北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

妙高高原お掃除ツアー

2013-11-15 23:45:22 | Weblog

 この時期恒例の、新潟県妙高高原での同窓会兼掃除ツアーに参加です。

 夕方の飛行機で羽田空港→友人と合流して車で関越道・長野自動車道を経て妙高高原のペンション「モンセルヴァン」へとやってきました。

 こちらのオーナーはかつて某市に努める技術公務員でしたがご家庭の事情でここ妙高高原でペンション経営へ転職したのですが、私も彼が霞ヶ関へ出向中に知り合った一人です。

 そして同僚や友人たちがここへ集ううちに、なかなか掃除が行き届かないという話を聞いて、掃除ボランティアとして支援を始めたもの。

 我々は「お掃除ツアー」と呼んでいますが、冬のスキーシーズン直前のこの時期の金曜日の夜に現地集合。土曜日の朝から夕方まで精一杯家中の掃除をして、夜は宴会、日曜日の朝に現地解散というわけです。

 例年北海道から参加している私や、大阪、九州と全国各地から仲間が集まるのでさながら年に一度の同窓会にもなっているのです。

 
    ◆   


 最初は天井の電気の傘を掃除するくらいから始まったものが、年を重ねるうちに効率的になったのと掃除技術も向上し、また前年に掃除したところはそれほど汚れがたまっていないこともあって、掃除をする範囲が広く、かつ奥深くなっていきました。

 こうして部屋の汚れを見れば見るほど、汚れへの眼力も強まって、どういうところがどのように汚れるかという想像力が働くようになっています。  


 掃除って、普段人の目と関心が向いていないところに光と愛情を注ぐ作業です。

 ほんの少し撫でてあげるだけで溜まった埃が取り除かれてその場所が息を吹き返します。

 掃除の最後には、汚れている所というよりも、(目の行き届いていないところはないか?愛情を注ぎそびれているかわいそうな部分はないか?)というような気分にすらなります。

  
 ときどきモンセルヴァンに泊まったお客さんが感想を書き込むようなサイトを覗いてみるのですが、評価の一つとして「きれいに掃除されていました」というコメントがあるとちょっと嬉しくなって、(また頑張ろう)と思うのです。


 夜の長野道を疾走してペンションにはジャスト夜中の1時に到着。

 さて明日はがんばるぞ、っと。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする