが出来ない場合、当院に予約のお電話を下さい。
なお、日曜、祝日の次の日の早朝予約は、カルテ準備の都合上、前日12時までに手続き下さい。
診察券番号と生年月日でログインができます。
https://www2.i-helios-net.com/pc/hw2_pc_login.php?MID=4825
早朝予約枠:平日 午前 7時15分~8時15分
8時15分以降は、通常の受付順の診療となります。
4、準夜間診療枠(平日準夜間19:00-20:00):
同上のやり方で、ネット予約下さい。
発達相談、いじめ相談、不登校外来など、相談外来の時間を設けます。
5、病児保育について:(幼児教育・保育無償化対象事業、還付申請に対応可能な領収書を発行しています。)
お子さんの急な発熱、ご病気で保育園・幼稚園・小学校に登園・登校できない場合、病児保育でお預かりいたします。
*利用当日でも登録は可能ですが、念のための事前登録をお勧め致します。
*原則17時30分までですが、18時30分までの延長も可能です。当院にご連絡下さい。
*土曜日の病児保育もまた、ご相談ください。
*保育園での急な発病の場合、親御さんに代わって当院スタッフが、保育園に出向き、そのまま当院で病児保育へ移行することも可能です。
6、予防接種、乳幼児健診:午前11:30-午後1:00、午後3:10-3:30(診療時間内においても、実施可能)
*ブックスタート事業と連動し、赤ちゃんに絵本をプレゼント致します。
*乳幼児健診においては、全例にスクリーニング器機を用いた簡易視力検査を行い、弱視なども見落さぬようにチェックします。
*土曜日、日曜日も予防接種や乳児健診をお受けいたします。
*おとなの方の風しん抗体価検査及び風しんやMRの予防接種も致します。
7、インフルエンザ予防接種 接種開始。
今年はどうなるかわかりませんが、インフルエンザワクチンの供給量が、去年は不足しました。
また、いまでもインフルエンザは散発しており、インフルエンザの流行が、早くなることも予想されています。
接種をお考えのかたは、お早めにされますことを、推奨させていただきます。
小児:3000円/回(消費税込み)
成人:3000円/回(消費税込み)
*接種価格は、クリニックや病院によって値段は様々ですが、使用しているワクチンは、全て厚労省の検定済みのもので効果は同等です。
その中で、できるだけご負担のないような価格設定を当院は目指しています。昨年と同じ価格設定とさせていただきました。
*チメロサールを含まないものを使用していきたいと考えていますが、今年もまた供給が十分でなく、昨年同様にチメロサール入りとなることをご了承願います。
あきらめずに、なんとか、チメロサールを含まないワクチンの入手を頑張る所存ではあります。
現在のところ、チメロサールを含まないワクチンは、まず、妊婦さんを優先に接種を振り分けさせていただきます。
*痛くない経鼻噴霧のワクチンであるフルミストのほうも今年も実施いたします。
後日、あらためて、お知らせさせていただきます。接種開始は、11月下旬の予定です。
8、毎年恒例、クリニックの来年度の標語の募集中!
素敵な標語、お考え下さい!
最優秀作品は、2020年カレンダーに掲載させて頂きます。
副賞は、図書券5,000円をプレゼント!
お一人様何作品でも、お子様、保護者様、どちらでもお申込み頂けます!
どしどしご応募ください。
○募集期間 : 10月1日~10月31日
*最優秀作品賞: 1名
2020年カレンダーに掲載および図書券5,000円
*優秀作品賞 : 5名
図書券3,000円
○応募方法 : 小坂クリニック2階の応募箱へまたは、メールでお送りください。
①診察券番号 、②氏名 ( )才、③電話番号と共に、④標語作品をお送りください。
標語宛先のE-mail genkids1@yahoo.co.jp (必ず御連絡先とお名前を記入してください。)
2019年の健康標語 それぞれのメダルに向かって一歩ずつ
9、イベント
①10/20(日)子どもフェスティバルhttps://www.city.chuo.lg.jp/kosodate/kenzenikusei/kodomofestival.html
②10/27(日)健康福祉まつりhttps://www.city.chuo.lg.jp/event/matsuri/_user_fseiei_time_2019.files/matsuri2019HP.pdf
③11/4(祝、月)第12回まるごとミュージアムhttp://www.marugoto-chuo.jp/
10、中央区立の小学校特認校制度(申請10/1-10/21)、中学校自由選択制(申込み10/24迄)のご説明、特に学校説明会の日程など。
11、五輪を契機に「一校一国運動」のさらなる充実を
中央区のすべての幼稚園・小学校・中学校で、国際理解教育がなされています。さらなる充実を考えて参ります。
12、中央区政について:決算特別委員会 終了
来年度令和2年の予算構築に向け意見しました。⇒
中央区2018年度(H30)決算に対する区議会決算特別委員会審議(2019年令和元年10月)を通して、2020年度(令和2年度)予算の構築を考える、子ども政策を基本に据えて(根拠資料添付)
今後は、申し述べている点を中心にさらに具体の施策を進めて参る所存です。
13、来週以降、まちづくり協議会が開催され、選手村を抱える中央区の交通問題・安全対策等を中心とした協議がなされます。
内容はお伝えして参ります。安全対策、区民生活に支障を来さない対応につき、議論を深める所存です。
2019年7月段階の選手村、交通環境の問題点 ⇨
都心の交通環境向上のレガシーを作るべく五輪の交通計画の提示と実行を!中央区の三地域のまちづくり協議会を終えて
小坂和輝メール:kosakakazuki@gmail.com
以上
調査結果の集計を期待をいたしております。
*******池上正樹氏2019.10.07 抜粋*******
https://diamond.jp/articles/-/217691
引きこもり経験者らでつくる当事者団体が、10月17日から「ひきこもり・生きづらさについての実態調査」を1000人規模で行う。国の調査とは違い、当事者ならではの内面からの目線で、引きこもる本人たちの思いを知って今後の施策づくりにも参照できる点でも注目される。
<あなたはいま、いかがお過ごしでしょうか。
何を思い、どのように生きてきたのでしょうか。>
そんな書き出しで始まる「お手紙」を添えて、全国の当事者たちに調査の協力を呼びかけるのは、引きこもり経験者や、発達障害、セクシャル・マイノリティといった当事者でつくる一般社団法人「ひきこもりUX会議」。2019年3月に公表された内閣府の40歳以上(64歳まで)の実態調査では、調査対象者5000人のうち、広義のひきこもり群の定義に該当したのは47事例で、この少ないサンプルから試算せざるを得なかった。
今回のように、性別や年齢を問わず、1000人の引きこもり当事者に回答してもらうことで、信頼性の高い統計やリアルな実態を把握しようという趣旨で当事者団体自らが調査に乗り出すのは、初めての取り組みだ。
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2019/10/17/12.html
令和元年度第5回「東京2020オリンピック・パラリンピック環境アセスメント評価委員会」を開催します
1 日時
令和元年10月25日(金曜日) 10時00分~
2 場所
東京都庁第二本庁舎31階 特別会議室23
3 議題
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に係る実施段階環境アセスメントについて
- お台場海浜公園について
- 評価書案に係る項目別審議及び総括審議
