北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

利尻富士の夕焼け

2013-09-16 23:18:27 | Weblog

 いよいよ天塩中川でのキャンプも最終日。

 二泊したキャンプでは、夜中に強い雨が降ったものの、朝になると曇り程度で済み、日中はほとんど雨にあたりませんでした。

「これは強いパワーを持った晴れ男か晴れ女がいるね」と笑いましたが、それが誰かは良くわかりません。


     ◆   


 我が家のキャンプは道具立てが多いために、撤収にやたらと時間がかかるのがいつもの癖。

 今回もチェックアウトの11時ぎりぎりにキャンプ場を出発しましたが、キャンプ場で娘夫婦とは分かれて、それぞれのルートで帰路に就くことにしました。

 我々夫婦は道北の川での釣りを試してみたくて、音威子府川へ直行。

 ヤマベの期待が大きかったのですが、連日の雨のせいで濁りも入って釣果どころか魚の影も形も見られません。

 アメマスっぽい魚が一匹、驚いて逃げて行ったのを見ただけでした。残念!


     ◆  


 釣果こそなかったものの、道北で初めて釣りもできたので満足してあとはドライブをしながら札幌へと帰ってきました。

 昨日、幌延の知人から、「中川へ帰るんだったら幌延らしい沿道景観の道があるからそっちを通ってみてください」と言われていたのですが、実は道を間違えて、そこを通ることができませんでした。

 それが心残りだったので、少々遠回りでしたが言われた道を北上して幌延経由で帰ることに。

 牧場が続く道を走りながら、(なるほど、牧場の風景がいいね)などと思いながら走っていると、遠くに利尻富士が見えてきました。

 昨日サロベツ原野を案内してもらっていた時は雲に隠れて全く見えなかったのですが、今日は西の方向から晴れ間が広がって、利尻富士がはっきりと見えます。

 


 【これだって結構素晴らしい風景だったのです】

 

 なるほど、昨日道を間違えたのは今日もう一度来いという布石だったのか、と納得です。

 今日の夕焼けは車を走らせるほどに色濃くなってゆき、天塩町についたころにはいよいよ日も落ちて素晴らしい夕焼けとなりました。

 夕焼けなど見慣れているはずの地元の方たちも海沿いへ出てきてじっくり眺めるほどの、素晴らしい夕焼けです。

 カメラに"夕日モード"というのがあったので、それで撮影してみました。

 ちょっと赤が強調されていますが、まあこれくらいの迫力はありました。

 
 ラジオでは台風による雨と風の被害が連呼されていましたが、北へ北へと行ったためにそれらを感じずにすみました。

 避暑ならぬ、避台(風)でしょうか。

 道北のキャンプは良い思い出になりました。

 今度は釣果や湿原の花にも期待して、もっと暖かい時期に来たいものです。

 

コメント
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