お茶一杯もコーヒー一杯も、実はほとんど同じ原価でその価格は5円と言われています。
お抹茶であればちょっとした日本風観光地で和菓子付きで500円くらいは払うでしょうか。しかし多くの人たちはコーヒー1杯に対しては100円~数百円を支払う気持ちがあるのに、心のどこかで(お茶はタダでしょ)と思っています。
お茶がタダでコーヒーは有料という通年は、長年培われてきた西洋崇拝の歴史もあってなかなか治りそうにありません。
そんなお茶を改めて見直すきっかけになるでしょうか。
---------- 【ここから引用】 ----------
「お茶プレッソ」誕生 築地の老舗が1月5日から100円で
2009.12.16 09:35
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/091216/biz0912160941007-n1.htm
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/e7/51be735aa4f35e1de449ade7ce70ff3e.jpg)
東京・築地や銀座で日本茶専門店を営む創業80年の日本茶の小売卸業「うおがし銘茶」が、来年1月5日から同社の運営する喫茶室で新メニュー「お茶プレッソ」を売り出す。高い圧力をかけて抽出するコーヒーのエスプレッソをお茶に応用した“お茶版”。同社は「これをきっかけに日本茶本来のおいしさ、楽しさを広く知ってもらいたい」と期待をかける。
お茶プレッソは日本茶の新しい楽しみ方を提案するために同社が開発した。煎茶よりも味が濃く、抹茶よりも透明感が高い。喫茶室ではお茶請けをつけて100円での販売を予定している。お茶プレッソ用の茶葉の販売は予定していない。
同社は東京・銀座に「茶・銀座」、築地に本店と新店である「茶の実倶楽部」などお茶専門店を構える。伝統や格式より、味と手軽さを重視した販売が銀座や築地市場のなじみ客には広く知られ、銀座の有名すし店にも卸している。
しかし、お茶の消費量は、家庭の日本茶離れや日本茶専門店の高級志向などを背景に減少していることなどから、日本茶本来の価値の見直しにつなげようと、新商品投入を決めた。
開発当初は「抵抗があった」(岡本直也築地新店店長)というが、試飲を繰り返すうちに味が定まり「また飲みたくなる味に仕上がった」と話している。
同社の広報、土屋葉さんは「日本茶がもっと気軽でおいしいものであることを知ってほしい」と話している。
---------- 【引用ここまで】 ----------
最近ではお茶を飲む家庭も減ってきて家に急須がない家が増えて、逆に急須はあってもお茶を葉っぱで入れるのは面倒くさくて、お客様が来てもボトルのお茶をだして事足れりとしている方も多いのだとか。
農産物としてのお茶は、春先の一番茶が商取引場一番高くて、それが一日経つごとにどんどん収穫量が増えて値段がどんどん下がるという商慣行になっています。
そして春先のお茶が終わっても、植物としてのお茶はまた葉っぱを出すので夏から秋にかけて二番茶、三番茶が穫れることになりますが、これはもう春先のお茶に比べると格段に低い価格でしか買ってもらえません。
ボトル茶が他の砂糖入り清涼飲料水などに比べると健康的に映っても、春先の柔らかい(静岡あたりの方言では『みるい』と言いますが)新芽から出る甘い玉の汁を味わうと、まったく別物だと言うことがわかるのです。
手揉み茶の名人が揉んでくれたお茶なんて本当に甘くて、く普段急須で飲んでいるお茶とも全く違う飲み物であることも印象的です。
でも多くの日本人にはもうそうした機会も失われ、お茶を味わい分ける舌すら失われたのかも知れません。
「お茶プレッソ」なんて、どこかキワモノのような気もしますが、改めてお茶に対する世間の耳目を引くという意味はあるのかも。
売り出したらまずは頂いて来ようと思います。
お茶はリーフ(茶葉)で飲むべし!
お抹茶であればちょっとした日本風観光地で和菓子付きで500円くらいは払うでしょうか。しかし多くの人たちはコーヒー1杯に対しては100円~数百円を支払う気持ちがあるのに、心のどこかで(お茶はタダでしょ)と思っています。
お茶がタダでコーヒーは有料という通年は、長年培われてきた西洋崇拝の歴史もあってなかなか治りそうにありません。
そんなお茶を改めて見直すきっかけになるでしょうか。
---------- 【ここから引用】 ----------
「お茶プレッソ」誕生 築地の老舗が1月5日から100円で
2009.12.16 09:35
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/091216/biz0912160941007-n1.htm
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/e7/51be735aa4f35e1de449ade7ce70ff3e.jpg)
東京・築地や銀座で日本茶専門店を営む創業80年の日本茶の小売卸業「うおがし銘茶」が、来年1月5日から同社の運営する喫茶室で新メニュー「お茶プレッソ」を売り出す。高い圧力をかけて抽出するコーヒーのエスプレッソをお茶に応用した“お茶版”。同社は「これをきっかけに日本茶本来のおいしさ、楽しさを広く知ってもらいたい」と期待をかける。
お茶プレッソは日本茶の新しい楽しみ方を提案するために同社が開発した。煎茶よりも味が濃く、抹茶よりも透明感が高い。喫茶室ではお茶請けをつけて100円での販売を予定している。お茶プレッソ用の茶葉の販売は予定していない。
同社は東京・銀座に「茶・銀座」、築地に本店と新店である「茶の実倶楽部」などお茶専門店を構える。伝統や格式より、味と手軽さを重視した販売が銀座や築地市場のなじみ客には広く知られ、銀座の有名すし店にも卸している。
しかし、お茶の消費量は、家庭の日本茶離れや日本茶専門店の高級志向などを背景に減少していることなどから、日本茶本来の価値の見直しにつなげようと、新商品投入を決めた。
開発当初は「抵抗があった」(岡本直也築地新店店長)というが、試飲を繰り返すうちに味が定まり「また飲みたくなる味に仕上がった」と話している。
同社の広報、土屋葉さんは「日本茶がもっと気軽でおいしいものであることを知ってほしい」と話している。
---------- 【引用ここまで】 ----------
最近ではお茶を飲む家庭も減ってきて家に急須がない家が増えて、逆に急須はあってもお茶を葉っぱで入れるのは面倒くさくて、お客様が来てもボトルのお茶をだして事足れりとしている方も多いのだとか。
農産物としてのお茶は、春先の一番茶が商取引場一番高くて、それが一日経つごとにどんどん収穫量が増えて値段がどんどん下がるという商慣行になっています。
そして春先のお茶が終わっても、植物としてのお茶はまた葉っぱを出すので夏から秋にかけて二番茶、三番茶が穫れることになりますが、これはもう春先のお茶に比べると格段に低い価格でしか買ってもらえません。
ボトル茶が他の砂糖入り清涼飲料水などに比べると健康的に映っても、春先の柔らかい(静岡あたりの方言では『みるい』と言いますが)新芽から出る甘い玉の汁を味わうと、まったく別物だと言うことがわかるのです。
手揉み茶の名人が揉んでくれたお茶なんて本当に甘くて、く普段急須で飲んでいるお茶とも全く違う飲み物であることも印象的です。
でも多くの日本人にはもうそうした機会も失われ、お茶を味わい分ける舌すら失われたのかも知れません。
「お茶プレッソ」なんて、どこかキワモノのような気もしますが、改めてお茶に対する世間の耳目を引くという意味はあるのかも。
売り出したらまずは頂いて来ようと思います。
お茶はリーフ(茶葉)で飲むべし!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en3.gif)