北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

美しい街並み~ときわ台住宅

2009-12-13 23:48:01 | Weblog
 年賀状の一言添えもほぼ目処がついたことから、今年どうしても見ておきたかった風景を見に、本当に久しぶりに自転車を担ぎ出しました。

 見ておきたかったのは、東武東上線の「ときわ台駅」北側に広がる常盤台住宅団地。

 ここは、鉄道会社が沿線の住宅地開発を始めた昭和10頃から進められた住宅地開発事業で、先輩格の田園調布を意識して設計されたものです。

 その特徴は、住宅地の街並みで自動車といかに生活を競合させるかに苦労している点。通過交通の自動車がむやみにスピードを出して危ない目に遭わないように道路の中心に樹木を植えて一方通行の道路にしたり、家の前を車が通る危険を減らすためにクルドサック(フランス語で袋小路の意味)と呼ばれる回転場を作るなど工夫が凝らされているのです。
 地図の中に丸い輪っかが見えますか?





 実際行ってみるとこのあたりは確かに良好な住宅地で、一軒あたりの土地の面積も広ければ、樹木を植えた家も多く、本当に閑静な古くからの高級住宅地という感じがしました。




 もっとも最近ではここに住みたくても面積が大きいと土地代が高いということもあり、一軒の敷地を分割して売却するようなことも出始めていて、住民からは「それをすると地域のレベルが下がる」としてちょっとした紛争の種にもなっているよう。

 良い住宅地を作るのも難しいのですが、それを維持するのはさらに難しいのです。





    ※    ※    ※    ※

 ところで、久しぶりに自転車を取りだしたのは良いのですが、出発の池袋駅で自転車を組み立てたところ前輪がパンクしているのを発見。

 一瞬呆然としましたが、幸いネットブックをリュックサックに入れていたのと、幸いなことに駅前が無線LANの使える場所だったために、これで池袋駅近くのサイクルショップが検索できました。

 そしてそのショップの住所へは携帯電話の地図機能を使ってたどり着き、なんとかパンクを修理してもらえました。どうやら空気が減ったままチューブが折れていたところへ高圧の空気を入れたのが悪かったのかも。

 パンクを発見してから修理まで約1時間を無駄にしましたが、よく1時間で済んだものです。これもITのおかげです。

 しかしそう言えば仲間の自転車乗り達はみんな予備のチューブを持ち歩いていましたし、パンクしたらすぐに自力で直してしまったのを思い出しました。

 一人前の自転車乗りになるためには、私もパンク修理の実技を身につけなくてはならないのですね。とんだ教訓でした。
 
コメント
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