- 仮設施設について
- 事業計画概要報告書の報告
- その他
4 委員名簿
別紙(PDF:125KB)のとおり
5 その他
会議は、公開で開催されます。
傍聴を希望される方の受付は、午前9時30分から行います。
問い合わせ先 環境局総務部環境政策課 電話 03-5388-3526 |
マラソンの部分がよく見えないため、小池都知事の見解を見ておきます。
*******記者会見*******
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/governor/governor/kishakaiken/2019/10/18.html?fbclid=IwAR2K0Hq_bm1Ogwcq3JpNT0051MraGpoesfyFKBwHysegwksjJRGGlJJbv9g
5 IOCによる東京2020大会のマラソン・競歩の変更計画発表について
【知事】最後でございますが、IOCによります東京2020大会のマラソン・競歩の変更計画発表についてでございます。
今回の唐突な発表には大変驚いております。そして、ご承知のように、私が知事に就任する前ですけれども、2013年、オリンピック・パラリンピック招致委員会にて、8月の東京は温暖で理想的な気候だとして招致活動が行われました。そして、2013年のブエノスアイレスの国際オリンピック委員会の総会で、東京開催を獲得してきたということで、皆様も、あのシーンについてはよくご記憶のことだと思います。
この2013年でありますけれども、その年は、全国的に大変猛暑でございまして、その上で東京開催が決定されたということでございます。
今回の件でありますけれども、アスリートファーストという観点は非常に重要なポイントでございますので、私もそのとおりだと考えております。一方で、これまでも、IOCのメディカルコミッティーのアドバイスを受けながら、アスリートファーストの東京大会にすべく、様々な対策を講じて参ったところでございます。
具体的には、選手向けの暑さ対策として、組織委員会で一部競技における開始時間を大幅に繰り上げなどいたしまして、その取組を進めて参りました。それから、IOCのご指導もいただきながら、組織委員会、国と連携いたしまして、多くの経費をかけながら、また、地元自治体の皆様方、商店街、ボランティアの方々の多くとともに、時間を費やしまして、暑さ対策などに走り回ってきたということでございます。その結果として、これまでIOCのバッハ会長からも、大会の準備については、オリンピック新記録だという高いご評価もいただいてきたところでございます。
さて、オリンピック開催まで、あと280日、パラリンピックは312日となりました。そもそもIOCが決めておられます7月から8月の開催を前提に招致されて、日本の、そして東京の自然環境への対応に、関係者の皆様が色々な思いを胸にしながら、協力そして準備を進めてきたところでございます。
突然、この札幌ということでございますが、なぜ札幌なのかということを、いつ誰がどのように検討してきたのか、開催都市の東京都に協議もございませんで、札幌という提案が突如なされたことにつきましては、大変疑問を感じざるを得ないというところでございます。
もちろん、これまでも準備を重ねてきたわけでございますので、東京でという気持ちは変わりがございません。そしてさらに、今回、IOCが、会場の変更ということで提案がございまして、地元の自治体からも色々なご意見も伺っているわけでございますが、マラソンを楽しみにしていたよ、その都民の気持ちも大切にしてほしいといった、そのような声も寄せられているところでございます。
これまで、日程、それから会場については合意して、この気候、このルートでコンディションを整えてきた内定選手の方々、それから、チケットの当選者も決まっているわけでございまして、色々な方々がその日のために心血を注いできたということを考えましたら、開催都市と何ら議論もせずに、会場の移転が突如提案されたことについては驚きでございますし、なぜこのような形になったのか、IOCから都民の皆様に説明を聞いてみたいところでございます。いずれにしましても、今月末に調整委員会が開催されることとなっております。そちらでの協議を進めて参りたいと考えております。
質疑抜粋
【記者】NHKの成澤です。マラソンと競歩の件について2点お伺い、伺います。
まず1点目なんですけれども、IOCのバッハ会長が、昨日、ドーハでマラソンと競歩の会場について、もうIOC理事会と大会組織委員会は札幌市に移すことを決めたというふうに述べているんですけども、これについて、東京都の小池知事の現状認識を伺いたいというので、あくまでも決まって、まだ決まっていないという認識なのか、もう決まっているという認識なのか、その辺を伺い、伺えますでしょうか。
【知事】組織委員会と森会長ともお話もしたわけでありますけれども、今月末の調整委員会の方で協議するということで私どもは理解しております。その後、IOCと組織委員会の方で、どのような形になったかは、直接は存じ上げておりませんが、報道でそれらについて伺っているということのみであります。
【記者】すいません。もう1点なんですけども、先ほど小池知事は自民党本部を訪れて、二階幹事長と会談されてたと思うんですが、その中でも、このマラソンと競歩のことも話題になったということを先ほどおっしゃってたんですけれども、少しやりとりが具体的に教えていただけるようでしたらお願いできますか。
【知事】そうですね。これまでの経緯と、それから東京都としてこれまで準備もしてきました、やはり都民に対しての説明もしなければならない。それについて、どのように説明していいのか分からないような状況であるということをご説明させていただきました。そして、それについて、まず、与党の幹事長としてご理解をいただいて、やはり2020大会をどう成功させるかについては同じ思いだと、このように思っております。
また、東京都としても、これまでの準備など、どういったことをやってきて、そしてまた都民の皆様へ、この後も含めてどう対応するかについてのご協力などもお願いをしたところで、その点についてはご理解いただいたということであります。
「医療的ケア児・重症心身障害児の災害時の避難について」アンケートが実施されています。
結果を施策へ生かしていかねばなりません。
中央区も福祉避難所の形、そこへの避難の支援、そこでの安心した避難の生活を構築することが求められています。
⇒ https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdkI96yKHHzW7N8D6g5iDK3balAO1N7YuxfBbMJHYP7GRG7-Q/viewform
中央区議会決算特別委員会に委員として出席致しました。
2018年度(平成30年度)に対する中央区議会決算特別委員会審議(2019年令和元年10月)を通して、2020年度(令和2年度)予算の構築を考えます。
******考察(2018年決算に対する態度表明文より)*******
第1、区政運営における重大な問題点について
本年(令和元年)7月1日、中央区は、定住型住宅に対する容積率の緩和を廃止等する地区計画の変更(以下、「地区計画の変更」という。)https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/keikaku/tikukeikaku_kinoukousinngata/tikukeikaku.htmlを告示し、まちづくりの方針を、人口回復策から人口増加を抑える方針へと大きく転換した。人口回復を達成したため、人口増加をおさえて、いまの都市スタイルにあった行政サービスを提供することを目的にした「地区計画の変更」である。人口がこれ以上増えることに対する地域住民からの疑問を受け止め、ブレーキを踏む趣旨であることは、吉田不曇副区長も2019年(令和元年)5月30日放送『NHKクローズアップ現代』のインタビューhttps://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4287/index.htmlで答えており、当委員会の都市整備費の私の議論でも再度確認された。2018年度(平成30年度)は、『基本計画2018』の初年度であるとともに、この中央区のまちづくりの方針を劇的に変える「地区計画の変更」の議論がなされた重要な年度であった。
しかしながら、晴海五丁目における選手村跡地開発で大規模な住宅供給があきらかになっている中で、さらに月島三丁目で総工費1257億円(うち補助金189億円)を投入し二棟の大規模マンションをそれぞれ1000%近くに容積率を大幅に緩和して計画して定住型住宅を合計2107戸供給し、結果、月島の下町情緒や既存コミュニティの崩壊や児童急増への対応として月島第一小学校の校庭をさらに狭くさせて校舎を増築し、耐え難い教育環境の悪化を招こうとしている。「地区計画の変更」では、既存マンションの最大約800棟を「既存不適格」にし、建替えの際に同じ面積の部屋が貰えなくなる制限を区民に強いている一方で、月島三丁目においては容積率を大幅に緩和することは、アクセルをブレーキと踏み間違えた多いに矛盾を孕(はら)む政策であり、看過することができない。「地区計画の変更」でなされることとなったまちづくり方針の転換に沿った再開発の抜本的な見直しを求める。
