朝、家を出て自転車で坂を下り職場に向かう。
15分くらいだが、ブルゾンを通して、初冬の風は冷たい。
朝日も徐々に弱くなり、あれほどきつかった日差しも、地球の傾斜には
かなわぬようだ。
桜の葉は赤く色づき、イチョウの葉は見事な黄色になった。
歩道に積もる落ち葉を早朝からせっせとかき集める人々。
濡れた落ち葉は滑りやすく危険だ。
ありがとう!
小学校へ向かう横断歩道では、生徒がグループで
渡ってい . . . 本文を読む
先の「小沢党首の悩み」の結果、報道各紙が、民主党は深く
傷ついたといった矢先に、NHKの世論調査の結果は、
自民1ポイント、民主3ポイントアップ、となった。
これが読みきれないのがメディアの実力だろう。
なぜ、こうなるのか。
家人が言っていた。
「だってテレビに出ているのは、民主党の人ばかり、
福田さんだって漁夫の利を狙って、笑っていただけではないの」
今回の動きは、不正でもなんでもない。
党首 . . . 本文を読む
午後になって京都・四条に出かけた。
「木村伊兵衛の眼」展を観るためだ。
この時期、京都はすごい人だ。
今年は紅葉が遅れているので、紅葉狩りには早いが
「そんなこと関係ない」のだ。
写真展の会場は、何必館・京都現代美術館。
木村伊兵衛の写真はこの美術館が所蔵している。
初めての開催ではない。
木村伊兵衛といえば、木村伊兵衛写真賞に名が残る。
小型カメラ・ライカで昭和を写し撮ったことで有名な人だ。 . . . 本文を読む
この世界共通の日(11月第3日曜日)は、2005年
世界保健機構が定めた。
発端は 93年に英国の「ロードピース」という団体が始めたという。
交通事故は世界的課題だから、犠牲者のための日を制定することは
重要なことだと思う。
日本では今年が初めての取り組みになる。
シンボルの「黄色い風車」は、犠牲者が「千の風」となって、
身近にいることを知るためという。
交通事故の犠牲者は。日本では6千人台だ . . . 本文を読む
土曜の夜は、団地の理事会だった。
7時半から11時と長かった。
理由は来年度に三役として残る人を決めるために
長引いたからだ。
1年間、理事を務めたあとに数人が三役として残るのである。
これが決まらない。
高齢者や時間のとれない人が多いためだ。
分譲団地だが、高齢者が多くなった。
母子家庭もある。夜間の勤務の人もいる。
さまざまの理由で、みんなのために時間をとることが難しくなった。
一方、地域の行 . . . 本文を読む
最近、京都南部にあった池の古地図を見て遊んでいる。
淀川(桂川)と宇治川、木津川の三つの大河が合流する地点が
山崎である。
昔、サントリーの広告が水温が違う三つの川が合流する山崎には
深い霧が発生し、豊潤なウイスキーが蒸留されると謳った。
サントリーのウイスキーがおいしいかどうか知らないが、
この三川合流は、人工的なものだと最近知った。
京都南部には大きな池があったという。
その名を巨椋池という . . . 本文を読む
昨夜、自治体の人事担当者の話を聞く機会があった。
いままでおぼろげな認識しかなかった臨時・非常勤等職員の待遇に
ついての実態を少しばかり理解できた。
自治体の財政が厳しいことはつとに報道されている。
ではそれがどのような実態なのかは、少なくとも私はよく知らないが、
バブル崩壊以降、税収が減少し、地方への税源委譲が自治体の
財政を圧迫しているだろうことは容易に推測できる。
実際、役所の中では、経 . . . 本文を読む
読売・渡辺社主がこの2ヶ月間、水面下で動いていたことが
報道されるようになってきた。
鳩山幹事長は2ヶ月前に話があったという。
断られても相手を変えて、手練手管を繰り返していたのだろう。
