さよなら、そしてこんにちは

荻原浩さんの『さよなら、そしてこんにちは』を読みました。

別れを見続ける男の元に訪れる、幸せな出会いを描いた表題作。
戦隊物のヒーローに熱中する専業主婦のこっけいさと格好良さの対比が面白い『美獣戦隊ナイトレンジャー』
頑固（？）な寿司職人を襲った悲喜劇にうなずかされた『寿し辰の一番長い日』
などなど、計七篇の職業別短編集とでも言いましょうか？に、共感し、同情し、喝采を送りたくもなりました。
様々な職種ならではの日々の喜怒哀楽に、とても楽しまされました。
全部感想を言いたいところですが、今回は控えめにさせていただきます。