この月島三丁目の再開発の問題点については、地元住民による自主的な勉強会が100回以上開催され、メディアも、本年だけでも、2月日本経済新聞社新書『限界都市 あなたの街が蝕(むしば)まれる』、6月集英社新書『限界のタワーマンションン』で取り上げられ、9月15日には『the japan times』が月島再開発の特集を組み海外メディアも注目をし始めている。
また、本委員会の議論の中で、他会派からも再三にわたり、障がいのある方の生涯教育の重要性が指摘され、文科省からも本年7月8日に、障がいのある方の生涯教育を教育振興基本計画に位置付けるべきことの局長通知http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/041/toushin/__icsFiles/afieldfile/2019/07/16/1418929.pdfが発せられているにもかかわらず、現在改訂作業中である同計画への位置づけが、中央区の教育委員会の所管が義務教育の範囲であるという組織体制の理由を盾になされないことは、「教育の中央区」を謳い文句とする本区としては、疑問を抱かざるを得ない。
そのほかにも、
①「電磁的記録」もまた開示請求の対象である「行政文書」であることは、情報公開条例第2条第2項本文で規定されているにもかかわらず、審議会の音声録音データが公開されないこと、
②本来公開であるはずのまちづくり協議会が、その代表者で構成される「4地区合同協議会」が非公開で運営されてしまったこと、
③「本の森ちゅうおう」の運営を区直営で行うか、指定管理で行うべきか、事柄の重要性からは会議体を設けて検討がなされるべきところ会議体による検討がなされていないこと、
④いままでなされてきた最も重要なパブリックコメントのひとつである「行政評価」に対するパブリックコメントが本年度からなされなくなったこと、
⑤都市計画案や原案に対する意見書の〆切が、締切日当日消印有効から締切日当日必着へと利便性を大幅に低下させる変更がなされたこと、
⑥今回、板状棟の開発協力金(あったとしたなら、概算、板状棟4177戸×100万円=41億7700万円の雑入)が一切ないことが判明したが(なお、タワー棟1455戸×100万円=14億5500万円は雑入有りの予定)、2018年11月15日開催のオリンピック・パラリンピック特別委員会で都市計画事業担当課長が、「晴海五丁目西地区の開発協力金の件について、まだ全体についての協議が整ったところではないが、少なくとも今回の板状棟の部分については、戸数に見合った開発協力金を支払うという話の協議をしているところ」https://www.kugikai.city.chuo.lg.jp/kaigiroku.cgi/h30/oripara20181115.html?userq=10という旨の答弁をされた以上は、答弁内容のそもそもの誤り或は主要な内容の大幅な変更を議会に対し放置のままにされたこと
など、本区の「開かれた区政」が後退しつつあることにも懸念を抱く。
第2、財政状況について
本区の決算は、会計指標上は、問題なく推移をしているが、今後控える晴海の施設整備、「本の森ちゅうおう」の整備、本庁舎整備、学校・施設の大規模修繕など経費が掛かることが控えており、適切な公債発行と基金の取り崩しの引き続きの健全財政に期待をする。さらには、城東小【資料68】などでは、超高層大規模再開発の中に多大な権利床を得ており、今後の管理費・修繕積立金の出費は、「退職給与引当金」同様に可視化する必要がないか検討を求める。
第3、来年度の予算編成への要望について
来年度予算編成に当たっては、本委員会で議論をして来たことを含め、以下、24項目を要望する。
1、いじめ小学校94件中学校40件合計134件【資料】。いじめをなくすための学校での組織的な取組やネットルールを児童・生徒自らが作成する自主ルールの取組の拡大(現状、阪本小、月島第三小、銀座中、晴海中の4校【資料287】)