この場合、読売新聞はどうしていたのか。
報道機関という役割を降りていたのだ。
党首会談が失敗に終わった今も、自社の社主の関与を報道することが
できない。
「メディアはメディアを語らず」とは、よく言われることだが . . . 本文を読む
今夜は、旧街道脇にある旧畳屋でバリアフリーの寄り合いがあった。
この畳屋は明治2年の建物で、近くに神社の畳を一手に引き受けて
いたという。有名な畳屋だ。
往時は繁盛していたらしく 主の居宅はなかなか贅を尽くしている。
中庭の奥には、茶室もある。
昭和初期と思われる写真が残っているが、畳職人を大勢抱えて商売して
いたことがよくわかる。
「3丁目の夕陽」の舞台となる昭和33年の写真もあり、
黒塗りの . . . 本文を読む
これだから 政治も歴史も面白い。
「壊し屋」と言われた小沢氏が、民主党の統合のために
留任することがほぼ決まった。
数日間で 今回の連立話は 終わることになる。
与党は漁夫の利を得ようとしたが、安倍内閣崩壊に比べれば
大したことはない結果だ。
今回の連立の取り組みで、明らかになったことも多い。
超老人二人組「お達者クラブ」が介護予防に有効だということだ。
足腰も頭もしっかりしている。
少し話が . . . 本文を読む
これは毎日新聞 岸論説委員の言葉だが、その通りだが、
一言付け加えたい。
それは、「日本」では未知の領域に入った。
ということ。世界を見れば、この程度の政治的な不透明感は
日常茶飯事である。
その意味で日本の政治的混乱は、想定範囲内だったといえよう。
ここに来てやっと 想定できない不透明感となった。
各紙が書く「混迷を深める」などの言葉は大げさすぎると思う。
小沢氏が辞める辞めないと大騒ぎだが、 . . . 本文を読む
このようなマニュアル機を使うのは本当に久しぶりだ。
押すだけのカメラがどんなに簡単か、よくわかる。
車のマニュアルクラッチと比べてもカメラの方が大変だと思う。
中でも結構負担になるのが、フィルム入れと、巻き戻しだ。
フィルム入れがうまくいかないと、巻き戻し時にひどいことになる。
巻き上げが重くなり、何かの拍子に軽くなって終わったと思い
裏蓋を開けると、巻き戻しの途中だったりする。
そうそう、昔そ . . . 本文を読む
2004年11月4日。岩清水日記を書き始めた。
丁度、3年前である。
「ケリーが敗北した日に始めることになりました」。
私の第1回のブログの文章だ。
ブッシュ再選の日だった。
米国がゴアを選んでいたら、ケリーを選んでいたら
世界の政治は変わっていただろう。
特に中近東情勢は変わったに違いない。
ブログを書いて3年。1000本に積み重ねて、やっとこさ
ブロガーといってもよいかなと自分でも思って . . . 本文を読む
今回の党首会談で、小沢氏は2度決断した。
1回目は、連立をする。2度目は責任をとって辞任する。
小沢氏の細かなコメントを読むと、理解はできるが、
賛同する人間は少数だろうと思う。
付け加えたマスコミ批判はよほど腹に据えかねたのだろう。
よくわからないのは、党首会談を二人でしているのに
その内容が記事になることだ。
どうしてわかるのだろう。
特に特定に新聞系に。
これだから、このような会談はして . . . 本文を読む
といっても、テレビ放映での話し。
昭和33年をノスタルジーで描くとこうなるという映画。
建物や路地裏の風景も、モノクロ写真のままだ。
テレビが家庭に入って、集団就職が金の卵と言われていた。
東京タワーが復興の象徴として建築されていった。
そこには、つい十年余り前に戦争があったという雰囲気がある。
しかし、この年、岸内閣のもと、警察官職務執行法改正案が
国会に提出され、国民の怒りをかっていた。
. . . 本文を読む