北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

誰もが記録者になれる時代

2013-09-03 22:31:20 | Weblog

 不安定な大気の状態の中で、埼玉県越谷市から千葉県野田市にかけて竜巻が発生し、家屋の屋根が飛ばされたり窓ガラスが割れるなどの被害が発生しました。

 また、60人以上が重軽傷を負い、車両破損が数十台に上るといった報道もあり、被害規模は甚大です。

 被害に遭われた方にはお見舞いを申し上げつつ、避けようのない災害だけに心が痛みます。

 竜巻の映像も多くの住民から寄せられたようで、テレビや新聞などももっぱら住民提供の画像や動画を紹介して報道に使っています。

 また気象庁でも、一般市民から提供された画像によって、いつどこでどれくらいの竜巻が発生していたかを分析することに役立てているようで、面白い世の中になりました。

 竜巻なんておそらくは過去にも被害があったのでしょうけれど、動画として記録に留められるようになったのはここ数年のことで、誰もが撮影能力を有していればこそです。

 これらの動画はおそらくスマホをすぐに取り出して撮影したものでしょうけれど、これほど多くの国民が画像をすぐに撮れる能力を有するようになったというのはすごいことですね。
 

     ◆   


 少し前に、駅で電車の車両とホームのわずかの隙間に女性客が落ちてしまったのを、他の乗客たちが協力しながら車両を押して救出したということが話題になっていました。

【海外の反応】 「これぞヒーロー達!」 日本で電車とホームの間に挟まれた女性を駅員と乗客達が協力して救出!
  → http://bit.ly/1a3hcck

 この行為に対して、海外から称賛の声が多く寄せられていましたが、そのなかの一つに、「輝かしいね。もしこれがイギリスの駅だったらみんなiphoneで挟まれた人の写真を撮ってFacebookに乗せるだけだよ」というのがあって、苦笑いしてしまいました。

 皆が撮影能力を有していても、こんなときには協力できるのがいざというときの日本人の強みであってほしいものです。

     ◆   


 三重県で女子高生が帰宅途中に殺されるという痛ましい事件がありました。

 防犯カメラに上手く写っていないかなと願います。

 こういうところにこそ、社会の目と記録能力を駆使して、一日も早く犯人を捕まえて欲しいものですね。

 

コメント
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