2、不登校小学校23人中学校61人合計84人【資料257】。不登校の子ども達への支援と学校卒業後の引き続きのフォロー
3、がん教育【資料286】や病気に関する知識などの医学面からの健康教育の充実【資料283】【資料261】)
4、学校の働き方改革の推進【資料265】、「部活動支援員」(【資料285】現状7人)など学校支援するボランティアの配置の広がり
5、希望する子ども達が、五輪ボランティアとして参加する機会のさらなる創出
6、医療的ケア児29名(18歳未満、18歳以上は8人【資料169】)含め障がいのある方々のコーディネーターによる学校環境の整備、高校卒業後の居場所・活動場の整備と親亡き後の場としてのグループホームの整備
7、児童精神科の専門家と連携をしつつ発達障害の子ども達の能力を伸ばすための積極的なプログラムの導入
8、阪本幼稚園や晴海新設保育園で実施の「幼保連携型認定子ども園」のさらなる拡大
9、幼保無償化を契機とした子どもの預かりの場の安全性の確保(【資料139】【資料155】【資料161】)、及び幼稚園類似施設への幼児教育相当分の無償化の拡大
10、親御さんががんに罹患した家族を包括的に支援するコーディネーターの設置【資料170】
11、自殺者31人(19歳以下0人)【資料177】。自殺未遂者へのアプローチを強化することで自殺予防を進めること
12、認知症のかた少なくとも3171人【資料310】。認知症になっても住み慣れた地域で生を全うできる地域づくり及び人生の最後の医療やケアがどうありたいかのアドバンス・ケア・プラン(ACP)作成支援
13、障がい者スポーツ拠点の創設
14、区民マラソンのファミリー部門2kmは希望者全員が参加可能にすること
15、新設桜川保育園・高齢者施設での“共生ケア”のモデル実施
、
16、要支援者7995人【資料117】。避難行動要支援者への災害時ケアプランの作成(現状29%【資料311】)の拡大。発災直後の迅速な安否確認体制の確立
17、福祉避難所や聖路加国際病院との災害協定の締結【資料174】や、要支援者個別避難計画作成支援、「00000(ファイブゼロ)JAPAN」含め災害時通信環境の整備などを含めた『地域防災計画』の改訂
18、通信速度を100ギガ・bpsとすること含めICT環境や通信インフラ整備、ICT教育の充実やAIを用いた業務の効率化、病室などで授業に参加できる仕組みの整備
19、町会・自治会・商店街・消防団・NPO・花咲く街角や公園自主管理ボランティアなどプロアクティブ・コミュニティ活性化のさらなる支援
20、全区的な風環境の調査及び対策の実施
21、段差ゼロとする歩行環境の整備及び完全歩車分離式信号機を導入することによる交差点事故の撲滅
22、まちづくりや再開発の仕組みや用語をわかりやすく解説した情報の住民への提供、再開発を経験された方々の声の集約、住民同士の話し合いの場の提供によるまちづくりに参加する権利の保障
23、築地市場跡地、地下鉄新線、新庁舎、本の森ちゅうおう、ほっとプラザはるみの温浴施設などのまちづくりにおける開かれた議論
24、日本橋首都高地下化における急降下・急カーブをなくすように日本橋川を有効活用した線形変更
以上、強く要望する。
第4、認定について
冒頭第1で述べたように、特に月島三丁目北地区への補助金4200万円は、区の政策の方針に矛盾を来したものであり単体としては同意できないと考えられるものであるが、一方で、2017年度(平成29年度)より「新公会計制度」導入という大改革を成し遂げ、本委員会へは、財務諸表と一体となった「行政評価書」を提出された。
さらに、2018年度(平成30年度)における
①子ども発達支援センター「ゆりのき」の開設と「育ちのサポートカルテ」の本格実施【資料176】、
②医療的ケア児を含めた重症心身障害児に対応した放課後デイサービスの実施、
③晴海地区への病児・病後児保育室の新設【資料158】、
④京橋築地小、阪本小、銀座中へのタブレット端末等導入によるICT環境の整備、
⑤ブックスタート事業と子ども読書通帳開始、
⑥全幼小中学における「一校一国運動」の実施【資料288】
など子ども達のための多くの重要な新規・充実の各事業が実施されており、これら含めた一般会計の総体を不同意とすることはできないと考える。
第3において述べた点を含め、本態度表明や本決算特別委員会での議論で述べられた点が、新年度予算及び本年度改定作業中の『教育振興基本計画』https://www.city.chuo.lg.jp/kosodate/kyouikuiinkai/kyogikai/kentouiinkai/_user_kyosyomu_time_20190711.html、『第2期子ども・子育て支援事業計画』https://www.city.chuo.lg.jp/kosodate/keikaku/kodomokosodatekaigi/index.html、『保健医療福祉計画』https://www.city.chuo.lg.jp/kenko/tiikihukushi/fukushi_keikaku_suishiniinkai/kaigi_kaisaizyoukou/reiwagannendo/_user_fkanri_time_.htmlに十分に反映され、第1で指摘の改善事項が改められることを期待して、各会計に同意をする。
区政運営において、今回指摘させていただいた内容の改善がなされない場合には、警鐘をならす意味合いから今後は不同意もありうることを申し述べ、子どもを守る会の態度表明とする。
以上。
********私が入手した資料********
〇第1、容積率緩和の廃止 その理由について NHKクローズアップ現代 反訳 抜粋
〇第1、教育振興基本計画へ障がいのあるかたの生涯教育を位置づけるべきことの文科省 局長通知 2019年7月8日 抜粋
********中央区が決算特別委員会へ提出した資料類*************
〇第2 管理費・修繕積立金の可視化に関連して
〇第3、1 いじめ発生件数
〇第3、1 ネット使用の自主ルールを児童・生徒自らが作成を実践している学校
〇第3、2 不登校含め長期欠席の現況
〇第3、3 がん教育
〇第3、4 先生の働き方改革に関連して
〇第3、4 学校への「部活動支援員」の配置
〇第3、6 医療的ケア児者の現況
〇第3、9 子どもの安全性の確保 ご家庭
〇第3、9子どもの安全性の確保 保育園
〇第3、9子どもの安全性の確保 学校での安全性
〇第3、10 がんに親御さんやご家族が罹患された家庭を包括的に支援するコーディネーターの配置に関連して、現在のコーディネーターの配置状況
〇第3、11 自殺に関する現況
〇第3、12 認知症のかたの数 介護ケアプランからの抽出
〇第3、16 避難行動要支援者 登録者数
〇第3、16 災害時ケアプラン 作成割合
〇第3、17 防災協定の現況
〇第4、①「育ちのサポートカルテ」作成
〇第4、③病児保育の実施の状況
〇第4、⑥ 幼小中の「一校一国運動」
災害時ケアプラン 図書:http://nippon.zaidan.info/jigyo/2017/0000091859/jigyo_info.html
災害時ケアプラン 神奈川県:http://www.pref.kanagawa.jp/docs/ga4/cnt/saigaiiryou/documents/shishin.pdf#search='%E7%81%BD%E5%AE%B3%E6%99%82%E3%82%B1%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3'
厚労省マニュアル: http://www.nanbyou.or.jp/upload_files/saigai.kaitei.pdf#search='災害時ケアプラン'
松本市: https://www.city.matsumoto.nagano.jp/kurasi/bosai/torikumi/bosai_keikaku/sigaijisienplan.files/gaidorainhen.pdf#search='災害時ケアプラン'
福島県心のケアプラン: https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/50123.pdf#search='%E7%81%BD%E5%AE%B3%E6%99%82%E3%82%B1%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3'
むつ市: http://www.city.mutsu.lg.jp/reiki_int/reiki_honbun/r291RG00000401.html
金場 敏憲 氏ご解説:台風第19号 の接近に伴い、岩淵水門地点の水位がAP+4.0mに達しました。このため、岩淵水門を閉鎖し、隅田川の水位上昇を防ぎます。との情報! 岩淵水門を閉じて、墨田川の水位上昇を防ぎ、都心部の安全は確保され安心。しかし、その水量は、水位を増している荒川に流入し、さらに大幅な水位上昇となることも知っておきたい。なお、これらの水位基準は、APと称されるArakawa Peil(荒川ペイル)と呼ばれ、東京都中央区新川にある霊岸島水位観測所の最低水位をもって定めています。なお、Peilはオランダ語で水準の意味です。昔のキティ台風の時の荒川の水位は、AP+3.15 mの標示が荒川船堀橋下に記載されています。つまり、岩淵水門のAP+4.0mは、その時を越えています。引き続き、注意し、安全を確保しましょう。
○国土交通省 荒川下流河川事務所
https://twitter.com/mlit_arakawa_ka/status/1182994197474754560?s=12&fbclid=IwAR1Mz2l6793LFEQr_bT-QS-HdzC4vH8fxUT7E36mtkq_HTlSslWrPIKqRRs
@mlit_arakawa_ka
#台風第19号 の接近に伴い、岩淵水門地点の水位がAP+4.0mに達しました。
このため、岩淵水門を閉鎖し、隅田川の水位上昇を防ぎます。
今後の台風情報等にご注意ください。#荒川 #岩淵水門
21:19 - 2019年10月12日
〇台風の状況、直感的に見れるサイト: https://windy.com/
〇NHK 台風情報:https://www3.nhk.or.jp/news/special/disaster/typhoon19/
〇中央区 台風情報:https://www.city.chuo.lg.jp/bosai/kinkyubosai/taihu_19gou-oshirase/index.html
〇荒川のライブ情報:http://www.ktr.mlit.go.jp/arage/arage00079.html
〇川の水位情報、例えば隅田川;https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/river/8303040011/
〇停電情報: http://teideninfo.tepco.co.jp/?fbclid=IwAR1-Id5B77IN0PEnZOVJgpM9eZ3Z_mSW
*****ツイッター*******
東京都水防認証済みアカウント
@tokyo_suibo
気象庁防災情報認証済みアカウント
@JMA_bousai
国土交通省 荒川下流河川事務所認証済みアカウント @mlit_arakawa_ka
【台風19号】ネットで集める避難や洪水の警戒情報。必ずチェックすべきアカウントやサイトは?
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5da12f49e4b087efdbae70d8?ncid=fcbklnkjphpmg00000001&fbclid=IwAR1SAaVBuqkqUrMIeOXhwFnV52tJq4erze5OQjoEzlFnBa_XUMeUqqIc-QI
中央区からの情報:
台風19号による自主避難所の開設について
大型で非常に強い台風19号の接近に伴い、午前11時を目途に自主避難所を開設します。自主避難する場合には、テレビやラジオなどの情報をよく確認し、風雨が強くなる前に避難してください。
自主避難所について
自主避難所は、自宅で過ごすことを不安に感じた区民の方のための施設で、毛布の準備はありますが、食糧や飲料水などの準備はされていません。
開設時刻
午前11時
開設場所
京橋プラザ区民館(銀座1-25-3) 3階 第5号室
日本橋公会堂(日本橋蛎殻町1-31-1) 2階 第3洋室
月島社会教育会館(月島4-1-1) 4階 第2和室
注意事項
- 区から水・食糧などの配布はありません。自主避難する場合は、ご自分で必要な物品をご持参ください。
- 台風の風雨が強まった時間帯での避難は大変危険です。自主避難する場合は、テレビやラジオなどの情報をよく確認し、風雨が強くなる前に避難してください。
お問い合わせ
危機管理課危機管理担当
電話:03-3546-5087
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中央区の台風19号に関する情報一覧: https://www.city.chuo.lg.jp/bosai/kinkyubosai/taihu_19gou-oshirase/index.html